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2024年08月02日

【転職】面接後のお礼メールは必要?例文、書き方、いつまでに出す?

お礼メール 面接 タウンワークマガジン townwork面接後にお礼のメールを送る必要があるのか迷う人もいると思います。実際にお礼メールは必要なのかをはじめ、メールを書く場合に注意すべきこと、すぐに使える例文などを紹介します。

面接後のお礼メールは必ずしも必要ではない

面接後のお礼メールはビジネスマナーとして、必ずしも送らなくてはいけないものではありません。転職活動で重視されるのは職歴やスキルであり、お礼メールの有無が採用に大きく影響することはないでしょう。ただし、お礼メールを送ることで採用担当者に良い印象を与える可能性はあります。特に社員数があまり多くない中小企業であれば、印象に残りやすい利点もあります。送ってデメリットになることはないですから、迷っているなら送ってもいいでしょう。

面接のお礼メールのマナー

感謝の気持ちを伝えたいあまり、マナーをわきまえないお礼メールはかえって印象を悪くてしてしまう場合もあります。次の点には特に注意しましょう。

お礼のメールは半日~1日以内に送る

お礼メールは、面接後、半日から1日以内に送るようにしましょう。メールを送る際は時間帯に注意します。面接が夕方や夜だった場合、メールを夜間や企業の営業時間外に送ることは極力避け、翌日の朝に送るようにしましょう。ちなみにメールではなく手書きのお礼状も丁寧な印象ですが、到着まで時間がかかるため、お礼状が届く時には既に選考が終了している場合もあり注意が必要です。お礼の気持ちはメールで伝えても失礼にはあたりません。

お礼の内容は、自分なりの言葉で書く

面接のお礼メールは必ずしも必要ではないため、どこにでもある定型文のようなメールはますます必要ありません。かえって、メールを確認する時間を取らせる分、印象が悪くなる恐れもあります。送るなら、自分の言葉を用い、面接で感じた前向きな意気込みが伝わる一言を入れたメールにしましょう。

メールの宛先は、面接官担当者に送る

送り先は面接官が一人だった場合はその人宛に送ります。面接官が複数いた場合は、連名で送って問題ありません。また、面接官の名前が分からなかったり、複数名いた際、全員の名前が分からないなど不明瞭な点がある場合は、「面接ご担当者様」で送りましょう。送る際は名前の漢字が間違っていないかなどチェックは忘れずにしてください。

自分の私用のメールアドレスから送る

お礼メールに限らず、転職活動で使うメールアドレスは必ず私用のプライベートメールを使います。現職の会社のメールアドレスを使うのは、応募先に対しても現職先に対してもマナー違反です。

面接のお礼メールの書き方

それでは具体的にどのようなメールをかけばよいのか、件名、宛名、本文、署名と流れに沿って紹介します。

件名は要件と自分の名前を入れる

件名はシンプルかつ明確に、面接のお礼のメールであることがひと目でわかるようにします。採用担当者は毎日、多くのメールが届くため、「ありがとうございました」「お世話になりました」など曖昧な件名だと見逃されてしまうこともあります。件名の最後に名前を入れることでより分かりやすくなるでしょう。

宛名は省略せずに正式名称で書く

メールの文頭にくる宛名は、会社名、部署名、採用担当者の名前を正式名称で書きます。「株式会社」「有限会社」を「(株)」「(有)」など省略するのは失礼にあたるので注意。社名の後の担当者名には必ず「様」をつけるようにしましょう。もし、担当者の名前が分からない場合は「面接ご担当者様」で問題ありません。

本文はお礼とともに印象や感想などを書く

本文の冒頭は「お世話になっております」から始まり、採用担当者が思い出しやすいよう面接した日と自分の名前を書きます。その後は面接内容や採用担当者の言葉で印象に残ったこと、会社を訪問した印象など、自分なりの感想を伝えましょう。文末は締めの言葉でまとめます。文頭と文末は一般的なビジネスメールの定型文で問題ありません。

