女の先輩に嫌われる!? 褒めているつもりの“地雷”ワード5
サークルやバイト先にいる女性の先輩とのコミュニケーション。自分では褒めているつもりでも、むしろ先輩を“イラッ”とさせてしまったりと、同性だからこその難しさに悩むことも。そこで、つい言ってしまいがちな微妙なニュアンスのワードを、コミュニケーションアドバイザーである、All About恋愛ガイド・相沢あいさんに詳しく伺った。
「若いですね!」
「若い」と言われるということは、心の中では「若くない」と思っているということの表れです。年下女子から言われると、若くないことを小馬鹿にされていると思ってイラッとする人もいたりと、褒め言葉のつもりが、逆効果になってしまうこともあります。「(自分は)もう若くない」「もうおばさんだから…」なども、年上女性の前で言うのはNG。「すごい」など無難な言葉や、「肌がきれい」など、具体的な褒め言葉ならアリです。
「痩せましたね!」
ダイエット中の人にとって「痩せた」は嬉しい褒め言葉です。しかし、そうでない人にとって、「げっそりしたってこと?」「老けたってこと?」と思われたり、ダイエット中でも機嫌が悪いと、「以前は、太っていると思ってたの?」と捉えられたりしてしまうことも。痩せたことを褒めたいなら、痩せた上に「キレイになった」というニュアンスを伝えたり、「もともと太っていたわけではないけど」というニュアンスを伝えたりすることが大切です。
「男前」
仕事ができたり、世話焼きだったりする、頼れる女先輩のかっこよさを「男前」と褒めたりしていませんか。男っぽさを過剰に演出している人には嬉しい言葉かもしれませんが、女子力のなさを気にしている人にとっては、「色気がない」「女らしくない」と言っているようなもの。「男前」ではなく、「デキる女」など言い換える必要があります。
「胸が大きくて羨ましい」
小ぶりな胸の人にとっては憧れかもしれませんが、胸が大きい人には大きいゆえの悩みがあります。褒め言葉のつもりで言ったのに、逆にコンプレックスを刺激してしまうことも。同性だからと触ろうとしたりすると、デリカシーのない人だと思われてしまいます。「スタイルがいい」など、全体のバランスを褒める言葉はOK。
「力持ち」
職場では一緒に物を運んだりするシーンがあるかもしれませんが、力持ちと言って褒めると、「周りにか弱いアピールをしたいの?」と悪く取られてしまうことも。「手伝います」と言って、先輩より多く持つのがかわいがられる後輩の秘訣です。
あなたもつい言ってしまっているNGワードがあったのでは? 褒めているつもりでも実は地雷を踏んでいた…ということにならないよう、相手の立場に立って言葉選びをしよう!
http://allabout.co.jp/gm/gp/789/
文:池谷梢/企画:エフェクト