高校生のバイト面接の服装は制服・私服どちら?履歴書の証明写真は?
高校生がアルバイトの面接を受けに行く際の服装や履歴書に貼る証明写真の服装は、制服・私服、どちらを選べば印象が良くなるのでしょうか?ここでは、実際にアルバイト経験のある高校生に聞いた面接時の服装と、気を付ける点をお伝えします。
【目次】
高校生のバイト面接の服装は、制服でも私服でもOK
結論、高校生のバイト面接の服装は、制服・私服どちらで行っても問題ありません。制服でも私服でも、アルバイト面接で大切なのは「清潔感」のある身だしなみです。私服で何を着ればいいか迷う人は、制服を選ぶ、というのも考え方の一つです。
なお、実際にアルバイト経験のある高校生にアンケートで面接時の服装を聞いたところ、私服で行った人が54.7%、制服で行った人は44.4%という結果でした。
休日や休み期間も制服で問題ない
高校生など学生は、制服が正装と認められているため、学校が休みの日曜祝日や長期休みの期間中でも制服を着て面接を受けてもかまいません。
履歴書の証明写真も、私服制服どちらでもOK
バイトの面接で提出する履歴書に貼る証明写真の服装も、高校生は制服私服どちらでも問題ありません。写真は制服、面接は私服と服装を合わせていなくても、そこまで気にする必要はありません。
制服で面接に行くときの服装マナー
制服の場合、スカート丈やネクタイ、ソックスなど、校則を守った着こなしで臨みます。着崩したりスカート丈を短くしたり、カバンに派手な小物を付けるのは避けます。
制服は濃い色のものが多く、汚れが目立ちやすいので、前日までに汚れやほつれがないかも確認します。また、足元も案外目につくので、面接前には靴も綺麗しておきましょう。
・スカートの長さは校則通りにしておく
・シャツ、ブレザーのボタンは締める
・靴下も規定のものをはく
・靴はきれいに磨いておく
私服で面接に行くときの服装マナー
私服の場合も、清潔感のある服装を心がけましょう。
おすすめは、白やパステルカラーなどの淡い色のブラウスやシャツに、濃いめの色のパンツやひざ丈前後のスカートです。シンプルなデザインならワンピースでも問題ありません。パーカーやトレーナー、Tシャツ、ジーンズはカジュアルな印象が強くなりますが、高校生なら派手なデザインでなければ、そこまで気にされることは少ないでしょう。
とはいえ、避けたいのは、オーバーサイズな服、丈の短い服、着古した印象の服、上下スウェット、サンダルなどラフすぎる格好です。
・ブラウスやシャツなど襟付きのもの
・カーディガン
・サイズの合っているパンツや膝丈のスカートなど
・色は、白・ベージュ・パステルなどの淡いもの、紺色・グレー・黒などが無難
・無地や薄い柄のもの
髪型、メイクなど服装以外のマナー
髪型は清潔感を意識
髪の毛が長い場合は後ろでまとめるか、下ろす場合も前に流れてこないように止めましょう。前髪が目にかかっている場合は、切るかピンで留めて目にかからないようにします。短髪の場合は、ワックスなどで整えておくのも良いでしょう。髪色は、バイト先の髪色の規定範囲内のものにします。カラーを入れている人は、面接前に確認しておくと安心です。
メイクはナチュラルメイクで
面接にメイクをしていくこと自体は問題ありませんが、濃いメイクは派手な印象を与えてしまうので、眉毛を整える、発色をよくするくらいのリップをつけるなどに留めるのが無難です。特にアイメイクをしっかりすると派手な印象になりやすいので、アイシャドーやアイラインなどは面接では控えましょう。
アルバイトの面接経験のある高校生にアンケートで聞いたところ、全体の48.7%と半数近くの人が、面接にメイクをして臨んでいたそうです。
ピアスなどのアクセサリーは外す
ピアスなどのアクセサリーは、面接では外しておいた方が良いです。飲食店ではピアスをバイト中はできないところも多いので、普段ピアスをしている人は、面接でピアスについて聞いてみても良いでしょう。
ネイルは飲食店などの場合は落としておく
飲食店や小売販売のお店では仕事中のネイルNGのところも多いです。求人に「ネイルOK」など記載がない場合は、面接ではネイルを落としておく方がいいでしょう。ネイルOKの求人でも、面接時は控えめなものにしてく方が無難です。アパレルや美容系など、ファッションの一部になる職種の場合はきれいに整えてうっすら塗っていくのも良いですが、派手過ぎるものは避けましょう。
※初回公開:2016年9月20日、更新履歴:2022年6月2日、2023年4月1日