マインドマップで「面白い話ができる人」になる方法

飲み会や女子会などが盛り上がるのは、どんなとき？
「おもしろい話」をしているときですよね。

なんて、言われたいと思いませんか？
そこで。ウケるネタを見つける方法を紹介します。
こんなふうに「マインドマップ」をかくと、過去の面白い話を思い出し、いざというとき使えるんです。

マインドマップのかき方が分からない方のために、以下に詳しく紹介します。
カンタンでとても楽しいので、お友達と一緒にカフェや学校でやってみるのもオススメですよ。

頭が良くなるノート術「マインドマップ」とは？

「マインドマップ」とは、頭の使い方であり、ノート術。
EXILEメンバーやメンタリストDaiGoさんも、マインドマップを活用しています。
マインドマップを用いた授業をする大学・高校も増えており、なんと愛知県豊田市の脳科学学習塾RAKUTOなど子供向けの学習塾でも使われているんです。

・記憶力が高まる
・アイデアがたくさんわいてくる
・情報を整理できる

などの効果があるため、あなたもテスト勉強や就活のために、マインドマップを使いこなせるようになっておくと便利ですよ。
今回は、マインドマップの考案者トニー・ブザンから直接「頭の使い方」を学んだマインドマップ・インストラクター洞野宏介（ホラノコウスケ）が、「おもしろい話」ができるようになるマインドマップのかき方を説明します。

用意するもの

・ノートか紙（無地、大きさはA4以上）
・カラーペン（できれば6色以上）

1. 真ん中に「面白い話」をテーマにイラストを描く

A4用紙を横向きにし、真ん中に「面白い話」をテーマに自由にイラストを描きます。
大きさはペットボトルの底くらい。
色を三色以上使いましょう。

2. 「家族」「学校」「恋愛」「バイト」「生活」の枝を描く

上の画像を真似して、太く曲線の枝を描いてから、その上にキーワードを書きましょう。
色は自由です。
キーワードは、自分に合わせて変えてもOK。
（弟がいなければ書く必要なし。犬がいれば家族に書いておくのも◎、など）
その先にも、空白の枝を伸ばしておきます。
あとでどんどん枝を広げるので、余白をある程度あけておきましょう。

3. 「参考」の枝を描く

上の画像をそのまま真似し、4つのキーワードの枝をかきましょう。

・情けない
・大失敗
・ビックリ
・はずかしい

4. キーワードから思い出す「面白い話」を、キーワードをつなげて書き出す

コツは以下のとおり。

・文章ではなく、キーワードでかく
・曲線の枝を描いてから、キーワードを上に乗せる
・枝はどこへ伸ばしてもOK
・イラストを描いても面白い
・思いついたらどんどん書き出す（「面白くないかも」などと考えない）

5. 思いつかないときは「参考」のキーワードと組み合わせて考える

「参考」にあるキーワードと、「家族」「学校」「恋愛」「バイト」「生活」を組み合わせると、意外なネタが浮かんできます。

たとえば上の画像のように、「情けない」と「恋愛」を組み合わせると、「ヴァレンタインチョコを渡したら『いらない』と返された」という話を思い出すかもしれません。
他にも、

・「ビックリ」と「母」で、「突然、母が顔を整形してきた話」
・「大失敗」と「バイト」で、「バイトでミスしたら、お客さんにおにぎりを投げられた話」
・「恥ずかしい」と「恋愛」で、「デートだから張り切ってメイクしたら、『目が腫れてるよ？』と言われた話」

など、キーワードを組み合わせると、いろいろ思い出しませんか？

6. たくさんかき出せたら、特に面白い話のキーワードに印をつける

黄色のペンで囲んだり、星印をつけるなどすると、目立たせることができますね。

7. 清書しても良い

マインドマップがごちゃごちゃになりすぎたら、印をつけたキーワードを元に見やすくかき直すのもOKです。
頭が整理されますよ。

8. スマホで撮影、保存しておく

友だちと会う前や飲み会前にスマホでこのマインドマップを見れば、話のネタを思い出すことができて便利！

面白く話すには、話の最初と最後に真逆の話をもってくる

ネタが面白くても、「面白く話す」ことができなければ台無しです。
面白く話すコツは、話の最初と最後に真逆の話を持ってきて、聞く人を驚かせること。
例えばカンタンなのは、良い話をしたらオチは悪い話、悪い話をしたらオチに良い話をする方法。

「フリ」と「オチ」のギャップが大きければ大きいほど、面白い話になります。
これはツイッターやフェイスブックへの書き込みでも使えるテクニック。
覚えておくと良いですよ。

さぁこれであなたの話も、飲み会でウケること間違いなし！？

＜参考文献＞
・本『なぜ、あなたの話はつまらないのか?』（美濃部 達宏 著、あさ出版）
・本『「おもしろい人」の会話の公式』（吉田照幸　著、SBクリエイティブ)

◆ThinkBuzan社 認定マインドマップ・インストラクター　洞野宏介（ホラノコウスケ）
「もっとうまくやる方法・考え方」を追求する『ライフハックブログKo’s Style』管理人。オリコン「話題のニュースランキング」で大手サイトを押さえ1位を獲得したことも。 またノーベル平和賞候補にもなったトニー・ブザン氏から直接指導を受けたThinkBuzan社認定マインドマップ・インストラクターとして、その読書法や発想術をセミナーで伝えている。年間200冊を読破、多くをブログで紹介する。 その他、名古屋マインドマップ普及会、名古屋ライフハック研究会を主催。
ウェブサイト：http://kosstyle.blog16.fc2.com/
Twitter：@kosstyle
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※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

文：ホラノコウスケ　企画：ガジェット通信