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2017年06月01日

Room1: 東啓介×納谷健 インタビュー6/6 【僕らの休憩室】

東啓介 納谷健 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

今話題の俳優二人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。全6回に渡ってお届けしている東啓介さんと納谷健さんの対談も今回が最終回。6回目となる今回は将来についてのお話。お二人が30歳までに叶えたい夢についても伺いましたよ!

 

「いらっしゃいませ」一言への意識も、今に活きるはず

東啓介 納谷健 インタビュー 対談 タウンワークマガジン:今の仕事にも活きているバイトの経験って何かある?

納谷:そうだねー、自然に笑顔を出せるようにはなったかな。これはカフェのアルバイト経験のおかげやと思う。けっこう人見知りなんだけど、バイトのおかげで人当たりが良くなった気はする。

:それ、いい話だね。特にこの仕事って、共演者とか裏方の人とか、たくさんの人と一つになっていい作品を目指すから、人当たりの良さって大事だと思う。

納谷:バイトしてて良かったと思うよ、ほんまに。とんちゃん(東さん)は?

:俺は恥ずかしながら、バイトの時にもっとこうしてれば良かったなって思うことの方が多いかも。挨拶をもっと丁寧にしたりとかね。「いらっしゃいませ」の一言も、どう言ったらお客さんが気持ちよくなるかまで意識してれば、今に活きてたのになぁって。

納谷:なんか、そこまで真面目に振り返って反省していることに尊敬するわ。

:いや、本当に思ってるのよ。だから、健の話聞いて、当時からそういう意識でバイトしてたのすごいなって思った。

納谷:じゃあさ、バイト時代の自分に点数つけるとしたら、何点?

:さっきの話もそうだけど、店頭での呼び込みとか、レジ打ちとか、やらなきゃいけないからとりあえずやるだけ、って感じだったし。なんか、バイト時代思い出したら、自分が情けなくなってきた…。

納谷:なにそれ可愛いな(笑)。じゃあ逆に、これは完璧にやってた!ってことはある?

:あります。整理整頓とか掃除とか。店内をピッカピカになるまで磨いてやったり、雑誌をキレイに並べたり、ドリンクをラベルの向きまで全部揃えたり。そういうとこ、こだわっちゃうタイプだから、これに関しては全力だったね(笑)。

納谷:その時点で2点じゃないと思うけどな。俺の独断で10点あげます!何点満点か知らないけど。

:おい(笑)。

 

役者は感謝の気持ちを忘れちゃいけない仕事

東啓介 納谷健 インタビュー 対談 タウンワークマガジン:バイトのおかげで人あたりが良くなった健さんは、普段から意識してることってある?

納谷:えーと、なんやろ。どんな時も素直でいることかな。

:おー、なんか深そう。いつから意識してるの?

納谷:専門学校に通ってた頃。当時、周りの人達が事務所のオーディションに受かったり、出演する舞台が決まり始めててさ。内心、結構焦ってたんだよね。そんな時、学長に「納谷くんは素直になればいいお芝居ができるよ」って言われたのはよく覚えてる。

:すげぇ。俺、そんなこと言われたことないわ。

納谷:そのあと、声優のオーディションがあって。アドバイス通り素直に自分らしくやってみたのよ。結局オーディションは落ちちゃったんだけど、後日やっぱりあの子を使いたいってことで、呼んでもらえたんだよね。

:学長のアドバイス、ドンピシャ!

納谷:そうそう。それからは素直でいることを意識するようになったね。芝居に関して、とんちゃんが大事にしていることも興味あるなぁ。

:俺はベタかもしれないけど、感謝の気持ちを忘れないってことかな。

納谷:あ、それ超わかる。

:この仕事してると、たくさんの人から色々な言葉をもらえるじゃない。先輩からのアドバイスとか、仲間からの励ましとか、もちろんお客さんからも温かい言葉をたくさんもらえる。

納谷:ありがたいよね。

:そうなんだよ。めちゃくちゃありがたくて、これは絶対に感謝の気持ちを忘れちゃいけないなって。大げさじゃなく、全てに感謝だなと思いながら、お仕事させてもらってる。

納谷:とんちゃんの話聞いて、改めて感謝しなきゃなと思ったわ。ありがとう。

:早速の感謝(笑)。

−お二人は、ご自身の将来についてはどう考えていますか?

:最終的にはマルチに活躍したいなとは思ってます。それこそ、舞台だけじゃなく、テレビや映画でも活躍したい。

納谷:俺も、テレビとか映画に出てるとんちゃん見てみたいな。

:でも、まずはやっぱり舞台という場所で、しっかり自分の演技ができるようになりたい。そういう意味では、30歳までに帝国劇場に立つっていうのが今の目標かな。健は?

納谷:んー、そこまで具体的な夢じゃないけど、なにか大きな賞をとりたいっていうのはあるよね。俺も30歳までに。

:いいね!アカデミー賞とか?

納谷:とれたらいいよね。でも、主演男優賞じゃなくていいかな。キャラじゃないし。助演男優賞とか若手新人賞とか?

:野心家なんだか謙虚なんだか(笑)。

 
−最後に、10年後のお互いを想像して一言お願いします。

東啓介 納谷健 インタビュー 対談 タウンワークマガジン「ぶれずに自分の信じた道を突き進んでいると信じています。変わらずにストイックでいてね。」 
これはもう、言葉のままです。ブレずに、ストイックな健のままでいてください。

納谷「スター東。これからも誰もが憧れるエンターテイナーであれ!」
僕にとっては、とんちゃんはスターですから。やっぱり、これからもみんなのスターでいてほしいです。

 
6月からは人気の舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜でも共演され、同い年でもある二人。お互いに刺激し合いながら、これからも多くの舞台で活躍する姿を見せてくれるのでしょうね!さて、次回「僕らの休憩室」Room2には仮面ライダーシリーズに出演された俳優の久保田悠来さんと桐山漣さんをお迎えします。こちらもお見逃しなく!

東啓介 納谷健 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

■Profile
東 啓介 Keisuke Higashi

1995年7月14日生まれ。東京都出身。O型。
2013年「D-BOYSオーディション10th」のファイナリストに残り、同年、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの千歳千里役で本格デビュー。主な出演作に、舞台『弱虫ペダル』シリーズ 葦木場拓斗役、舞台『刀剣乱舞』燭台切光忠役、ミュージカル『薄桜鬼』原田左之助役など。

【公式Twitter】@keisuke_higashi
【公式ブログ】http://ameblo.jp/keisuke-higashi-we/
【公式サイト】http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000062/

■Profile
納谷 健 Takeru Naya

1995年8月7日、大阪府生まれ。
2016年に「第4回劇団Patchオーディション」で準グランプリを獲得し劇団に加入。2017年 舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺に小夜左文字役で出演。その他、舞台作品を中心に活動中。主な出演作品は、『ホイッスル!BREAK THROUGH-壁をつき破れ-』『大正浪漫探偵潭~君影草の設計書~』『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~天晴版』、ミュージカル『薄桜鬼 原田左之助 篇』斎藤一役など。

劇団Patch公式HP:http://www.west-patch.com/
公式ブログ:http://ameblo.jp/patch-west/

文:恩田貴行、寺本涼馬 撮影:田形千紘

撮影地/CAFÉ VIET ARCO

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