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2017年06月19日

Room2: 久保田悠来×桐山漣 インタビュー5/6 【僕らの休憩室】

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント

今話題の俳優二人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。久保田悠来さんと桐山漣(※正しくは、サンズイに連)さんの対談をお届けしているRoom2も、残すところあと2回となりました。今回は、桐山さんが久保田さんのバイト時代に迫ります!

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役者じゃなくて、焼肉屋の店長になろうかと本気で考えた(久保田)

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント桐山:インタビューする側ってなんか新鮮ですね!

久保田:謎の緊張感ね(笑)。

桐山:なんか上下関係逆転してみたいで気持ちいい(笑)。じゃあ早速ですが、悠来くんが今までしてきたバイトを教えて下さい。

久保田:一番最初は蕎麦屋だね。

桐山:あー、いそう!蕎麦屋のあの和な感じの制服に会いそうだよね。

久保田:ところがまさかのTシャツだったんだなこれが(笑)。

桐山:Tシャツ?なんで?

久保田:そこの蕎麦屋、ちょっと異質でさ。店長の彼女が外国籍の方だったのよ。内装や店舗システムも彼女のアドバイス満載だったから、和の要素が激薄。店長の呼び方も「マスター」だったし(笑)。

桐山:ウケる(笑)。蕎麦屋入って店員が「マスター」って呼んでたら二度見するわ。

久保田:なかなか個性的でしょ。で、その後に居酒屋でバイトして、次は焼肉屋とかバーテンダーをやったな。飲食店が多いね。例外なのは、パチンコ屋くらいかな。

桐山:結構たくさんバイトしてたんだね。その中でも一番好きだったバイト、一つ選ぶとしたら?

久保田:焼肉屋かな。オープニングスタッフで入ったから、みんな同期というか、すごい仲良くなったね。めちゃくちゃ居心地もよくて、気がつけば5年もやってた(笑)。

桐山:長っ!そんだけ仲いいと、仕事以外でも会ったり遊んだり?

久保田:もちろん。バイト終わりは、毎回のように別の焼肉屋行って、食ってはしゃいで。そのままイチサンヨン(神奈川県の海沿いを走る国道134号線)ドライブしたりね。夜の湘南走るのマジで気持ちいいんだよ。

桐山:うわ、それ最高だね。聞いてるだけで、楽しいのわかるわ。

久保田:ホント最高よ。だからこそ、今思うと当時は危なかったなって思う。

桐山:そんな飛ばしてたの?

久保田:いや、そういう意味じゃなくて(笑)。毎日楽しかったし、心地よすぎて、役者じゃなく「このまま店長になっちゃおっかな」って本気で思ってた(笑)。もちろん、店長として働くことも立派なキャリアで、全然ありだとは思うけどね。

桐山:じゃあ、店長になっちゃえばよかったのに。

久保田:それはまた話が別(笑)。だって、店長になりたいのが、この生活が楽しいからって理由だよ? 本気で店を良くするために店長になりたい人たちに対して失礼でしょ(笑)。それに、やっぱり役者やりたかったし。

桐山:たしかにね。しかも、そもそも店長になれたかわからないしね。

久保田:いやいや!実際、最後の方とか俺がシフト組んだりしてたからね。

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アルバイトは楽しみながらの方が長続きする

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント桐山:話聞いてると、めっちゃ楽しそうなバイト生活送ってたみたいだけど、辛かったこともあった?

久保田:ちょっとしんどいかもな、って思うことはあったよ。でも、どうにかして楽しんでやろうっていうのは、ずっと意識してたんだよね。これは今もだけど。だから、辛いエピソードは少ないね。どんなことも、最終的には「楽しい」って思えてた。

桐山:それ大事だよね。俺も、自分なりのやりがいを見つけるっていうのはすごい意識してたし。多分そういうことだよね?

久保田:そうそう!

桐山:だよね。でも、辛いエピソードはなくても、失敗したなってことはあるんじゃない?

久保田:それなら山ほどあるわ(笑)。例えば、そうだな。パチンコ屋でバイトしてたとき、箱の玉全部ぶちまけちゃったとか?

