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2022年12月16日

コールセンターバイトの面接で聞かれる質問、志望動機、当日の服装など

コールセンター比較的時給が高くて稼ぎやすいコールセンターのアルバイトは、マニュアルがあり、研修もあるので未経験の大学生でもチャレンジしやすい仕事の1つです。ここでは、バイト経験のある大学生へのアンケート結果を基に、実際に面接で聞かれた質問やその回答例を紹介していきます。そのほか、面接時の服装マナーなども解説します。

コールセンターの仕事内容と求められること

コールセンターの仕事は、お客様からかかってきた電話を受けるインバウンド(受信)と、自分からお客様に電話をかけるアウトバウンド(発信)があります。

インバウンドは、企業のカスタマーセンターの窓口として商品の問い合わせに応じたり、商品の使い方の説明、修理案内などを行います。最近はチャットで回答する企業も増えています。アウトバウンドは、テレアポとも呼ばれ、お客様に電話をかけて新商品の売り込みなどを行います。

どちらも挨拶や敬語のマナー、お客様の状況や気持ちに寄り添って話すコミュニケーションスキルが必要です。時にはイライラしているお客様もいるので冷静に対応できること、気持ちの切り替えができることも大切です。お客様対応については基本は事前研修があるので、未経験でも安心してください。

時給は他のアルバイトに比べて高めに設定されていて、かつ「1日3時間OK」「週2回~OK」など、シフトを柔軟に選択できるので学生にも人気のバイトです。高校生の募集は少なめで、大学生以上の募集が多いです。

 

コールセンターの志望動機・応募理由の答え方

コールセンターのバイトは、真面目に、長く働いてくれる人を求めています。面接で聞かれる志望動機は、難しく考えず、シフトが希望と合っていた、家から・学校から近くて通いやすいなど、「長く続けやすい理由」と、ここで「働きたい意欲」を合わせて伝えるとまとまりのある志望動機になります。

次から、具体的な回答例を紹介します。

家が近かったから志望した場合
「自宅から近く通いやすいため、長く続けられると思い応募しました」
「自宅から近いのと、コールセンターの仕事に興味があり志望しました」
シフトが希望に合うから
「平日昼間は授業があって難しいですが、夕方から深夜にかけてのシフトに入りたいと思い応募しました」
「24時間シフトがあるので、授業とサークル以外の時間で都合がつけやすいと思い応募しました」
時給が良いのが魅力だったから
「一人暮らしをしているため、生活費を自分で稼ぎたいと思い応募しました」
「大学やサークルもあるため、少しでも効率よく稼ぎたい思い、時給のいいアルバイトをしたく応募しました」
人と話すのが好きだから志望した
「人と話すことが好きで、仕事を通じてコミュニケーション能力を磨きたいと思い応募しました」
アルバイトを通じて学びたい
「お客様と向き合う仕事をすることで、きちんとした言葉遣いや応対の勉強をしたいと思い応募しました」

 

コールセンターの面接でよく聞かれる質問と答え方

その他、コールセンターのアルバイト面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介します。

週何回シフトに入れる?

アルバイト先は、シフトにきちんと入ってくれる人を求めています。週何日入れるか、土日や早朝、深夜は可能かなど、確実に入れる日数や時間帯を面接日までに確認しておきましょう。

<回答例>
「平日昼間は授業があるので夕方からのシフトを週2、3回希望します。週末は土曜日であれば日中も入れます」
「平日16時半以降であれば比較的大丈夫です」
「平日は授業とサークルが忙しいので、シフトは土日中心で入りたいです。土日であれば午後から22時までのシフトを希望します」

年末年始など長期休暇は入れる?

年中無休や、24時間営業のコールセンターでは、長期休暇中のシフトについても面接で聞かれます。

<回答例>
「年末年始は29日から3日まで実家に帰省するため入れません。それ以外は可能です」
「夏休みは7月末から8月1週目にかけて旅行の予定があるため、それ以外のシフトを希望します」

試験前など学業との両立について

学生に試験期間があるのは企業側も理解しています。そのため、入れないシフトがどれくらいあるか、おおよその日程を面接の際に確認することがあります。

<回答例>
「7月と1月に2週間程度試験期間があり、その間は週2回程度に減らしたいと思っています。近くなりましたらまたご相談させてください」
「7月と1月の試験中は2週間ほどお休みをいただきたいですが、平常時は特に長期のお休みをいただくことはないと思います」

これまでのアルバイト経験

接客業のアルバイトをしていた場合は、経験が活かせるのでアピールしましょう。アルバイト経験がない場合には、意欲を伝えましょう。

<回答例>
「地元のホームセンターでアルバイトをしており、主婦層や高齢者の方々と多く触れ合ってきました。コールセンターでも、その経験を活かせるのではないかと思います」
「アルバイト経験はありませんが、早く戦力になれるよう頑張ります」

通勤手段・通勤時間

自宅と学校からの通勤手段と時間を答えられるよう面接までに確認しておきましょう。

<回答例>
「自宅からは電車と徒歩で15分程度、学校からは電車と徒歩で30分ほどになります」
「自宅からは徒歩15分程度で着きますので通いやすいです。学校からは電車と徒歩で30分程度です」

