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2018年01月14日

【就活・サークル】役職に就いている人、就いていない人それぞれのアピール法

サークル 役職 アピール 面接 経験 代表 副代表 会計 企画広報 記録 バイト タウンワークサークル活動をしている大学生の中には、「代表」などの役職に就いている人もいるでしょう。役職については「就活の際に良いアピール材料になる」という理由で積極的に就きたいと希望する人もいれば、面倒なので就きたくないという人もいます。
では、実際にサークルの役職は就活でアピール材料になるのでしょうか。また、役職に就いていない人がサークル活動をアピールするには、どのような伝え方をすれば良いのでしょうか。
この記事では、サークルの役職に就いている人、就いていない人それぞれについて、就活でのアピール方法をご紹介します。

サークルの役職の主な種類

サークル 役職 アピール 面接 経験 代表 副代表 会計 企画広報 記録 バイト タウンワークサークルの役職には、代表、広報、書記など、さまざまな種類があります。まず、サークルの主な役職と活動内容を押さえておきましょう。

代表(部長)

サークル全体を管理・運営する最高責任者の役割を指します。年間イベントの統括や学校側との交渉のほか、学内・学外の幹部会議などに出席することもあります。

副代表(副部長)

代表に次ぐ責任者のことを指します。基本的にはサークル内における代表の活動の補佐を行い、代表が不在の際は代表の仕事を代行します。

サークル内のお金の出入りを管理する担当者のことです。サークル運営の費用を算出してメンバーから会費を集めたり、サークルの年間収支の管理などを行ったりします。

企画広報

サークルの企画の立案・運営や、対外的な広報活動などを行う担当者のことを指します。飲み会や季節ごとのイベントを企画したり、ブログやSNSにイベントの告知や活動の様子をアップしたりするほか、ポスターやチラシの制作も行います。

記録(書記)

サークルの活動内容を記録する担当者のことを指します。ミーティングなどの議事録を作成したり、イベント時の写真や動画の撮影を担当したりします。

サークルで役職に就くことのメリット・デメリット

サークル 役職 アピール 面接 経験 代表 副代表 会計 企画広報 記録 バイト タウンワーク「就活に役立ちそう」というイメージの半面、「大変そう」などの印象を持たれがちなサークルの役職。実際には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

サークルで役職に就くことのメリット

サークルの種類や規模の大小にかかわらず、役職に就いている人は、就いていない人と比べて、さまざまな経験をする機会に恵まれます。例えば、サークルをまとめる立場である代表や副代表などを経験すると、自然とリーダーシップが身に付きます。就活の面接の際も、役職経験を基にリーダーシップやコミュニケーション力をアピールしやすいでしょう。
ほかには、他のサークルや他大学との集まりに参加したり、共同でイベントを開催したりして、自分のサークル以外の人たちと交流の機会が持てることも役職者ならではのメリットです。

また、人数が多いサークルの場合は、同じサークルに所属していても顔や名前が一致しない人がいますが、役職に就くことで「代表の〇〇さん」などと名前を覚えてもらいやすい点もメリットと言えるでしょう。

サークルで役職に就くことのデメリット

責任が重くなることを嫌う人は、その点をデメリットと感じるでしょう。役職に就くと、「サークルには緩く参加したい」「行けるときだけ行きたい」などの希望をかなえることは難しくなります。
さらに、集まりやイベントが多くて忙しいサークルの場合、自分のスケジュールが過密になり、時間的な余裕がなくなってしまう可能性もあります。

役職者はサークル内の事務作業のほか、問題が起きたときの対応や外部との交渉事など、面倒なタスクを押し付けられることもあります。また、他にやりたいことができたときに、サークルを辞めにくいという点もデメリットと言えます。

サークルの役職を活かして就活でアピールする方法

サークル 役職 アピール 面接 経験 代表 副代表 会計 企画広報 記録 バイト タウンワークサークルの役職経験を、就活でアピールする場合のポイントを覚えておきましょう。
就活で評価されやすいのは、サークルの最高責任者である代表や、体育会系の部活の部長などですが、役職そのものが評価の対象になるわけではありません。その役職ならではの行動として何を実行し、どのような成果を上げたのかを企業側は見ています。その点を具体的に伝えることが大切です。