桐山:大惨事じゃん。

久保田:フロア中に転がってったわ(笑)。で、そういうときに使う、玉集める機械があんのね。磁石みたいな。それがめっちゃ面白いのよ。玉がバンバン吸い付く。その楽しさを知ったね。

桐山:たしかに、最終的に楽しんでる。お客さんには怒られなかったの?

久保田:もちろん、急いで玉集めて、お客さんにはめっちゃ謝ったよ。だから、クレームにはならなかったね。お客さんの玉ぶちまけて笑顔で楽しんでるだけだったら、店員としてヤバイ奴だからね(笑)。

桐山:そこはちゃんとしてて安心した(笑)。

久保田:そういう基本的なことは、しっかりやった上で楽しむっていうのがミソです。楽しむとふざけるは全然違うからね。バイトをしている人も、これからする人も、正しく楽しんでくれたらいいなと思います。

桐山:どうせ働くんだったら、楽しみながらの方が長続きするもんね。

久保田:そうね。長続きするし、一緒に働く仲間と仲良くなれるし。未だに、焼肉屋のバイト仲間と飲んだりするからね。あれから15年くらい経ってるのに。それも、みんなで楽しみながら働いたからこそだと思うよ。

−ここまでのお話を聞いて、桐山さんに質問です。

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント久保田:なんか思ってたのと違う(笑)。

桐山:違う違う(笑)。パチンコ屋の玉ぶちまけ事件の話もそうだけど、辛いことがあっても、後から楽しく思えるように、自分なりの楽しさを付け足してるなって。

久保田:それはそうだね。

桐山:そういう意味を込めて、悠来くんは後付けアルバイターです!

たとえ辛いことがあっても、楽しもうとする姿勢が大事だと語ってくれた久保田さん。そこには、周りの人も楽しませようとする久保田さんの優しさがあるのでしょうね。さて、次回はいよいよ最終回!お二人の描く未来についてお伺いします。どうぞお楽しみに!

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■Profile
久保田 悠来 Yuki Kubota

1981年6月15日生まれ。2007年舞台『switch』で俳優デビュー。舞台『戦国 BASARA』シリーズ、ドラマ『仮面ライダー鎧武』等で人気を博す。近年の出演作に映画「KIRI‐『職業・殺し屋。』外伝‐」『内村さまぁ~ずTHE MOVIE エンジェル』、『忘れ雪』、『絶壁の上のトランペット 』、『SCOOP!』、 テレビドラマ『警部補・杉山真太郎』、『三匹のおっさん3』等がある。最近の出演作に映画『新宿スワン』シリーズ、ドラマ&映画『トモダチゲーム』、ドラマ『CODE:M コードネームミラージュ』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』など。

【公式ページ】http://www.japanmusic.jp/2012/11/post-408.html
【公式Twitter】@yuk1_kbt

■Profile
桐山 漣 Renn Kiriyama

2013年『韓国ソウルドラマアワード2013』 (JAPAN俳優部門1位)ネチズン人気賞受賞。
主な出演作:ドラマ『傘をもたない蟻たちは(CX)、『まんまこと~麻之助裁定帳~』(NHK)、『ロストデイズ』(CX)、『37歳で医者になった僕』(CX)、『仮面ライダーW』(EX)、
映画、『新宿スワンⅡ』(園子温監督)、『カノン』(雑賀俊朗監督)、『呪怨-ザ・ファイナル-』(落合正幸監督)、『群青色の、とおり道』(佐々部清監督 )、『L♥DK』(川村泰裕監督)
現在『CODE:M コードネームミラージュ』(TX他)OA中。2018年は『曇天に笑う』(本広克行監督)の公開が控えている。

【公式Instagram】http://instagram.com/renn_kiriyama_official
【公式ブログ】https://ameblo.jp/renn-kiriyama/

文:恩田貴行、寺本涼馬 撮影:田形千紘

撮影地:浅草花やしき
    〒111-0032 東京都台東区浅草2-28-1 電話:03-3842-8780

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