家庭教師のバイト面接で聞かれる質問と答え方、面接の服装と当日の流れなど
時給がよく、稼げるバイトとして学生に人気の家庭教師。ここでは志望動機のほか、面接で聞かれる質問や回答例を紹介します。また、面接時の服装マナーなどについても解説します。
【目次】
家庭教師のバイト面接で聞かれる質問と答え方
家庭教師のアルバイトは派遣会社に登録して仕事を紹介してもらうケースが多いです。学力を重視する会社もありますが、生徒に寄り添えるコミュニケーション力をより重視しているところが多いです。質問には答えられるよう準備しておきましょう。
志望動機や応募理由
教えるのが好き、勉強が好き、自分も家庭教師に教えてもらい成績が上がったなど、なぜ家庭教師を選んだのか理由を伝えます。稼ぎたい、空いた時間を有効に使いたいなど条件に惹かれた場合には、条件が合う中でなぜ家庭教師だったのかを合わせて伝えるといいでしょう。
<回答例>
「高校受験の際に家庭教師に勉強法を教えてもらい、勉強が進んだので、僕も困っている小学生や中学生の役に立ちたいと思いました」
「人に教えることが好きなので、家庭教師をしてみたいと思い応募しました」
大学で何を勉強しているか
得意分野を把握するため、学校で何を学んでいるか聞かれることがあります。教えたい教科とリンクするなら、その補足をするといいでしょう。
<回答例>
「大学では文学部で英文学を専攻しています。英語が大好きなので、英語を勉強する楽しさを伝えたいと思っています」
得意な教科と教えられる学年
得意な教科は理由を交えて答えると好印象です。高校生を希望する場合は、古文、生物など具体的に答えます。
<回答例>
「国語です。もともと苦手でしたが、小学校のとき塾の先生に読解のポイントを教えてもらい得意教科になりました。小・中学校の国語を希望します」
受験経験の有無
受験対策を指導する家庭教師の場合、受験経験があるか確認されます。中学以降の受験経験を答えます。
<回答例>
「高校と大学で受験をしています。理系なので、教える教科は算数か数学、英語が希望です」
生徒が行き詰まったとき、どう接するか
過去に自分が行き詰まったとき、どう接して欲しかったか、塾や家庭教師の先生がどう接してくれたかを思い出して答えましょう。
<回答例>
「例えば、本人にどういう考えて問題を解こうとしていたのかを話してもらう事で、行き詰っている点がわかるので、そこを重点的に説明し、何度も問題を解いてもらって自信をつけさせます」
「出勤日数・曜日・時間」などのシフト希望
家庭教師は一般的には1回90分~120分程度ですが、派遣先の家庭の都合に合わせることになります。出来るだけ柔軟に対応するよう伝えましょう。
<回答例>
「平日は火曜がサークル活動ですが、それ以外なら17時以降可能です。土日は日中も働けます」
いつから働けるか
無理のない範囲で早い日程を伝えると、早く仕事を紹介してもらえる可能性が高くなります。
<回答例>
「今やっているバイトが今月末で終了なので、来月から働くことができます」
試験期間など長期で休みたい時期はあるか
試験期間の休み希望については、何月に何日くらいなど、分かる範囲で具体的に伝えましょう。休むのではなく、減らしたい場合はその旨を伝えます。
<回答例>
「7月中旬と1月下旬に試験があるので、試験前から試験終了まで10日ほどお休みをいただきたいです」
希望の通勤エリア
登録制で交通費が支給される場合などは、希望の通勤エリアを確認されるので、無理のない範囲で答えます。
<回答例>
「〇〇線沿線だと自宅からも学校からも1本で行けるのでありがたいです」
家庭教師のバイト面接で確認されること
面接ではバイト開始までの流れやトラブルがあった場合のフォロー体制などの説明があります。会社によっては面接後に研修があるので、研修内容について説明があることもあるでしょう。
また、家庭教師は受験合格や成績アップを希望する生徒を教えるため、受験終了や学年末までなど長期で働ける人を優遇する傾向があります。そのため働ける期間を確認されることがあります。
家庭教師のバイト面接の服装
意識するのは、生徒や保護者に信頼感を与えられ、この人なら任せて安心と思ってもらえる服装です。スーツである必要はありませんが、無地や柄の目立たないシャツや襟のある上着に、パンツやスカートなどきれい目の服装を心掛けましょう。足元は革靴などフラットシューズやヒールの低いパンプスがおすすめです。髪色は落ち着いた色味で、髪が長い場合はまとめると清潔感のある印象になります。
※更新履歴
2015年9月24日公開
2021年10月12日最終更新