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2017年06月08日

Room2: 久保田悠来×桐山漣 インタビュー2/6 【僕らの休憩室】

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント

今話題の俳優2人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。全6回でお届けしている久保田悠来さんと桐山漣(※正しくは、サンズイに連)さんの対談。2回目となる今回は、桐山さんのインタビューをお届けします!芝居の話から休日の過ごし方まで、余すことなくお話しいただきました!

 

ミュージシャンの道から役者の道へ

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント―テレビドラマ『コードネームミラージュ』では森山真一/ミラージュ役として主演を務めるなど、俳優としてご活躍中の桐山さんですが、この世界を目指したきっかけを教えてもらえますか?

元々はバンドをやっていて、ベースを担当してました。きっかけは、単純にモテたかったから。最初は不純な動機でしたが、やっているうちに人前に立つ楽しさにどんどんハマりこみ、気づいたら本気でプロを目指してましたね。でも、21歳のときに挫折しました。「これで食っていくのは難しいだろうな」って感じるようになって…。

そこで、役者の道へ進むことに決めました。

バンドやってたときに味わった拍手喝采を受ける気持ちよさとか、オーディエンスを盛り上げる高揚感はこの先もずっと感じていたいなって思ったんです。

もちろん音楽とお芝居は違うけど、人前で何かを表現するのはバンドと同じ。役者でも、バンド時代と同じ興奮が味わえるんじゃないかと思って、この世界を目指しました。

―お芝居の中でも、特に好きな仕事はありますか?

映画とかテレビとか舞台とか、選り好みしてるわけじゃないですが、強いていれば映像作品ですね。“みんなで一つのものを作り上げる感”が半端なく好きです。エンドロール観ると、本当にたくさんの方の名前が出てくるじゃないですか。特に映画なんて、「これ何人いるんだ?」ってくらい。それだけの人数で一つのものを作りあげるのって、すごいことだと思うんですよね。

例えば、全国各地からロケ地を探してもらったり、カメラマンさんが工夫を凝らして撮影して下さったり、撮り終わった後もすごい時間をかけて編集したり。そうしたみなさんの努力が繋がれて、ようやく完成したときは感動モノ。たまらないですね…。

 

心に闇を持つキャラクターに共感するのは、僕自身が闇に生きる人だから

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント―役作りの際、何か意識されていることってあるのでしょうか?

最初の頃は“自分らしさ”を意識してましたね。でも最近はやめました。逆に今は、そういった部分を削ぎ落としたいなと思ってます。どんな役でも、演じるべきキャラクターがある。そこに近づこうとしたら、自分らしさはむしろ邪魔なんです。

ただ、自分に“演じやすいキャラ”っていうのは確かにありますね。特に、闇を抱えているような役は演じやすい。影があるというか、二面性があるというか。僕自身、いつも孤独を感じてる生き物なので、キャラクターが持つ心の闇に共感しやすいんだと思います。だから、演じていて楽しいですね。

―最後に、仕事をしていないときの桐山さんの闇の素顔を教えて下さい。

いや、普通ですよ(笑)。一人でスーパー銭湯に行ってのんびりして、3時間くらいボーッとしてたり。車に乗って海を眺めに行ったり。口に出してみると、孤独感がすごいですかね。その時その時で生きてるので、前もって友達を誘うのが苦手なんです。誰か、俺のことを強引に誘ってください(笑)。

でも、大人数で遊ぶのが嫌いなわけではないんです。船舶免許を持っているので、夏は船を借りて気ままにクルージングしたりしてますね。自分の思うまま、のんびり海を進んでいくのが最高に気持ちいいんです。

―クルージングにハマったきっかけは?

もともと、アウトドアが好きだったんです。自然に囲まれるだけでリフレッシュできますし、開放的な気分になれる。空気も美味しいですしね。

クルージングにハマったのも、そのフィールドが陸から海になっただけという感じなんです。もちろん、陸のアウトドアは今も大好き。陸のアウトドアって言い方も変ですけど(笑)。

―クルージングは、どなたと行かれるんですか?

メンツは、もうバラバラですね。役者仲間もいますし、昔からの一般の友達とか海好きな仲間と島に行ったり、海に飛び込んだりしてます。男ばっかりなんですけど、みんなでわいわいするのは楽しいですね。

神奈川県の三崎に行った時は、船を漁港に停めて新鮮な海鮮を食べました。三崎はマグロが有名なんです。あの美味しさはちょっと他にはないですね。是非、一度食べに行ってみて欲しいです。

 
自身を“いつも孤独を感じている生き物”と語る桐山さんですが、お話を聞いていると、みんなで一丸となって作品を作り上げることへの熱い思いがひしひしと伝わってきますね。さて次回はいよいよ久保田さんと桐山さんの対談が始まります。お見逃しなく!

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント

■Profile
桐山漣 Renn Kiriyama

2013年『韓国ソウルドラマアワード2013』 (JAPAN俳優部門1位)ネチズン人気賞受賞。
主な出演作:ドラマ『傘をもたない蟻たちは(CX)、『まんまこと~麻之助裁定帳~』(NHK)、『ロストデイズ』(CX)、『37歳で医者になった僕』(CX)、『仮面ライダーW』(EX)、
映画、『新宿スワンⅡ』(園子温監督)、『カノン』(雑賀俊朗監督)、『呪怨-ザ・ファイナル-』(落合正幸監督)、『群青色の、とおり道』(佐々部清監督 )、『L♥DK』(川村泰裕監督)
現在『CODE:M コードネームミラージュ』(TX他)OA中。2018年は『曇天に笑う』(本広克行監督)の公開が控えている。

【公式Instagram】@renn_kiriyama_official
【公式ブログ】https://ameblo.jp/renn-kiriyama/

文:恩田貴行、寺本涼馬 撮影:田形千紘

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