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2017年06月22日

Room2: 久保田悠来×桐山漣 インタビュー6/6 【僕らの休憩室】

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン ジャンパー プレゼント

今話題の俳優二人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。久保田悠来さんと桐山漣(※正しくは、サンズイに連)さんの対談をお届けしているRoom2も、ついに最終回!今回は、お二人の描く未来について話してもらいました。役者としての将来について熱く語るお二人に注目です!

 

役者は年齢を重ねるにつれて、新たな役が生まれてくる

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン ジャンパー プレゼント桐山:悠来くんでも、将来こうなりたいとかあるの?

久保田:なにそれどういうこと?もう将来なんてないってこと(笑)?

桐山:違うって(笑)!俺から見たら、もう役者として超一流だし、まだ目指すものとかあるのかなと。

久保田:いやいや、なにをおっしゃいますやら。まだまだですよ。本当にまだまだ。それに、役者って年齢を重ねるにつれて、新たな役が生まれてくるみたいなとこあるでしょ?

桐山:なんとなくわかるかも。

久保田:そういう幅みたいなものを出すというか、年を重ねたからこそできる演技とかを出していけるようになりたいね。

桐山:そう考えると、役者の道ってホント終わりがないんだよね。

久保田:終わりなんてないない。自分も演技も変わっていくしね。その変化を恐れずに楽しめる役者になりたい。

桐山:なるほど。具体的にこういう仕事したいとかはある?

久保田:一人何役も演じるみたいな仕事はやってみたいな。あと、本を書いたり、演出したり、監督とかもしてみたいかな。

桐山:やりたいこといっぱいあるね。一人で何役もやりたいっていうのはなんで?

久保田:んー、挑戦してみたいっていう感覚?それと、そういう環境に身を置かれたときに、自分がどうなるのかに興味ある。私生活も役に引きずられることなんてないって思っていたけど、実はあれ?もしかして影響されてるなって気づくことも結構あったりしてきて。それが同時に何役も降りかかってきたときに、自分の中からどんなものが出てくるのか。考えただけでワクワクするね。

桐山:もう、発想が役者だよね。さすが。

久保田:いや、まぁ役者だからね。

桐山:そりゃそうか(笑)。

 

目の前の仕事を全力でやるしかない

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン ジャンパー プレゼント久保田:漣は、こうなりたいとかある?

桐山:ありますよ。あるけど、なんて言ったらいいんだろうな。役者として、唯一無二の存在になりたい。

久保田:というと?

桐山:30代って、この世界を辞める人も結構多いでしょ?一つのターニングポイントというか、20代のようではいられないなっていう時期だと思う。

久保田:うん、それはわかるね。俺もそういう感覚がある。

桐山:あるよね?若い人もいっぱい出てくるし。同じようにやってちゃダメだな、一つ上に行かないとなって。

久保田:わかるわかる。なんなら今も思ってるし。

桐山:だから、「この役だったら絶対桐山くんでしょ」的なところに自分を持っていきたいし、そう思ってもらえるような芝居ができるようになっていきたい。それって、役者として、唯一無二の存在になるってことじゃないかと思うわけです。

久保田:はー、なるほどね。納得です。ちなみに、唯一無二になるために磨いてるものとかあるの?

桐山:今はアクションを磨いてますね。

久保田:それは、自分の武器はアクションだなと思って?

桐山:いや、特にそういうわけじゃない。今、出させてもらってるテレビドラマ『CODE:M コードネームミラージュ』がアクション多くて。これだけ時間をかけることもなかった。これが、唯一無二の存在になる近道かどうかはわからないけど、まずは、目の前のすべてに全力を注いで、答えを一つひとつ見つけていきたいと思ってる。

久保田:そこに落ち着くよな。与えてもらった仕事を一生懸命やる。俺もそれだけだと思うわ。

桐山:ホントそう。

久保田:じゃあ最後に、仕事ではなくプライベートでやりたいことってある?

桐山:えー、なんだろ。あ、ベースかな。

久保田:なんか、前やってたんだよね?この仕事始める前だっけ?

