「後悔」の度合いが大きいのは「やったこと」よりも「やらなかったこと」

リュボミアスキー教授の 人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法/ソニア・リュボミアスキー 著、渡辺誠 監修、金井真弓 翻訳/1782円(税込)/日本実業出版社 刊 ※書影はamazon.co.jpより引用
4月。新年度が始まったこの時期は、「新しいこと」を始めるのに良いタイミングですね。
しかし、
「サークルに入りたいけど、なんだか緊張するな…」
「ジョギングを始めたいけど、なかなか始められない…」
というふうに、最初の一歩を踏み出せない人もいるかもしれません。
そんなあなたに、本『人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法』から、この言葉を紹介します。
後悔を減らすには?
P.285
その理由の1つは、心理学的な現象「ツァイガルニク効果」で説明がつくそうです。
これは、人は達成できなかった事柄や中断している事柄に対し、より強い記憶や印象を持つ、というものです。
連続TVドラマを見ていて、良いところで「続きは来週…」と中断されると、すごく印象に残りますね。
同様に、「やったこと」と「やらなかったこと」では、達成できなった「やらなかったこと」のほうが印象に残り、後悔し続けるのです。
やらなかったことは、ずっと後悔し続ける
たとえば、すごく気になるお店がアルバイトを募集していたとします。
しかし、
と思うかもしれません。
このとき、勇気を出して応募してみたら。
面接で落ちたとしても、最初は凹むかもしれませんが、
といずれ割り切れるでしょう。
ところが、けっきょく応募しなかった場合はどうでしょう。
などといつまでも思い出し、悔やむことになるのです。
やってみて失敗したことの後悔は、徐々に小さくなります。
あなたも、新しいことにどんどんチャレンジしてみませんか?
本『人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453405212X/
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信