藤川千愛(まねきケチャ)インタビュー #まねきケチャのカフェ【アイドルシゴト Vol.35】
「アイドルシゴト」は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
もし、まねきケチャがカフェ店員だったら……というシチュレーションで、各メンバーのインタビューとバイト姿をお届けします。今回は、まねきケチャの歌姫、藤川千愛さんです。
仲良しの同僚と仕事終わりに岩盤浴に行くことが楽しみだった
――前回のインタビューでは、デビュー前に工場やコンビニ、ホームセンターで働いていたときのことを語っていただきました。その頃、どんなことにやりがいや楽しさを見つけていた?
工場で働いていたときは、高校のときから一緒の仲良しの同僚がいたので、その子と仕事帰りに岩盤浴に行くことが楽しみでした。週に3回くらい行ってて、それが楽しみで働いてましたね。
工場での大変な仕事を頑張れたのはその友だちがいたからかもしれない。今でもその子とは仲がいいんですよ。すごくコミュニケーション能力が高くて周りと打ち解ける子でした。私はずっと帽子を深く被って必要最低限のことしか話してませんでしたけどね(笑)。
――じゃあ、当時の職場の人は今この活動をしていることを知らない?
なんか工場にまねきケチャのポスターが貼ってあるみたいです(笑)。だから知ってるのかもしれないです。
以前はなるべく人と関わらない生活をしていた
――自分はどんな性格だと思う?
昔から言われてるんですけど、テンションの上下がけっこうあります。ライブ中とかは上がるんですけど、一人でいるときはほんとに低いですね(笑)。本当はけっこうな人見知りなんですけど、このお仕事をして毎日のようにたくさんの人と会うことによって、だんだん慣れてきました。このお仕事をする前はなるべく人と関わらない生活をしていたので、そこが昔と今で一番変わったところですね。
――学生時代はどんな感じだった?
学生時代も人見知りで、友だちもすごく狭く深くって感じでしたね。
――休みの日は何をしてる?
ずっと一人でカラオケ(笑)。時間があれば一人カラオケしてますね。一人が好きなので、休みの日はほとんど一人で過ごしてます。カラオケでは母の影響で90年代の曲をよく歌ってます。
歌うときはその歌の主人公になりきる
――歌を上手く歌うコツは?
自分の中で最近変わったことがあって。以前は上手く歌おうとしている自分がいたんですけど、最近は歌の世界観とか自分がその歌の主人公になってみることを意識しながら歌うようになりました。
――まねきケチャは様々なテイストの楽曲がありますが、曲によって歌い方を変えている?
楽曲によってテンションとかを変えてますね。
接客は苦手だけど黙々とやる仕事が好き
――工場以外のお仕事で感じていた楽しさややりがいは?
ホームセンターではレジをやってたんですけど、POPを作ったり、黙々とやる仕事が楽しかったです。単純作業が好きなんです。接客はあんまり得意ではないんですけど、田舎だったのでお客さんは同じ人ばかりで。だからいつもお客さんから温かい声を掛けてもらってましたね。
――その当時の自分と今の自分は違う?
全然違いますね。髪も黒髪で短かったし、今より10キロも太ってました。金髪にしたのも高校の校則が厳しかった影響があるのかもしれないです。高校の卒業式のときに抜け出して髪の毛をピンクに染めに行きました(笑)。
――今日はカフェ店員さん風の撮影をしました。こういうところで働いてみたいと思いますか?
いや、まったく……(笑)。接客が無理なんですよ。昔、バイト探しをするときもいつも接客以外で探してました。キッチンだったらできるかなと思ったけど、それも料理が苦手だからできないかもしれないですね(笑)。
いつか歌がメインの映画に出てみたい
――全国ツアーで公開中の短編映画『リルティング』では演技にも挑戦されてますよね。
最後まで掴めない役どころでした。演技と歌は似てるところがあるので上手くなりたいと思ってます。夢があって、いつかYUIさんとかが出てたような、歌う映画にいつか出たいんです。今はアコギを買って練習してます。
――今後チャレンジしたいことは?
グループとしては歌番組に出るのが目標です。個人的にはソロ曲を歌ってみたいですね。
企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ
撮影:八木虎造
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