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2017年10月10日

第一印象を良くするテクニック14|バイト面接は初めの数秒が勝負!

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「第一印象が大事」と、よくいわれます。中でも面接は短い時間で採用・不採用が決まる上、不採用になると、その後で挽回することは事実上不可能なため、第一印象が評価に大きく影響するといえます。では、第一印象を良くするには、どんな点を心がければ良いのでしょうか。今回はアルバイトの面接対策に役立つ、第一印象を良くする方法についてご紹介します。

第一印象の重要性と3つのポイント

人間は、関係性が浅い相手とコミュニケーションをとる場合、最初に与えられた情報に強く影響され、その後の印象をなかなか変えることができません。これは心理学の用語で「初頭効果」と呼ばれます。つまり面接においては、第一印象が悪いとそこから挽回するのはなかなか難しいということです。

では、第一印象を良くするにはどうすれば良いのでしょうか。

ポイントは、「見た目」「態度」「話し方」の3つです。もちろん、受け答えの内容も重要ですが、「見た目」「態度」「話し方」が悪いと、相手に良い印象を与えることは極めて難しいといえます。ひとつずつ見ていきましょう。

第一印象を良くする方法「見た目」編

「見た目」は第一印象を大きく左右します。バイトの面接に行くときに注意したい、見た目のポイントをお伝えします。

1.服装

服装は清潔感のあるシンプルなものを選ぶのが基本です。女性なら無地のブラウスに膝丈のスカートやパンツ、靴はヒールの高すぎないものにしましょう。男性なら、黒、紺、グレーなどのベーシックな色のジャケットやスーツがおすすめです。「普段着でOK」と指示された場合も、カジュアルすぎる服装はNG。デニムやミニスカート、ショートパンツ、ミュール、サンダルなどは避けましょう。

2.髪型

ヘアスタイルも清潔感が大切です。肩につく髪はすっきりまとめましょう。ヘアカラーがNGの勤務先もありますので、必要であれば黒く染めておくことをおすすめします。

3.メイク

ナチュラルメイクが基本です。濃いメイクは派手な印象を与え、逆にすっぴんは血色が悪く見えることがあります。明るく健康的なヘルシーメイクを意識すると好印象です。

第一印象を良くする方法「態度」編

第一印象を良くして信頼感を高めるのに役立つ、バイト面接での「態度」をご紹介します。

4.笑顔

自然な笑顔は相手に良い印象を与えます。面接官が笑顔になったときに、明るく自然な笑顔を返せると、「コミュニケーションがきちんと取れる人」と評価されやすいでしょう。ただし、面接中ずっと笑顔でいるのはNG。面接官が真面目な話をしているときも笑顔でいると、「どこまで真剣に聞いているのか」と不信感を与えかねません。笑顔は第一印象に直結しますので、事前に鏡の前で練習しておくことをおすすめします。

5.姿勢

笑顔と同じくらい重視したいのが姿勢です。姿勢の美しい人は健康的に見え、バイタリティを感じさせます。背筋をまっすぐに伸ばし、相手に対して真正面を向くことを意識しましょう。姿勢がいいと後ろ姿も美しく、スタイルが良く見えます。

6.手の動き

両手は自然に膝の上に置くようにしましょう。落ち着きなく手が動くと、「せわしない人」「余裕のない人」という印象を与えがちなだけでなく、「何かやましいことでもあるのだろうか」と誤解されかねません。こうした手の動きは緊張で無意識に出てしまうことがあるので、しきりに手を動かす癖のある人は、面接前に「手はなるべく膝の上」と自分に言い聞かせましょう。

7.礼儀正しさ

面接は、面接会場の建物に入る前からスタートしていると考え、面接会場を後にするまで礼儀正しい言動を心がけることが大切です。面接官は応募者の立ち居振る舞いから、「一緒に働けるかどうか」「お客様対応を任せても大丈夫か」などを判断しています。

第一印象を良くする方法「話し方」編

第一印象を良くする3つ目のポイントは「話し方」です。面接でイメージを良くする話し方のコツをご紹介します。

8.挨拶をしっかりと行う

面接室に入ったときの「失礼します」、着席前の「初めまして。○○大学○○学部2年の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」という自己紹介など、挨拶は元気よくしっかりと行いましょう。挨拶は仕事の基本であり、第一印象を良くする最大のポイントの一つです。

