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2017年07月20日

Room3: 佐伯大地×荒木宏文 インタビュー4/6 【僕らの休憩室】

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

今話題の俳優二人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。全6回でお届けするRoom3では、佐伯大地さんと荒木宏文さんのお話を伺います。今回は佐伯さんによる、荒木さんのバイト時代のインタビュー。荒木さん、梅田の中高生が見に来るぐらいの有名なアルバイトをされていたそうですよ!

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

どんな質問にも、すべて答えられなくてはいけない

佐伯:荒木さんって、今までどんなアルバイトしてました?

荒木:高校生になる時から焼肉屋でバイトしたり、スーパーの魚屋さんとか、ファストフード店とか、ピザもデリバリーとメイク両方とか。

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

佐伯:色んな種類のバイトをされてたんですね。

荒木:東京出てきて芸能事務所に所属して仕事始めたのが21歳で、高校卒業してからも2年以上あったからコンビニでもカラオケでも…バーでもバイトしてたかな。

佐伯:どのバイトが一番やりがいありました?

荒木:あのねぇ、もう今はその職種はないんだけど、大阪の梅田に「ヘップファイブ」っていう屋上に赤い観覧車があるデパートがあって。そこの警備員とインフォメーションスタッフの両方を兼ね備えた「ヘップボーイ」っていうアルバイト。

警備員として全フロアを回るから歩き方の姿勢とかも綺麗じゃないとっていうことでウォーキングテストがあったり…。自己PRとウォーキングテストでバイトに合格してからも、テスト生みたいな感じで研修期間がガッツリあるんだよね。

で、最終テストでは社長さんが、お客さんのフリをして例えば「ピアスがほしいんですけど」って聞いてくるから「何階と何階と何階にお店があるんですが、どういうタイプのピアスがお好みですか?」って聞いて、ポップなタイプだったら「4階のあそこにどうぞ」っていう。

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

佐伯:ピアスってそんな各階にありますか!?(笑)

荒木:各階にある。ボディピアスとかさ、ポップな女の子が付けるものとか、ロックテイストのとか。しかもアクセサリーショップだけじゃなくて、アパレルショップでもピアスを置いてるところがあるから、それを全部答えられなきゃいけない…この研修テストはまじで、地獄だから!

佐伯:実際にお客さんはおおまかにしか聞いてこないですもんね。

荒木:いやぁもうそれはね、やりがいはあったよ。そんだけ大変だったから。

佐伯:制服とかはあったんですか?

荒木:あった、あった。ありました。

佐伯:格好いいですね。

荒木:ベージュで始まって、途中でユニフォームチェンジがあって、薄いカーキみたいな色になったな…宇宙服みたい。ホントにその、梅田の中高生がヘップボーイを見に来るぐらい。

佐伯:ちょっとだからあれですよね、アイドルチックな。

荒木:アイドルチックだった。2時間に1回スタッフ全員が集まって、1階フロアで「いらっしゃいませ」って発声をするというか、そういうパフォーマンスをしなきゃいけなかったり。

あとは、例えばお客さんへの挨拶が「いらっしゃいませ」じゃないの。「こんにちは」なの。ほかにも手を組む時も組み方があって、右手を左手で抑えなきゃいけない。これは、利き手を抑えてるから「あなたに対して攻撃意識はまったくありません」っていう意思表示。

佐伯:殴んないぞと。

荒木:「あなたを敵視してる部分はひとつもありません」っていうアピールね。そういう細かいルールがすごいたくさんあって。面白かったよ。

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佐伯:梅田界隈では結構有名なバイトなんですか?

荒木:僕が入る前に「笑っていいとも」の一般人のイケメン紹介みたいなコーナーでヘップボーイが1回出てたみたいで。それぐらいこう、地元の方の推薦でイケメンが集まってるっていう感じ。やっぱりモデルやってる人とか、役者目指してる人とか、結構いた。みんな身長が180ぐらいあって、俺、一番背低かったの。

佐伯:なにかお客さんから貰ったりとかもありそうですけど、どうですか?

荒木:ファンレターとかはあったね。でも誰宛てかちょっとよく分かんなかったりするのが。

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

荒木:ミーティングに入るとき「このエピソードの感謝の手紙来てるけど、これ誰?」みたいな(笑)。でも、先輩は「それ何時ですか」って確認した上で手上げてて、そういうことの時間まで覚えてる先輩たちすげーなって思った。

あぁ、そうなってるんだって知れるのが面白い

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佐伯:ヘップボーイのアルバイトでは、どんなことが楽しかったですか?