桐山:そうそう。最近またベース熱が復活してきて。ミュージシャンの友達とか誘ってセッションしたりしてる。

久保田:いいね。スタジオとか借りちゃってね。

桐山:スタジオもいいんだけど、最近酒飲みながらの演奏にハマってて。知ってる?そういうのができるとこがあるんだよ。

久保田:へー、知らなかった。なんかオシャレじゃん。

桐山:スタジオだと真面目にガッツリ練習しちゃうんだよね。そうじゃなくて、酒飲みながら、ワイワイ楽しくやるのもいいよ。悠来くんのやりたいことは?

久保田:俺はスキューバやりたいんだよね。スキューバダイビング。友達がハマってて、そいつに動画見せてもらったら、本当に綺麗で感動したわ。

桐山:いいねー、海はいいよね。俺も大好き。

久保田:いいよな!俺、地元が平塚で、すぐそこが海だからさ、昔から海大好きなのよ。

桐山:じゃあ、今度一緒に行こうよ!俺、船舶免許持ってるからさ、船借りて東京湾クルージングしよう。操縦は桐山漣で(笑)。

久保田:マジで?スゲェじゃん!行こ行こ。この対談、漣を誘ってよかったわー。

桐山:よかった理由、そこ(笑)?

 
−最後に、10年後のお互いを想像して一言お願いします。

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン ジャンパー プレゼント桐山「変わらないで いい意味で」

久保田「厄年かな?」

桐山:多分変わらないと思うんですけどね。この、ホッとするゆるさというか。ちょっとふざけてて、ゆるーい角度から物事を見ているところが好きなんですよね。その部分だけは変わらないでほしいなと。テレビ番組とかで、役者として真面目なコメントが求められるようになっても、負けないで貫いてほしい(笑)。

久保田:10年後っていうと、ちょうど漣は本厄だなと。役者って、厄年でも厄払いしない方がいいんですよ。役を払っちゃうから。だから、役も厄も愛しててほしい。そうすると、10年後には新しい役を掴んでいるはず。だって、厄年ですから。

桐山:なんか上手いこと言った感じになってるけど、この人絶対思いつかなかったから適当に書いただけですからね(笑)。

 
現在放送中のテレビドラマ『CODE:M コードネームミラージュ』でも共演され、俳優として活躍中のお二人。今後も、年を重ねるにつれて広がる、幅のある演技を見せてくれることと思います!さて、次回「僕らの休憩室」Room3のゲストは、人気ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズに出演されている俳優の佐伯大地さんと荒木宏文さんをお迎えします。こちらもお見逃しなく!

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン ジャンパー プレゼント

■Profile
久保田 悠来 Yuki Kubota

1981年6月15日生まれ。2007年舞台『switch』で俳優デビュー。舞台『戦国 BASARA』シリーズ、ドラマ『仮面ライダー鎧武』等で人気を博す。近年の出演作に映画「KIRI‐『職業・殺し屋。』外伝‐」『内村さまぁ~ずTHE MOVIE エンジェル』、『忘れ雪』、『絶壁の上のトランペット 』、『SCOOP!』、 テレビドラマ『警部補・杉山真太郎』、『三匹のおっさん3』等がある。最近の出演作に映画『新宿スワン』シリーズ、ドラマ&映画『トモダチゲーム』、ドラマ『CODE:M コードネームミラージュ』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』など。

【公式ページ】http://www.japanmusic.jp/2012/11/post-408.html
【公式Twitter】@yuk1_kbt

■Profile
桐山 漣 Renn Kiriyama

2013年『韓国ソウルドラマアワード2013』 (JAPAN俳優部門1位)ネチズン人気賞受賞。
主な出演作:ドラマ『傘をもたない蟻たちは(CX)、『まんまこと~麻之助裁定帳~』(NHK)、『ロストデイズ』(CX)、『37歳で医者になった僕』(CX)、『仮面ライダーW』(EX)、
映画、『新宿スワンⅡ』(園子温監督)、『カノン』(雑賀俊朗監督)、『呪怨-ザ・ファイナル-』(落合正幸監督)、『群青色の、とおり道』(佐々部清監督 )、『L♥DK』(川村泰裕監督)
現在『CODE:M コードネームミラージュ』(TX他)OA中。2018年は『曇天に笑う』(本広克行監督)の公開が控えている。

【公式Instagram】http://instagram.com/renn_kiriyama_official
【公式ブログ】https://ameblo.jp/renn-kiriyama/

文:恩田貴行、寺本涼馬 撮影:田形千紘

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