バイトに遅刻する!言い訳に聞こえない遅刻理由の伝え方と謝り方(例文付き)
遅刻しないように心がけていても、うっかり寝坊したり不測の事態が起きて、どうしてもバイトの時間に間に合わないということはあり得ます。この記事では、遅刻してしまったときの連絡方法や伝え方などのマナーについて、例文と合わせて紹介します。
遅刻がわかった時点で即連絡して謝罪する
バイトの遅刻は事前に連絡することが大事
バイト先への遅刻の連絡は、遅刻しそうなことが分かった時点で連絡します。たとえ5分の遅刻であったとしても、バイト先のスタッフに迷惑や心配をかけることになるため、必ず事前に連絡しましょう。
遅刻の連絡は確実に伝わる方法で
連絡手段は、基本的に電話で行い、店長や上司に早く確実に伝わる方法を取るのがマナーですが、電車の中など電話できない状況や普段から急な連絡をLINEやメールで行っている場合はLINEやメールでも良いです。その場合、送信後すぐに店長など上司から返信がなければ、電話で直接伝えるようにします。
遅刻の謝り方と伝え方
バイト先に遅刻することを伝えるときは、遅刻理由を簡潔に話してから、到着時間を伝え最後に謝罪します。
あれこれ言い訳をしたくなるかもしれませんが、言い訳せずに素直に理由を伝える方が謝罪の気持ちが伝わります。
バイト先への遅刻理由の伝え方・例文
バイトの遅刻のシチュエーション別に、伝え方のトーク例をご紹介します。基本の流れは、遅刻理由を素直に伝え、いつお店に着けるのかを伝え、遅刻に対する謝罪をすることが大切です。
電車が遅れた/動かない場合
<到着時間が分かっている場合>
「アルバイトの○○です。本日10時からのシフトに入っているのですが、電車が遅れており、15分ほど遅れてしまいます。大変申し訳ありません」
<到着時間が読めない場合>
「アルバイトの○○です。電車が止まっており10時からのシフトに間に合いません。運転再開してそちらに着ける時間がわかったら改めて電話します」
電車やバスなど交通機関の遅れでの遅刻の場合、どのくらい遅れそうかを伝えるようにします。
運転再開のめどが立たず、時間が読めないケースは、その旨を伝えて時間が見えたら再度連絡をするようにしましょう。
電車に乗り遅れた場合
自宅で準備をしているとき、いつもより時間がかかってしまうこともあるでしょう。電車に乗り遅れた場合は、どれくらい遅れそうか伝えるようにします。
電車を乗り間違えた場合
派遣や短期バイトではじめての場所に行く場合、急行と各駅を乗り間違えたり、反対方向の電車に乗ってしまう場合もあります。到着時間を調べ直して、遅れる時間を伝えるようにしましょう。
体調不良の場合
<出勤の目途が立たない場合>
「アルバイトの〇〇です。すいません、ちょっと気分が悪くて家を出られていません。少し休んでから向かいたいのですがよろしいでしょうか。落ち着いたらもう一度ご連絡します」
<出勤の目途が立つ場合>
「アルバイトの○○です。実は昨夜から体調不良で、出勤前に病院に行きたいと思います。大変申し訳ないのですが、30分ほど遅刻させていただいてもよろしいですか」
急な体調不良で遅刻しそうな場合、回復して遅れてもいけそうなのか、行ける場合は何時ごろ行けそうかを伝えます。
寝坊した場合
寝坊は言いにくいことの一つですが、素直に伝えた方が言い訳のように聞こえません。
忘れ物を取りに戻った場合
財布など私物をはじめ、入館証などバイト先で使うものを持たずにバイト先に向かってしまうケースもあります。取りに戻るためどれくらい遅れるか正確に伝えましょう。
シフトを間違えていた場合
シフトが入っていることを、開始時間に間に合わないタイミングに気づいた場合は、即バイト先に連絡します。その際は、詳細な理由を話すよりも、遅刻の謝罪と何時ごろ着くのかを伝えるようにしましょう。
学校の事情で間に合わない場合
大学の講義など、バイト前の用事が長引いてしまいそうなときは、事前に連絡ができるならした方がより良いです。どれくらい遅れそうか判断ができないときは、曖昧な時間を伝えるのではなく、時間が読めないことを正直に伝えるようにしましょう。
通勤中に事故やトラブルにあった場合
通勤中にトラブルが起こってしまって遅れそうなときは、遅れる原因と時間を正直に伝えます。遅れる時間が読めないときは、分かり次第連絡すると伝えましょう。
正直に言えない遅刻理由の場合
バイトの遅刻理由が、遊んでいて遅れたり、飲みすぎて酔いつぶれていた…など、明らかに印象が悪くなる理由なら、詳細は避けた方が良い場合もあります。その際は、理由は伝えず「遅刻することの謝罪、何時に着けそうな旨」のみにとどめておくのが無難です。
バイト先に着いたらまず謝罪を
バイトの遅刻は避けたいものですが、事情によっては避けられないこともあります。大切なのは遅刻をしてしまった時の迅速な連絡と誠実な謝罪です。できる限り正直に遅刻の理由を話し、どれほど時間がかかりそうかを伝えることで、相手にかけてしまう迷惑を最小限に抑えましょう。自分のミスが原因の場合は、二度と繰り返さないようにするのもポイントです。
※公開:2019年11月29日、更新履歴:2020年11月12日、2023年1月31日、2024年5月7日更新