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2016年11月24日

太田基裕インタビュー2 〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜

太田基裕 タウンワークマガジン

3回に渡ってお届けしている太田さんのインタビュー。2回目は大学生時代のアルバイトについて。太田さん、密かに反面教師にしていた人がいたのだとか。どんな出会いがあったのでしょう!?

お茶するのが好きで選んだカフェのアルバイト

―大学生の頃にカフェでアルバイトをされていたとか

別にやることがなかったからなんです(笑)。学校行って、あとやることって…言ったら特に何にもないっていうか、仕事もないし、どうしたらいいかわからないって感じだったんで。実家が東京にあるので家賃を払う必要もなかったから、本当にお小遣い稼ぎで始めたアルバイトでした。

働いていたのは都内のオープンテラスがあるカフェです。お客さんがカウンターで注文するタイプの。それなら楽かなって(笑)。もともとお茶するのが好きで、ケーキとか好きだったんですよ。だからカフェかなって(笑)。

太田基裕 タウンワークマガジン
店内の音楽を自分でセレクトして持って行ってかけたりとか。スタッフも大学生が多かったんで、基本的には楽しくワイワイやってましたね。

特に店長がいない時とかは…(笑)。

―…というと?

その店長は女性の方だったんですけど、いつもめちゃくちゃ不機嫌そうな顔をしている人だったんですよ。でも、カフェじゃないですか!自分の中ではカフェって、オシャレで爽やかなイメージがあったので、不機嫌な顔じゃいけないだろうと。

カフェの爽やかな世界観をつくるっていう意味でも、バイト中は笑顔で接客することを意識してましたね。店長を反面教師にして(笑)。さすがに最後まで本人には言えなかったですが…。

でもその不機嫌な顔の店長が、びっくりするくらい満面の笑みを浮かべていた時があったんですよ!それが、嵐の二宮さんのコンサートの話をする時。店長、二宮さんの大ファンだったんです。驚きましたね。「なんだ笑顔出せるじゃん!」って(笑)。

太田基裕 タウンワークマガジン
店長の生きがいが、多分そこだったんですよね。好きなアーティストを見て元気をもらってっていう。そういう店長の姿を見て、やっぱりこういう芸能の世界で活躍するってすごいことなんだなって思っていました。

僕もファンレターをいただいたりすることもあって、もちろん嬉しいなって思うんですが、いろいろ考えますよね。みんな普段は普通に生活してるわけで、友達でもない人に会うためにチケットを買って劇場まで来るってなかなかできない。相当なパワーだと思うんです。地方から来てくださる方もたくさんいるし。

あの店長みたいに、元気をもらいに僕に会いに来る人もいると思んです。そういう想いを汲み取りながらやらなきゃいけないなって思ってます。

太田基裕 タウンワークマガジン
―当時はもう事務所に所属されていましたよね

そうですね。お店にもそのことは言ってました。店長も応援してくれてましたよ。『テニスの王子様』のオーディションに受かってからは稽古が忙しくなるのでバイトは辞めたんですけど、観に来てくれました。「楽しかった」って言ってくれましたね。その時は、ちょっと微笑んでくれました(笑)。

バイトはいろんな人を見ることができた、いい経験

太田基裕 タウンワークマガジン
―笑顔の他にも働く時に心がけていたことは?

接客業だったので、「この人何考えてるんだろう」っていうことは考えながらやってましたね。それは今の仕事にもつながってるかなと思ったりします。

あとは、海外の方も多く来る場所だったので価値観の違いを感じたりとか。いろんな国の人がいらっしゃるので、例えばせっかちで圧がハンパない人とか、人って面白いなって思いました。大変だったのは、クレジットカードが使えない時とか。僕、英語全然できないんで、説明ができなくて困りました。もうね、超カタコトでやってましたよ(笑)。

カフェのバイトは一番長かったんですけど、他にも音楽が好きだったのでコンサートのスタッフのバイトとかもやったことはあります。チラシを配ったり、バラしをやったり。

太田基裕 タウンワークマガジン
―音楽好きなら、そういうバイトは楽しそうですね

うーん…いや、楽しくなかったかな!(笑)コンサート会場とはいえ、やっぱり自分が相手にするのはお客さんじゃないですか。ちょっと熱狂的すぎるお客さんとかだと、「私は関係者だ!入れてくれ」とかいう人もいたんで(笑)。まあでもいろんな人を見れたんで、バイトじゃないと経験できないですよね。そういう意味ではいい経験でしたね。

―お客さんにカフェの爽やかな世界観を提供しようとしていた太田さん。その意識は今のお仕事に通じるものがありそうです。次回は最近の活動とこれからについて。太田さんらしい、ぶっちゃけすぎ!?なトークに注目です!

★次回掲載は11月28日(月)を予定。乞うご期待!

■Profile
太田基裕
Motohiro Ota

1987年1月19日生まれ、東京都出身。2009年、ミュージカル『テニスの王子様』で舞台デビュー後、舞台を中心に映画などでも活躍。主な出演作は、舞台『弱虫ペダル』シリーズ、『メサイア』シリーズ、超歌劇『幕末Rock』など。今年はミュージカル『ジャージー・ボーイズ』『スカーレット・ピンパーネル』への出演など活動の幅を広げている。
今後の出演作は、12月に舞台『Club SLAZY』最終章&年末LIVE、2017年1月にミュージカル『手紙』、映画『マスタード・チョコレート』(来春公開予定)など。

公式サイト:http://www.avance-net.jp/
公式ブログ:http://ameblo.jp/motohiro-ota0119/
公式ツイッター:@motohiro0119

撮影:細見裕美

撮影地:

Les-Grands-Arbres

Fleur-Universelle

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