小玉梨々華(わーすた)バイト体験&インタビュー #カフェバイト【アイドルシゴト Vol.29】
「アイドルシゴト」は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
前回に引き続き、春から新たにバイトを始めようとしている方への応援スペシャル。アイドルの貴重なバイト体験風景と体験してみた感想を連続更新でお届けします。
3回目は、わーすたの小玉梨々華さんにお話を伺います。
最初は苦戦していたアイドルとしての活動
――アイドルになったキッカケは?
北海道出身で、小4くらいのときから札幌のアクターズスタジオで歌とかダンスのレッスンを受けていました。芸能活動には興味があったのでそこで地元のCMに出たりしてたんですけど、そこのスタッフさんにiDOL Streetのオーディションを勧められて。その頃アイドルになる気はあまりなかったんですが、経験になるから受けるだけ受けてみたら合格させいただき、iDOL Streetの研究生になることができました。
――実際にアイドル活動を始めてみてどうだった?
がっつり歌やダンスをやっていたわけではなく、習っていたのもジャズとかだったので、最初はアイドルっぽいフリを覚えるのが大変でした。実際にライブをしてみると歌って踊りながらちゃんと表情も魅せなくちゃいけないのでそこが苦戦しましたね。
ファンの方たちが喜んでくれるのが自分の励み
――どういうときにやりがいを感じる?
ファンの方にお仕事のことを発表してそれに対して喜んでもらえるときですかね。もっとすごい発表ができるようにって思うし、もっと頑張ろうって思えるので、ファンの方が喜んでくれるということが一番嬉しいですね。
――これまでのアイドル活動の中で一番達成感があったことは?
やっぱりメジャーデビューできたことです。iDOL Streetの研究生からわーすたになれたってだけでもすごく嬉しかったんですけど、そこから1年くらいひたすら「わーすた」という名前を広めるためにライブとかをがんばって、初めてのワンマンライブのときにメジャーデビューのことを発表したんですよ。発表したときにファンの方たちが自分のことのように喜んでくれていたので、そこでの嬉しさというか達成感が今でも忘れられません。
ずっとやってみたかったバイトに初挑戦!
――バイト体験お疲れ様でした。体験してみていかがでしたか?
一番やってみたかったレジ打ちができたし、接客も難しそうと思ってたんですけど、それもできてすごく楽しかったです。
今日はカレーライスを盛ってそこに福神漬けを入れたり、レジ打ちをしました。
――実際にお客さんがいる状態だったらできる自信はありますか?
え~~、どうだろう? 店員さんだと自分から積極的にお客さんに話しかけたりしなくちゃいけないですけど、それができるのかなって不安になっちゃいます(笑)。
お給料はほとんど貯金へ
――バイトはやってみたかった?
周りの子たちが高校生になってバイトを始めて、バイトの楽しさや大変さとかも話を聞いていたのですごく興味がありました。アイドルとして他では体験できないことをたくさんさせてもらっているんですけど、バイトでないと体験できないこともたくさんあると思うので実際にできてよかったです。
――接客の方が得意?
そうなんですかね。話すのはそんなに得意じゃないんですけど、とにかくレジが打ちたいんですよね(笑)。接客よりはレジをピッピしたり裏で何かを作ったりしてる方がやりたいことかもしれないです。
――もし、バイトでお給料をもらったらその初任給は何に使いたい?
貯金したいです! 何が欲しいって言われると欲しいものはたくさんあるのに、実際買おうとすると欲しいっていうものがなくなっちゃうんですよね。だからとりあえず貯金したいと思います。もし宝くじが当たったとしても貯金するかな。普段もお給料は貯金することの方が多いです。
アイドルファン以外にも興味をもってもらえるように色々な活動がしたい
――今後のチャレンジしたいことは?
わーすたは「The World Standard」の略で世界標準という意味があるので、ワールドツアーをわーすただけで回るっていうのが大きな目標です。近いところでは、まずは大きな会場でライブをしたりだとか、わーすたが好きな方に喜んでもらうっていうのはもちろんなんですけど、わーすたを知らないような、アイドルに興味の無いような方でも興味をもってもらって、いろんな人の目にとめてもらえるようにテレビとかでも活動していけるようになりたいです。
――最後に、好きなことを見つけるためのアドバイスを!
急いで見つけようとはしなくていいなって思います。好きなことは自然に見つかってやりたいって思えるようになると思うので、焦らずに自分のペースでゆっくり見つけて、見つかったら、やっぱり自分の人生なので難しいことがあっても好きなことにチャレンジするのがいいんじゃないかなって思います。
公式サイト:http://wa-suta.world/
取材協力:
企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ(@ayutama_xoxo)
撮影:八木虎造