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2020年11月30日

SE(システムエンジニア)の志望動機の書き方・伝え方の例文

SE システムエンジニア 志望動機 タウンワーク townworkSE(システムエンジニア)で転職する際の志望動機の書き方・伝え方のコツを例文(サンプル)とともに紹介します。例文は、経験者と未経験で転職する2つのパターンを用意しました。履歴書や面接で特に重要になるので参考にしてください。

SE(システムエンジニア)の仕事と必要なスキル

SEの仕事は、お客様や自社で求められるシステムを作るための要件定義や工程管理、予算管理、品質設計、進行管理などを行います。SEがプログラミングを行うこともありますが、プログラミングやテストをメインで行うのはプログラマーで、職種が異なります。SEに求められるスキルは、開発言語や要件定義、詳細設計といった専門知識です。また、論理的思考力や積極的に学ぶ意欲や成長意欲があること、チームプレイができることも重要です。

 

SE(システムエンジニア)の志望動機の書き方

実務経験を具体的に記載する

経験者の場合は、顧客層や担当していた業務、使用していたプログラミング言語、開発規模などを具体的に記載しましょう。専門的な知識だけでなくコミュニケーション力やチームプレイができることもスキルとしてアピールになります。未経験者の場合は、これまでの仕事の経験で培った強みのうち、向学心やコミュニケーション力、顧客折衝など、SEにも活かせそうな強みをアピールするとよいです。

志望理由は企業の特徴をふまえて明確にする

SEとして転職するといっても会社によって特徴は異なるので「なぜこの企業で働きたいのか」を明確に記載しましょう。例えば、「自社の顧客管理システムを開発しHP制作を幅広く手がける貴社に魅力を感じたから」など、志望先の企業の特徴をふまえた志望理由になるように意識しましょう。

活躍が期待できるような将来のビジョンをアピールする

将来のビジョンは、応募者を採用するメリットがあるかどうかを見極める材料になります。「将来どうなりたいのか」「その企業でどのように活躍したいか」というビジョンをアピールしましょう。例えば、「英語も扱えるので、将来は海外のメンバーも含めたプロジェクトマネージャーになりたい」など、採用後の活躍が想像できる具体的な内容だとより良いです。

 

SE(システムエンジニア)の志望動機の例文

経験者の場合

例文:
ECサイト制作会社でSEを5年間経験しました。PHPを用いたECサイト開発を担当し、クライアントへのヒアリングからシステムの設計、保守・運用と、お客さまがスムーズにお買い物をしていただけるシステム構築を心がけてきました。ECサイト開発以外にも挑戦したいと考え、自社の顧客管理システムを開発しHP制作を幅広く手がける貴社を志望しました。貴社が開発した顧客管理システムは、PHPを使用していると伺い、これまで培ったスキルを即戦力として活かすことができます。PHP以外にも、独学でLinux、MySQLを習得しました。ゆくゆくはプロジェクトマネージャーになり、開発チームを引っ張っていける存在になりたいと考えています。

同職種への転職の場合、これまでの経験をもとに、志望先の企業でどのようなに貢献ができるかをアピールすることが重要です。これまで経験してきた業務内容、得意とするプログラミング言語などから、貢献できることを伝えましょう。業務で必要な知識やスキルに加えて、自主的に学んできたことを記載し、学習意欲をアピールするのもポイントです。

未経験者の場合

例文:
家電メーカーで冷蔵庫の商品企画を7年間経験しました。当初は軽い気持ちで始めたプログラミングでしたが、やがて手に職をつけたいという思いに至り、プログラミングスクールに通ってC言語を習得しました。現職での経験や知見を活かしたく、白物家電の組み込み系システムを開発する貴社を志望しました。現職では営業と企画を行い、消費者視点を大切にしながら、本部と制作チームの橋渡しを担っています。さまざまな立場の方と折衝して鍛えたコミュニケーション力を顧客折衝や開発チームとの連携にも活かしていきます。技術面では、資格取得も視野に今後もスキルアップしていき、将来は、マネジメント経験も活かして開発チームのマネージャーを目指します。

未経験者の転職の場合、なぜSEになりたいのかを、これまでの経験などのきっかけを交えて記載しましょう。現職で培ったコミュニケーション力や折衝のスキルなど、SEの仕事にも役立つスキルを中心にアピールします。チームで連携してプロジェクトを進めることが多いため、マネジメント経験があれば強みになります。他にも経験者と同様に、すでに資格を取得していたり、資格取得を目指していたりすれば、学習意欲が高いことをアピールできるため記載してもよいでしょう。

 

監修
瀧本 博史
(キャリアコンサルタント)
キャリアに関する専門家として就職指導や大学講師、職業訓練校講師、ハローワークや公共機関等の相談員として26年の経験があり、心理カウンセラーとして心の問題もケアしてきた。高校・大学では就職・面接指導と講演、公務員受験対策を実施し、近年は後進の指導にも力を注いでいる。著書「オンライン就活は面接が9割」(青春出版社)
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