大学生のファッション事情。秋服・冬服に使う平均額は、女子2万23円、男子2万1219円
9月も後半、すっかり過ごしやすい気温になり秋の気配が感じられてきました。そろそろ秋服・冬服の準備を考えている人も多いと思います。そこで気になるのが秋服・冬服にかかる出費額。いくらくらい準備しておくのが妥当なのか、ほかの人たちはどうやって捻出しているのか、現役の短大・大学生・大学院生の男女200人にアンケートをとってみました。
もっとも多い出費額は男女ともに「1万円〜3万円未満」
今年の秋冬にいくら洋服にお金を使う予定なのか、男女それぞれに聞いた結果が下のグラフ。
平均額は男性が2万1219円、女性が2万23円とほぼ同額程度の結果となりました。内訳を見ると、もっとも多いのは男女ともに「1万円〜3万円未満」、次いで「5000円〜1万円未満」と全体的にやや控えめな傾向に。
男女で大きく差が出たのが「使わない」の回答。男性が13%(約8人に1人)いるのに対して女性の回答数はゼロ。毎年何かしらのアイテムを購入する女性に対して、男性は去年の着回しだけで乗り切る人が一定数いるようです。
高額アイテムのトップは「コート・ジャケット」。購入アイテムに男女差はあまりなし
次にもっとも高額なアイテムを聞いたところ、予想通り(?)男女ともに「コート・ジャケット」(男性57%、女性49%)がトップに。2位以下を見ると男性は「ブーツ・スニーカー」(13%)、「トップス」(11%)と続き、女性も「ブーツ・スニーカー」(12%)、「ワンピース」(11%)、「トップス」(10%)とほぼ同じラインナップとなりました。
ちなみに「コート・ジャケット」にいくら使う予定か男女それぞれに聞いたところ、結果は男性が平均1万5117円、女性が平均1万3876円。若干ですが女性のほうが節約志向が高く、買い物上手の傾向があるようです。
お金の準備方法は男女ともに「バイトのシフトを増やす」が最多
最後に、秋服・冬服購入のために必要なお金をどうやって準備しているか聞いてみました。
「今のバイトのシフトを増やす」が男女ともにもっとも多く、回答数を見ると女性のほうが男性より10%も高い結果に。
また、「飲み会や交際費、趣味の出費を減らす」(男性18%、女性35%)や「ランチや食費を減らす」(男性30%、女性36%)と女性のほうが意識的に洋服代のお金を確保している傾向が見受けられました。一方の男性は「特になし」(男性25%、女性12%)と女性に比べて具体的な計画を立てていない人が多い傾向となりました。
まとめ
まだ夏気分が抜けない時期ですが、来る秋・冬に向けて早めに準備しておいて損はなし。期間が長ければそれだけラクに貯金ができるので、今から計画しておいてみてはいかがでしょうか。
※データ:アルバイト経験のある短大生・大学生・大学院生18歳~24歳200人(男性100人、女性100人)に調査(2016年8月30日)/調査協力:株式会社クラウドワークス
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。