スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2016年10月13日

しふぉん(ゆるめるモ!)インタビュー「今度はみんなを救いたい」【 アイドルシゴト Vol.4】

しふぉん(ゆるめるモ!)「アイドルシゴト」は、いま”旬”なアイドルたちの”シゴト”にフォーカスしてお話をうかがい、普段ステージ上やメディアから見えないシゴト観、アイドルのやりがいなどについて明らかにしていくコーナーです。

今回は脱力支援アイドル「ゆるめるモ!」の赤担当しふぉんさん。ファンからは「さささ」と言う愛称で親しまれています。そんなしふぉんさんのアイドルというシゴトへの思いに迫ります。

 

音楽で表現をするシゴトに携わりたかった

しふぉん(ゆるめるモ!)――どういうキッカケでアイドルをやろうと思った?

高校のときに周りでバンドを組んでいる人が多くて、自分自身もバンドを少しかじっていたので、音楽のシゴトに携わりたいなと思っていました。もともとアイドルになりたいというか、音楽に何か携われたらいいなと思っていて、興味を持つようになりました。

――「音楽」にフォーカスしだしたキッカケは?

ずっと憧れているバンドさんがいて、こんなカッコいい音楽をやる人っていいな、音楽で表現をして人の心を掴むっていうことがすごくかっこいいなと思って、自分もそうなりたいと思うようになりました。それが高校生2年生のときですね。

――アイドルという道を選んだ決め手は?

私はもともとアイドルってそんなに興味は無かったんですけど、ももクロさんに救われたんです。アイドル同士だけじゃなくてバンドとも一緒にやったり、バラエティに出て人を笑わせたりもするし、いろんなことで表現をする5人(ももクロ)を、すごく尊敬していて、自分も絶対こうなりたいと思ったのがアイドルを考えたキッカケですね。自分の可能性を試してみたいというか、そういった勇気をもらいました。

 

言葉にすることをよく考えるようになった

しふぉん(ゆるめるモ!)――アイドルをやってみて大変だったことは?

ゆるめるモ! はライブに来てもらって良さがわかるグループなんですけど、やっぱりライブに足を運んでもらうまでには時間が掛かるので、Twitterとかいろんな媒体を活用しないといけないんです。そうなると自分の意に反して勝手なイメージを持たれたりすることもあって、難しいところはあるんですけど、私のファンになってくれる人って、「気持ちが伝わった」とか「ストレートに伝えてくれるのが良い」って言ってくれる方が多くて、そう言った部分で救われています。人間性まで見てもらうのは難しいですけど、悪いことばっかりじゃないなって思うようになりました。

――発信するとき気をつけていることはありますか?

私はすぐ言葉にしてしまうんですけど、私がこう言いたいって思ったことでも、言ったことで勇気づけられる人もいれば傷つく人もいるっていうのを学びました。自分のエゴだけで自分の気持ちを書いちゃいけないなって思って、一度下書きをして本当にこれは書きたいことなのかっていうのを何時間かおいてその後見て、「あ、OK」みたいな。それでも伝えたいと思ったら書きます(笑)。

 

もっと多くの人にゆるめるモ! の音楽を届けたい

しふぉん(ゆるめるモ!)――何が日々のモチベーションになっている?

やっぱりライブが好きなので、ライブができる環境にいること自体がモチベになっていますね。すごくつらい時期は一人で音楽聴きながら散歩したりとか。常に音楽と一緒にいるみたいな生活をしているので、それで頑張ろうって気持ちになりますね。やっぱりそうゆうときは音楽なんです。

――音楽を通じて人にどんなことを伝えたいと思っている?

ゆるめるモ! の歌詞って本当に共感できる人がたくさんいると思っていて、でもまだ全然届いてないんです。でも、自分もゆるめるモ! の歌詞に救われた人間なので、それを全面に出していきたい。ゆるめるモ! に救われたから、今度はみんなを救いたいと思っています。私はいまライブでしか伝えることができないと思っているので、ライブに来てもらってみんなを、つらい人を救ってあげたい。

 

バイトを通じて人間的に成長

しふぉん(ゆるめるモ!)――はじめてのバイト経験は?

