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2019年07月01日

【回答例つき】空白期間があるときのバイト面接対策は?

バイト 面接 空白期間 答え方 回答例アルバイトをしていない「空白期間」について面接で聞かれた場合、どのように答えればいいのでしょうか?ここでは、空白期間の理由別の回答例と、そのほか面接でよく聞かれる質問の答え方について紹介します。
 

空白期間について聞かれたときの答え方

空白期間が短かければ面接で聞かれることはほとんどありませんが、半年、1年以上あると、その間、何をしていたかを聞かれることがあります。採用担当者はこの質問を通して、定期的にシフトに入ってくれそうな人かを見ています。採用担当者に「仕事が続かない人なのでは?」等の不安を与えないよう、働いていなかった理由を伝えられるように準備しておきましょう。

単発のアルバイトをしていた場合

履歴書上は空白ですが、派遣など単発のアルバイトをしていた場合は、そのまま答えて問題ありません。「勉強が忙しかった」「家庭の事情で固定のアルバイトが難しかった」など、単発で働いていた理由を合わせて伝えましょう。

<回答例>
「昨年は大学の勉強が忙しかったので、月に数回程度、引っ越しやイベントスタッフなど単発のアルバイトをしていました」

家庭の手伝いをしていた場合

「家業を手伝っていた」「家族の世話をしていた」などの場合は、家庭の事情を詳しく話す必要はないので、簡潔に伝えましょう。

<回答例>
「親の仕事を1年ほど手伝っていましたが、仕事が落ち着き手伝う必要がなくなったため、自分でアルバイトを探すことにしました」

就職・転職活動をしていた場合

学校卒業後に就職活動をしている人や、退職後も転職活動を続けている人も、正直に事情を伝えます。その場合、採用担当者に「仕事が見つかるまでの間のアルバイト」のつもりなのか、「一定期間アルバイトをしたい」つもりなのかを伝えることが大切です。

<回答例>
「前職が忙しく、退職後に転職活動をしていました。〇月までには次の就職先を探したいと考えておりますが、その間の生活を維持するため、こちらで定期的にアルバイトできないかと思い、応募しました」
「納得がいく就職活動ができなかったため、卒業後も活動を続けていました。将来広告制作の仕事がしたいので、御社のアルバイトで経験を積みたいと思い応募いたしました」

体調不良で休養していた場合

体調不良で休養していた場合は、休養していたことを伝え、現在は仕事ができるまでに回復していること、あるいは、どの程度までなら働けることを合わせて伝えるようにします。

<回答例>
「昨年、半年ほど体調を崩して休養をしていましたが、今は体調も戻ってきているので、週〇日程度アルバイトできたらと思い応募しました」

勉強をしていた、学業に専念していた場合

学生で学業に専念した人や資格取得のための勉強などをしていて空白期間がある人は、何のためにどれくらい勉強していたかを伝えるといいでしょう。

<回答例>
「半年ほど〇〇資格取得のための勉強に集中しておりましたが、先日無事合格することができました。〇〇資格を活かして、御社でアルバイトから頑張りたいと思っております」
「昨年度は大学の勉強が忙しくそちらに専念していたため、なかなかアルバイトができなかったのですが、今年度から時間に余裕がでてきたため応募いたしました」

理由もなく働いていなかった場合

学校卒業後に、特に理由もなく働いていない期間がある場合は、空白期間中に考えたことや将来やりたいことに向けて努力したことなどを伝えるといいでしょう。ダラダラしていたという印象にならないよう、前向きな姿勢を伝えるのがポイントです。

<回答例>
「旅行や趣味の○○に時間を使いました。この時期にしかできない体験を積んで、視野を広げたかったからです」

 

バイトの面接でよく聞かれる5つの質問と回答例

バイトの面接でよく聞かれる質問と、良い回答例を紹介していきます。面接官の質問の意図、回答のポイントもしっかりチェックしてください。

Q.「なぜ、このバイトを選びましたか」(志望動機)