荒木:自分も行ってたデパートだったから色々知れるのは楽しかった。観覧車が15分で一周回るとか知らないじゃない。でもやっぱりカップルとかでデートにくる人もいるから覚えなきゃいけない…そういえば、忘れてたけど、赤いクジラが2匹いた。

佐伯:またラグジュアリーな(笑)

荒木:米米CLUBのボーカルの方がデザインした赤いクジラが2頭吊るされてんだけど、20メートルぐらいのクジラと、6メートルくらいのクジラなのかな?どっちかが2トンするっていう。小さいほうだな多分、小さいほうの6メートルのクジラが2トンするとか。

佐伯:そういうのを覚えなきゃいけないんですね。

荒木:覚えなきゃいけないの。で、覚えるときに、自分が行ってたデパートが、「あぁそう風になってるんだ」って知れたっていうのは面白かった。他にもコンビニでバイトしてるときも陳列の仕方とか。冷蔵庫の後ろがどんだけ寒いかっていう。

佐伯:やってみないとわからないですよね!(笑)

荒木:どんだけ控室が狭いか、とかね。やっぱりそういうことって初めて知るから、面白かった。

バイト探しは、自分の目標を達成できるという条件で選ぶ

佐伯:では、アルバイトする10代20代の読者に向けて…アドバイス、僕も欲しいですね。

荒木:あのね、アルバイトの特権だと思うんだけど「自分でやりたいことをするためにお金を稼ぐ」ってこと。

「この仕事にどうしても就きたいから働いてます」っていうのは就職するときに必要だけど、何よりも「自分がやりたい目的を達成するために必要なお金を稼ぐ時間だ」として認識すれば、自分の用途にあったバイトを探すこともできると思うし。

佐伯:そうですね。

荒木:俺もそうだったんだけど、役者で食えてない時ってバイトするのよ。

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

佐伯:もちろんです。

荒木:でもその時に陥りやすいのが、役者をするためにバイトをしているはずなのに、生活するためにバイトして「役者どうなった?」って人が結構いて。

佐伯:確かに。なんだったらそこに就職するみたいな勢いの人もいましたね!

荒木:お金も必要なんだけど、結局そのやりたいことをするために「アルバイト」っていう形をとってるんだから、ちゃんと自分の目標を達成できる条件でアルバイトを探すことが、10代20代の人たちにはオススメなんじゃないかなぁって俺は思う。

佐伯:そうですね。ある意味でね、成長途中と言うか、人間としても。だから色々試せるって意味でもね、ちょうどいい責任感のような気がします。

荒木:だからって急にいなくなったりするのは失礼だけどさ、辞める時はちゃんと「目的を達成できたので辞めます」って言えばいいだけの話だと思うし。自分が働きたい理由として挙げるときに「時間の融通をきいてもらう」とか「目的があるんです」っていうことをちゃんと理解してくれる職場を探してやっていくのが一番いいんじゃないかなって思うんだよね。

融通をきかせてくれた店長に感謝

佐伯:これまでのバイトのスパンって、短いですか?

荒木:短いね。融通きいてくれるっていう話で入ったけど、結局アルバイト先が融通きけなくなるぐらいだったんで。

佐伯:急にね、仕事入ったりとか…僕らなかなか難しいですよね。

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荒木:それでいて、ある程度の収入も達成しなきゃいけなくて、暇なときには逆にどうしても入りたかったりするから。

佐伯:代わってほしいとかありますよね。

荒木:基本先の予定はわかんないけど、もうとりあえずバイトのシフトだけは入れるみたいなことをしないと生活もできないから。で、入れるだけ入れて「実はこの日無理になっちゃいました」っていうのが続くとやっぱ迷惑かけるし。「それでもいいよ」って言ってくれてても、人が辞めたりして人数が足りなくなれば、条件が厳しくなったりとかもするんで。やっぱそういうのがあるから…辞めるしかなかったね。

佐伯:そういう生活をされていて、アルバイトのモチベーションはどうやって保ってたんですか?