焼肉屋です。焼肉が好きだから(笑)。
高校生のとき、飲食で接客をやるといろいろな人の気持ちがわかるから飲食をやれって親に言われていて。それでやってみようと思ったんですけど、はじめてのバイトだったのですごく難しかったです。まだ若かったから言葉遣いも全然ダメだっだし、失礼なことを言ってしまっていたと思います。自分自身、正直な気持ちをそのまま口に出してしまうところがあって、理不尽なことがあったときに言い返しちゃった事があって…失敗したなって思います。

でも、そこで2年ぐらいがんばって、高校生ながらにホールリーダー的なポジションまで行ったんです。すごく楽しくてやりがいを感じました。

――どういったことが面白かったですか?

暇な時に何をやったら良いのかを自分で見つけられるようになったりとか、自分自身でこうしたほうがいい、っていうのを考えられるようになりました。だからバイトやってなかったら人間的にいろいろヤバかっただろうなって思うことがいっぱいあって、学ぶことが多かったです。

――他にはどんなバイトを?

他は、中華料理屋さんとか、コンビニとか、一通りやりましたね。あと裏方に興味があったのでイベントスタッフとか。でも、イベントのバイトをしていると、たとえば好きなアーティストさんが出演しているときに真顔で警備をしないといけなかったりするので、好きを仕事にするのって大変だなって思いました。

――仮にいまバイトができるとしたらどんな仕事がしたい?

塾講師をガッツリやりたい。大学のとき教員免許を取ろうと思って勉強していたんです。途中で諦めてしまったんですけど、それが心残りで資格だけでも取っておけばよかったなって。得意かって言われるとわからないですけど、人に教えることが好きです。

あとは、アミューズメントパーク。ヒーローショーに出たいんです。ちっちゃい男の子の憧れになりたいって思っていて、ゆるめるモ! でもずっとやりたいと思っているんです(笑)。

――教えたいとか憧れになりたいとか、誰かになにかしてあげるのが好き?

かもしれない。人を笑わせたいなってずっと思ってますね。

 

生きている限り、できるだけ多くの人に音楽を通じて伝えたい

しふぉん(ゆるめるモ!)――今後どんなことを経験していきたいですか?

一人でも多くの人と触れ合いたいっていうのがあって、一人ひとりお話はできなくても、ライブを見てもらったりして何かを感じてほしいと思っていて、地球上の全員に会うのは無理だけど、できる限り生きているうちに多くの人に会って、自分も勉強したい。

ゆるめるモ! でも海外とか地方に行かせてもらったときに、いろんな人と触れ合う機会があって得るものが多いので、それをゆるめるモ! を通じて続けていきたいし、音楽を通じて何かを伝えて行きたいです。

――夢や目標の見つけ方のアドバイスを教えてください

私自身、音楽に出会うまで全くなくて、適当に生きていこうと思っていたので、いつそういった夢が目の前に落ちてくるかわからないと思っています。だから生きているだけで自分にとっていいキッカケとか転機って絶対来ると思うので、無理に夢を探さなくても、自分の好きなように生きていけばいいと思います。もちろん、好きなことをやるには犠牲も伴うので、ちゃんと働かないといけないですけどね(笑)。

 

■Profile
しふぉん
 ゆるめるモ! 赤担当
11月18日生まれ A型
Twitter:@ylmlm_chiffon
■ゆるめるモ!情報
グループ名には、「(窮屈な世の中を)ゆるめる」「You’ll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」といったメッセージがこめられている女性4人組ニューウェーブアイドルグループ。つらいことからの逃避を歌った、「逃げろ!!」など独自の世界観を表現した楽曲は多くの共感と支持を集めている。
衣装やアルバムジャケットは海外のニューウェーブバンドのオマージュも多く、同様のスタイルで人気のニューウェーブロックバンドのPOLYSICS・ハヤシヒロユキをはじめ、幅広いアーティストとのコラボレーションも多い。

公式HP http://ylmlm.net/
公式twitter @ylmlm_staff

取材・文:SADD 撮影:八木虎造

早速バイトを探してみよう