また、本当は役職に就いていないのに、就活でアピールしたいからといって、架空の役職をつくり上げないように注意しましょう。応募先の企業に嘘がばれると、その時点で信用を失ってしまいます。

では、役職経験を就活でアピールする場合の具体例をご紹介します。

実例1

私は大学で「高齢者の方との交流」を目的としたボランティアサークルを立ち上げ、代表として活動しておりました。幼い頃から祖父母と一緒に住んでいたことに加え、これからの超高齢化社会の中で、お年寄りと適切な関係を築くことは日本の大きな課題であると考えているからです。
立ち上げからしばらくは人数も集まらず活動も地味だったのですが、代表として他大学のサークルと知り合ったり、構内にポスターを掲示したりした結果、20人のメンバーを集めることができました。お年寄りの方にも喜んでいただき、活動内容が新聞に掲載されたこともあります。

実例2

私は大学2年のときから、英語ディベートサークルの企画広報に携わってきました。最も印象に残っているのは、昨年の秋に、都内の10大学合同で初の英語ディベート大会を開催したことです。
私が力を入れた点は、サークル外の人への広報と集客です。チラシを作成して各大学で配布したりSNSを活用して積極的な広報を行ったりした結果、目標人数を大きく上回る集客を達成し、会場を満席にすることができました。この成果と達成感は、大学時代の最高の思い出となっています。

サークルで役職に就いていない人が就活でアピールするには?

サークル 役職 アピール 面接 経験 代表 副代表 会計 企画広報 記録 バイト タウンワーク役職に就いていない人でも、サークル活動の経験を就活でアピールすることができます。ポイントは「リーダーのサポート経験」「達成した成果」「困難を乗り越えた経験」などを伝えることです。

では、役職未経験者が就活でアピールする際の実例をご紹介します。

実例1

私は大学4年間、マラソンサークルに所属していました。3年生の冬には、私を含むメンバー全員が、フルマラソンを4時間以内で走り切る「サブ4」を達成しました。
私自身は中学・高校とも陸上部に所属しており、長距離が得意なので3時間を切る「サブ3」で走ることができます。しかし、20人のメンバー全員が「サブ4」を達成するまでには2年以上かかりました。途中で何度も挫折しそうになりましたが、サークルの代表と一緒にマラソン初心者のメンバーを励ましたり、アドバイスを送ったりすることを徹底し、サークル全体のモチベーションを上げ続けることを心がけました。その結果、物事に最後まで取り組む力、苦しいときでも頑張り抜く忍耐力、決めたことをやり遂げる目標達成力が身に付いたと考えています。

実例2

私は、大学で同人誌サークルに所属しております。もともとのメンバーが少なかったことに加え、先輩の卒業やメンバーの退会で人数が大幅に減ってしまい、2年生の夏には、サークル消滅の危機に陥りました。創立40年を誇る伝統サークルであったことから、私もOBの作家の方々に呼び掛けて講演会を行ったり、他大学も交えた即売会のイベントを開催したりしました。OBの作家の先生は自分のTwitterアカウントを使って、伝統あるサークルがピンチであることや新規加入者を募集していることを訴えてくれました。その結果、1年生3人を含む計5人の新規加入者が現れ、メンバーが10人に増えたことで、サークル消滅の危機を回避できました。この経験を通して、組織を維持・拡大することの難しさを学び、成果を上げることの喜びを感じることができました。

役職経験の有無ではなく、成し遂げたことをアピールしよう

就活では、サークルの役職に就いていたというだけではアピール材料としては乏しく、その役職を通して何を行い、何を学んだのかを具体的に伝える必要があります。
また、役職に就いていない人がマイナス評価を受けるということもなく、サークル活動を通して身に付けたことや成果を伝えられれば大丈夫です。
役職に就くと大変なこともありますが、もし機会があれば、挑戦してみてはどうでしょうか。リーダーシップやコミュニケーション力など、教科書からはなかなか学べない能力が自然と身に付いてくるでしょう。

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