いつから働けるか

アルバイトの募集は、すぐシフトに入ってほしいケースが多いので、可能な限り早い日程を伝えましょう。前のアルバイトを続けている場合には、面接の際、退職の予定を伝えておくといいでしょう。

<回答例>
「来週から勤務可能です」
「現在のアルバイトの退職予定が今月末なので、来月からスタート可能です」

自己PR・長所・短所

自己PRはコールセンターの仕事で活かせる内容を答えるといいでしょう。短所は言い換えれば強みになることを話すこと。また、克服するための努力を伝えましょう。

<回答例>
「明るく誰とでもすぐ打ち解けられるところです」
「長所は事前準備や細かい作業をするのが好きなところです。短所は全て自分がやってしまう傾向があるので、もっと他の人に頼ることを覚えたいと思っています」

前のバイトを辞めた理由

人間関係の悪さや前職の悪口などはマイナスな印象を与えてしまうので、避けたほうがベターです。「スキルアップしたかった」「もっと××な仕事がしてみたかった」など、前向きな理由を答えましょう。

<回答例>
「サークルと授業のサイクルと前職のシフトが合わず退職しました」
「前のバイトはバイトの人数が多く、シフトに思うように入れませんでした。コールセンターはシフトの幅があるので前より働くことができると思い志望しました」
「前職は人と関わることが少なく、社会人になる前に人と関わる仕事がしてみたかったので前職は退職しました」

何か質問はありますか?

面接の最後に聞かれる質問です。合否の連絡はいつどのようにもらえるのか、試用期間があるか、その期間の時給はどうなるかなど、質問があれば聞いてみましょう。ないなら無理に聞く必要はありませんが、丁寧に答えましょう。

<回答例>
「今回の合否の結果はいつ頃いただけますか? また、連絡はどのような形でしょうか?」
「詳しく話していただいたので質問はありません。ありがとうございます」

 

コールセンターバイトならではの質問や確認されること

このほか、お客様対応が仕事のコールセンターでは、より突っ込んで、言葉遣いや接客経験の有無などを聞かれることがあるようです。また、お客様からのクレームを受けることもあるので、その覚悟を確認されることもあります。

<コールセンターバイト面接ならではの質問>
・接客経験があるかどうか
・基本的な言葉遣いについての確認
・クレームがくることもあるけど大丈夫か
・パソコンでのタイピングの速さの確認
・案内するサービスや商品を知っているか

 

コールセンターのバイト面接の服装や当日マナー

服装と身だしなみ

コールセンターは、オフィス内での勤務がほとんどなので、ある程度の自由な服装、髪型が認められる場合が多いです。ただ、面接当日はカジュアルすぎる服装、髪型は避け、私服でも清潔感のある服装で臨みましょう。
学生バイトであれば、オフィスで浮かないよう、襟付きのシャツやブラウス、シンプルなニットなどに無地のパンツや膝丈くらいのスカートなどで行きましょう。靴はサンダルは避け、フラットシューズやヒールの低いパンプスなどが無難です。スニーカーでも構いませんが、汚れのないきれいなものを選びましょう。
髪型は前髪が目にかからないよう整えるなど、清潔感あるヘアスタイルに、派手なアクセサリー、ネイル、メイクは避け、服のしわやシミにも気をつけましょう。いずれにしてもビジネスシーンで浮かない印象を心がけることが大切です。

面接当日の受付マナー

コールセンターの面接はオフィスで行われることが多いもの。コート類はオフィス入口の前で脱いでから入るのがマナーです。

<会社についたら>
「コールセンターのアルバイトの面接で来ました○○と申します。採用担当の××様あてに△△時のお約束で伺いました」

まず受付で自分の名前、面接の目的で、誰あてに何時の約束で来訪したかを告げ、担当者が出てきたら挨拶しましょう。

面接では、会社の会議室やミーティングスペースなどに案内されることが多いです。部屋に入る際は、「失礼します」と言ってから入ります。「どうぞお座りください」と言われたら着席し、バッグは足元か背中側に置きましょう。履歴書は封筒やファイルから取り出したうえで「こちらが履歴書です。よろしくお願いします」とひと言添えながら、面接担当者が読みやすい向きで渡します。その後は聞かれたことに答えていけば面接終了です。

 

面接では明るい受け答えを

コールセンターの仕事は人と話すことです。面接では、基本的なマナーや言葉遣い、きちんとした受け答えができるかといったコミュニケーション能力を見られます。電話応対などの細かいマナーは採用後にしっかり学ぶ機会がありますので心配ありませんが、面接当日は担当者の目を見てハキハキと挨拶し、明るい表情で受け答えすることを心がけましょう。

アンケート出典:2021年3月実施 大学・短期大学・専門学校・大学院の学生アルバイトアンケート、N=1200、調査協力クロス・マーケティング

※更新履歴
2016年2月29日公開
2021年5月17日、2022年12月16日更新

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