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2020年11月11日

深夜手当、残業代、休日、有給…バイト代に割増される手当を解説

深夜手当、残業代、休日、有給…バイト代に割増される手当を解説バイト代には、時給や日給などの基本給のほか、深夜手当、残業代など各種手当を加えたものが支払われます。今回は、バイトで働く人にも法律で支給することが決まっている各種手当について解説します。

バイトの給料でもらえる手当とは?

バイトの給与は、時給×労働時間や日給×労働日数で計算されますが、それ以外にも条件を満たせば、深夜手当、残業手当、休日出勤手当、有給手当などが追加されます。これらは労働基準法で定められており、雇用形態に関わらず適用されます。

 

深夜手当とは

深夜手当とは、夜22時~翌朝5時の時間帯に働いた場合、基本時給に25%以上割増されて支払われる手当です。労働基準法で定められており、アルバイトにも適用されます。例えば、基本時給が1,000円の人が深夜に働けば、1時間あたり1,250円の給料が支払われる計算になります。

【例】コンビニエンスストアで時給1,000円、休憩1時間、夜22時~翌朝5時まで働いた場合

1,000円×1.25(深夜割増)×6時間=7,500円

※深夜バイトのおすすめはこちら
深夜の夜勤バイトのおすすめ15選。未経験でもしっかり稼げる!

 

残業代(時間外手当)とは

一般的に残業代と呼ばれる時間外手当は、労働基準法で定められている法定労働時間(1日8時間、1週間40時間以内)を超えて労働した場合、基本給に25%以上が割増されて支払われる手当のことです(*)。また、残業が深夜(夜22時~翌朝5時)と重複した場合は、残業手当、深夜手当のどちらも適用され、25%+25%=50%以上増しとなります。

【例1】コールセンターで時給1,000円、休憩1時間、9時~20時まで勤務の場合

・9~18時まで(休憩1時間で8時間)……1,000円×8時間=8,000円
・18時~20時(2時間)……1,000円×1.25(残業割増)×2時間=2,500円
(合計10,500円)

【例2】ファミレスで時給1,000円、休憩1時間、12時~24時まで勤務の場合

・12~21時まで(休憩1時間で8時間)……1,000円×8時間=8,000円
・21~22時の1時間……1,000円×1.25(残業割増)×1時間=1,250円
・22時~24時の2時間……1,000円×1.5(残業+深夜割増)×2時間=3,000円
(合計12,250円)

*1ヶ月の起算日から法定時間外労働時間を累計して60時間に達した時点より後に行われた法定時間外労働については、さらに25%以上増しとなります。一定の中小企業は、現在この割増について猶予されていますが、2023年4月1日からすべての企業において適用されます。
*一定の条件を満たす企業では、1日あたり、1週間あたりではなく、一定期間あたりの総労働時間を基準に時間外労働を考える「変形労働時間制」を導入しているところもあり、1日8時間又は1週間40時間を超えても、割増賃金が発生しない場合もあります。

 

休日出勤手当とは

休日出勤手当(法定休日出勤手当)は、雇用主が労働者に対して与えた法定休日(週に1日あるいは4週のうち4日以上の休日を与える)に、事情により働いた場合に、基本時給に35%以上の賃金が上乗せされます。

【例】居酒屋で時給1,000円、1日8時間、4週間で26日勤務した場合

※4週のうち4日休日が必要なので、2日分は休日手当35%割増される
※深夜手当はないものとして計算

・24日分は手当なし……1,000円×8時間=8,000円(1日あたり)
・2日分は休日手当35%割増……1,000円×1.35(休日割増)×8時間=10,800円(1日あたり)

 

有給手当とは

有給手当とは、正式には年次有給休暇と言い、休暇を働いた日として賃金をもら仕組みのことです。条件を満たせば、働き始めて6か月が経過した時点から毎年決まった日数が付与されます。労働基準法によりすべての労働者に与えられる権利で、アルバイトやパートでも取得することができます。

取得条件や付与日数など、有給休暇手当について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参照してください。

アルバイトでも有給休暇は取れるの?条件や日数を教えて!

 

通勤手当の支給は、会社ごとに違う

通勤手当は、自宅から働く場所へ通勤する際にかかる電車やバス、ガソリン代に関する手当です。通勤手当は、法律上の支払い義務はなく、会社ごとに対応が違いますが、雇用形態にかかわらない公正な待遇を目指す同一労働同一賃金制度の一環から、アルバイトやパートにも交通費を支払う企業も多くなってきています。通勤手当が出るかどうかは、募集広告や契約の際に明記されているはずなので、事前にきちんと確認しておきましょう。

アルバイトやパートの交通費支給、上限などの基準は?税金についても解説

 

手当が支給されているか、給与明細で確認を

いかがでしたか?「アルバイトだから働いた分だけしか給料がもらえない」と思っていたら大間違い。毎月の給与明細をきちんと確認して、深夜手当や残業手当など各種手当がきちんと支払われているかどうか確認するようにしましょう。もし手当が支払われていない場合には、雇用主である会社に請求ができるので、シフト表やタイムカードなど、勤務時間が証明できるものを保管しておくといいですよ。

監修:冨塚祥子(トミヅカ社会保険労務士事務所)

※この記事は2014年10月1日に公開したものを2020年11月11日に更新したものです。

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