荒木:感謝、ですよね。単純に自分がそのアルバイトで入ってるって、失礼なことだと思ってた。

自分がそのアルバイトを選んだ理由として「自分の生活に合わせて融通してもらってる」っていうところが大前提にあるから、自分が入れるシフトの組み方であったり、店長が融通をきかせてくれたり。そういうのがあるからそこに入ることができたし。やっと出会えたアルバイトで、そのワガママを聞いてもらえてるっていうことに対しては感謝しなきゃいけない。

そういうバイトってなかなか出会えるものじゃないと思うんですよね。そのバイトを辞めて次が見つかるとは思ってなかったし。僕の場合は融通を相当聞いてもらわないと続けることができなかったから、そういう事情をくんでくれた店長さんにはすごい感謝してました。

−ここまでのお話を聞いて、佐伯さんに質問です。

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佐伯:やっぱり冷静に物事を判断するのが荒木さんのすごいところだと思うんですけど、実はそう見えて内に秘めてる熱みたいなものが、俳優っていう人生においてもあって、それをアルバイトっていうまだ成長過程の仕事の中にも、しっかりと持っている方だなっていうことですね。「冷静と情熱アルバイター」、結構よくないですか?…ずっと考えてたんですよ!

荒木:話、聞いてなかったってことでしょ?(笑)

佐伯:いやあの聞いてたんですけど…「いいこと言いたいな」と思いながら5分ぐらいは聞いてなかったですね。考えついてからは聞いてました!(笑)

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佐伯:ダイニングチェア!?

荒木:いや、リビングで横になれる空間を排除しようと思って。だからソファも排除して、座椅子クッションってこう座布団よりも分厚いクッションタイプのものとかも排除して、カーペットも排除して低いテーブルも排除して。自分の膝下の高さに合わせたダイニングチェアを…色んな店回って座って、結果座面48センチのにしたんですけど、その座面48の椅子に合うダイニングテーブルとダイニングチェアを買って、最近リビングが寛げなくなって。

佐伯:不思議だなー。

荒木:横になるのは寝室だけでいい。…中国から帰ってきたときにすぐ横になっちゃったんだよね、リビングで。2日ぐらいすぐ横になる癖がついちゃってて。でも、だらけることが何よりも時間を無駄にしてるような気がして。だからやめよう!って思って、全部排除した。

佐伯:じゃあ僕は、26年間ずっとその癖で続いてますね(笑)。

荒木:結果、気づいたことがひとつあって。温もりがないですよね。カーペットもないから。すっげー孤独感じる。リビングですっげー寂しくなるの。

佐伯:それは…

荒木:いい結果だと思う。寂しいって感情に久しぶりに気がつけたから、歌詞書くのも進みましたし。何よりもその横になりながらテレビ付けてぼーっとしてる時間ってごまかしてたんだなって。

佐伯:じゃあ僕は、相当ごまかしてますね(笑)。

荒木:それをやめて、こうちゃんと座ってちゃんとテレビと向き合ってたら、今すげえ虚しいなっていうのを改めて感じることができると思う。テレビ消したらもっと孤独だし、じっとしてらんない。

何かしなきゃって思う環境にもなったんで。結果良かったんですけど、寂しいって感情はすごく強くなりましたね。これは初体験ですね、最近の。

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シフトの融通をしてくれる店長さんに感謝しつつ、自分の本当の目的を忘れないでと言う荒木さん。悩みながらもしっかり両立させていたからこそ、今の活躍があるのでしょうね!さて、次回はインタビュアーが荒木さんに変わり、佐伯さんのお話を伺います。どんなバイト時代だったのでしょうか。更新は7月24日(月)。どうぞお楽しみに!

■Profile
佐伯 大地 Daichi Saeki

映画やテレビドラマ、舞台など幅広いフィールドで活躍中。主な出演作は、ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『ALL OUT!! THE STAGE』、映画『少女椿』、テレビ『街活ABC』(NTV系毎週木曜21:54~放送)、SMART USEN“俳優日和”「佐伯大地のわりと元気の出るラジオ!」(毎週金曜正午更新)など。今後の出演作として7月16日より放送予定のテレビドラマ『愛してたって、秘密はある。』(NTV系)井上大吾役、10月7日より公開予定の映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』鈴木仁英役などがある。

【佐伯大地OFFICIAL SITE】 https://saeki-daichi.com
【公式twiiter】 https://twitter.com/AND_swgD

■Profile
荒木 宏文 Hirofumi Araki

俳優として活躍する一方でミュージシャンとしても活動中。主な出演作は、映画『20世紀少年-第2章-最後の希望』、ミュージカル『黒執事~地に燃えるリコリス~』、EX『獣拳戦隊ゲキレンジャー』など。今後の出演作として8月には舞台『幽劇』、9月からはOFFICE SHIKA PRODUCE VOL.M『不届者』への出演が控えている。

【荒木宏文OFFICIAL SITE】 http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000022/
【公式ブログ】 https://ameblo.jp/hirofumi-araki-we/

撮影:田形千紘 ヘアメイク:佐茂朱美 取材:恩田貴行、寺本涼馬

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