志望動機は、バイトの面接で必ずといっていいほど聞かれる定番の質問です。質問の意図は、「どれくらい仕事をがんばってくれそうか」「この仕事に合いそうか」を確認することです。

あいまいな内容や、他のバイトでも良いのでは?と思われる回答をすると、仕事への熱意が薄い印象を与えてしまいます。

<回答例>
「お店の雰囲気が好きで、以前から利用していました。接客がとても丁寧で、テキパキと動いているスタッフに憧れて、私も同じように働いてみたいと思いました」

家から近い、時給が高いといった条件面を伝えるのも良いですが、それだけを理由にすると、「うちで働く意欲があるのかな?」と感じさせてしまう可能性があります。答え方のポイントは、「このバイトならではの魅力」を具体的に伝えること。仕事内容または職場の魅力を答えるのが理想的です。

Q.「週にどのくらい働きたいですか?」(勤務時間やシフト)

勤務時間やシフトは、バイトの面接では必ず聞かれます。この質問で確認したいのは、本人が希望する勤務時間・シフト・曜日です。また、どのくらいまで柔軟に調整してもらえそうかという点も見ています。

<回答例>
「週に4日程度働きたいと考えています。週末は土日のいずれか1日であれば可能です。時間帯は18時までが希望ですが、19時までなら調整できます」

答えるときは、希望を明確に伝えます。調整できる幅もできる限り具体的にすると、面接する側がイメージしやすくなります。

Q.「バイトをしようと思った理由は何ですか?」(理由)

既卒者への質問で多いのが、バイトをする理由です。この質問で面接官が知りたいのは、「応募者がバイトで何を得たいと考えているか」です。バイトをしたい理由と、バイトの仕事内容・職種・条件がマッチしているかを把握するために聞いています。

<回答例>
「まとまった収入を得たいからです。バイトと並行して就職活動をする予定で、安心して活動をしていくための費用にしたいと考えています」

バイトをする目的で多いのは、「収入を得たい」「社会経験を積みたい」「将来に向けたスキルの習得」などです。面接官は、自社の求人内容が、応募者の目的とマッチしているかを見ているので、率直に伝えてかまいません。

Q.「長所・短所を教えてください」(自己PR)

長所・短所も、バイトの面接ではよく聞かれます。この質問でチェックしているのは、「仕事内容や職場との相性」です。同じ内容でも言葉の選び方で印象が変わるため、事前にしっかり考えておきましょう。

<回答例>
長所:「人とのコミュニケーションが好きで、初対面の人でも仲良くなれることです」
短所:「飽きっぽいところです。そのため、小さなことでも目標を立てて、継続できるようにしています」

長所は、仕事に役立つことが分かるように伝えるのがポイントです。短所の場合は、欠点をどうカバーしているか改善の取り組みを加えると、前向きな印象が残ります。どちらも簡潔にまとめて伝えられるとベターです。
 

空白期間について嘘をつくとどうなる?

マイナスイメージを持たれないように、「空白期間は少ししかないので、働いていたと嘘をつこう」というのは、非常に危険な考えです。嘘は必ずといっていいほどバレます。

面接官は人を見ることに慣れているので、話の矛盾や表情などからすぐに気づきます。仮に面接でバレなくても、働き始めた後、ふとした会話からバレることもあります。

嘘をついて採用されても、後ろめたさを持ったまま働くことになったり、バレたときに人としての信頼を失ったりするなど、良いことはありません。面接での嘘はNGと心得ましょう。
 

バイトの面接は事前の準備が大切

面接官は話の内容だけでなく、表情や仕草、話すときの雰囲気などもチェックしています。いつもの自分を出せるよう、できるだけリラックスして臨むのが理想です。

とはいえ、面接は誰もが緊張する場。自信を持って受け答えをするには、事前に伝えたい内容を整理しておくことが重要です。後悔しないよう、しっかり準備をして臨みましょう。

※更新履歴
2019年7月1日公開
2021年9月28日最終更新

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