9.目を見て話す

面接では、相手の目を見て話すことが基本です。面接官と目を合わせられないと、「きちんとしたコミュニケーションが取れない」「信用できない」と思われてしまうかもしれません。ただし、視線をずっとそらさずに相手の目を見続けると、威圧感を与えることがあります。基本的には相手の目を見て話しつつ、数秒間隔で視線をそらすことも大切です。また、人見知りで相手の目を見るのが苦手な人は、鼻を見るようにすると良いでしょう。

10.敬語を使う

言葉遣いは面接時の大きなチェックポイントです。友達とおしゃべりするときのような話し方ではなく、礼儀正しく、敬語で話しましょう。敬語が正しく使えると、「バイトに採用しても大丈夫」と判断され、面接を突破できる可能性が高くなります。たとえ面接官が友達のようにフランクに話し掛けてきたとしても、自分は敬語での話し方を崩さないことが大事です。

11.ハキハキと話す

明るくハキハキと話す人は、積極的で活発な印象を与えられます。面接での受け答えは聞き取りやすい声で、語尾までしっかりと話すようにしましょう。緊張で早口になってしまう場合は、ひと呼吸おいて気持ちを落ち着けてから、いつもより少しだけゆっくり話すことを心がけると、聞き取りやすい話し方になります。

12.結論から話す

「結論」→「理由」→「具体例」の順番で話すと、言いたいことが相手に伝わりやすくなります。また、複数のことを話すときは、「1つめは~、2つめは~」という具合にラベリングすることも大事です。その場合、ポイントは3つまでに抑えましょう。それ以上多くなると、聞いているほうが飽きてきたりすることがあります。

13.ネガティブな内容はポジティブに言い換える

例えば「人付き合いが苦手」なら「一人で集中して作業するのが得意」と言い換えてみましょう。面接官はネガティブな内容を聞きたいわけではなく、「何ができるのか」「何が得意なのか」を知りたいと考えています。

14.嘘をつかない

面接で話している内容と履歴書に記載されていることが違うと、それだけで信用を失います。できないことを「できる」と言ったり、自分を大きく見せたりする必要はありません。事実を伝えましょう。履歴書を郵送する場合はコピーを取っておいて、面接前に見直すと、話す内容とのズレを防ぐことができます。ただし、嘘をつかないことが大事だからといって、「このバイトにそれほど興味はないですが、時給がいいので」などと言うと面接官に不快感を与えてしまうかもしれません。ポジティブな表現を心がけつつ、相手を尊重するコミュニケーションが大切です。

第一印象が悪い人の問題点とは?

第一印象に問題がある人には特徴があります。バイトの面接に行く前に改善しておきたい第一印象の問題点をお伝えします。

1.清潔感がない

身だしなみはとても大切です。汚れの目立つ服を着ていたりボサボサの髪型をしていたりする人を採用したいと思う面接官は少ないでしょう。特に接客業では、不潔な印象を与えると面接の通過は難しくなります。

2.無愛想

無表情な人や問いかけに対する反応が薄い人は、相手に「失礼」「怖い」「何を考えているかわからない」というイメージを与えるおそれがあります。緊張すると笑顔を忘れがちですが、無愛想なままでいると、「一緒に働きたくない」と面接官に思われてしまうかもしれません。

3.暗い

面接では、明るくハキハキとした受け答えが好まれます。逆に、表情や雰囲気が暗いと、「コミュニケーションが取りづらい」「お客様の対応を任せられない」などと判断されてしまうかもしれません。暗いイメージを与えないよう声のトーンにも注意が必要です。

4.落ち着きがない

落ち着きがなく、おどおどしている人も良い印象を与えられません。「話すときに目を合わせない」「貧乏ゆすりをする」といった悪い癖は、人の目につきやすく自分では気づきにくいもの。過去に誰かに指摘されたことがある人は、意識して改善する努力が求められます。

5.横柄な態度

腕や脚を組んだまま話を聞いたり、口のきき方が乱暴だったりするのは、人と接する上での基本的なマナーができていないと見なされます。相手の目を見て対応し、丁寧な言動を心がけましょう。

6.なれなれしい

なれなれしい態度や口調は、幼稚でずうずうしい印象を与えます。面接官は年上の社会人。学校の友達と話すときのような、なれなれしい言動は控えましょう。

第一印象を良くして、バイト面接を突破しよう!

見た目や態度、話し方は、努力すれば変えられます。バイト面接のときに慌てないためにも、日頃から第一印象を良くすることを考えて、改善できる点は改善しておくことが大事です。第一印象が良くなれば、その後の人生でも大きなアドバンテージになることは確実です。

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