最後に署名を入れる

メールの最後には必ず署名を入れます。名前と住所のほか、採用担当者からの連絡が取れる電話番号、メールアドレスも記載します。

面接のお礼メールの例文

基本的な書き方を抑えたところで実際の例文を見てみましょう。

お礼メールの例文(基本・シンプル)

件名)〇月〇日 面接のお礼(多雲花子)

株式会社タウン
人事部 山田様

お世話になっております。
先日、00月00日(〇)に面接のお時間を頂いた多雲花子です。
貴重な面接の機会を頂き、誠に感謝申し上げます。

お話を伺う中で、今後のビジョンや〇〇への取り組みに対する理解が深まり、
あらためて貴社で働きたいという思いを強くしました。

末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
―――――――――――――
多雲花子
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-00-0
tel:090-0000-0000
e-mail:000000@0000.jp
―――――――――――――

 

お礼メールの例文(入社への意欲を追加)

件名)〇月〇日 面接のお礼(多雲花子)

株式会社タウン
人事部 山田様

お世話になっております。
先日、00月00日(〇)に面接のお時間を頂いた多雲花子です。
貴重な面接の機会を頂き、誠に感謝申し上げます。

お話を伺う中で、今後のビジョンや〇〇への取り組みに対する理解が深まり、
あらためて貴社で働きたいという思いを強くしました。

特に、山田様とお話をする中で、貴社の〇〇〇〇事業にとても興味を持ちました。
私自身もこれまでに〇〇〇〇に携わった経験があり、少しでも貴社のお役に立てればと思っております。

末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
―――――――――――――
多雲花子
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-00-0
tel:090-0000-0000
e-mail:000000@0000.jp
―――――――――――――

 

逆効果になりかねない、面接のお礼メールのNGマナー

せっかくのお礼メールも、マナーを脱すると逆効果になりかねません。以下の点に注意してください。

面接から数日経過してお礼メールを送る

お礼メールを送るなら速やかに、が原則です。数日経過してからのお礼メールは感謝も伝わりにくく、間の悪い印象を与えかねません。実際に面接の合否連絡と入れちがう可能性もあるので、数日経過してしまったらお礼メールは見送るほうがよいこともあります。

お礼のメールで質問をする

お礼メールはあくまでも感謝の気持ちを伝えるもの、面接で聞きそびれたことをお礼メールで質問するのはマナー違反です。ただし選考に関する質問などで、事前に知らされていない事項の確認であれば、お礼を添えたうえで質問しても良いでしょう。

誤字脱字が多い

誤字脱字が多いメールは、お礼の気持ち以前に、注意力に欠けている、入社の熱意が低い、などネガティブな印象を与えかねません。送信前に落ち着いて文章のチェックをしてください。また、色文字や絵文字、「!」などの強調文字を使うのは、ビジネスメールとしてふさわしくないため控えましょう。

お礼メールの返信がきた時の対応

送ったお礼メールに対して企業から返信がきた際の対応について紹介します。

返信がきたら速やかに対応する

一般的には、返信はないことが多いですが、もしも、返ってきた場合は、速やかに返信しましょう。ビジネスメールのマナーとして、一往復半対応が基本とされており、自分からメールを送信した場合は自分のメールで終わらせます。忙しい中、返信をしてくれた採用担当者に感謝する気持ちを込めて、返信はできるだけすぐするようにしましょう。

件名は変更せずにRe:で返信する

その際、注意するのは件名は変更せずに「Re:」を含め、本文の引用も消さないこと。本文は返信へのお礼の言葉と、簡単な締めの言葉だけでOK。できるだけ簡潔にまとめるのがいいでしょう。ただし、企業からのメールに返信不要と記載があれば返信しなくて大丈夫です。今後、選考通過や内定連絡があった場合もお礼メールは必要ありません。返信不要と記載があったにも関わらず、メールを送ってしまうと反対にマナー違反になってしまうので気を付けましょう。

お礼メールの返信の返信例文

件名)Re:Re:〇月〇日 面接のお礼(多雲花子)

株式会社タウン
人事部 山田様

お世話になっております。多雲花子です。
お忙しい中、丁寧にご返信いただきありがとうございました。

選考の結果をお待ちしております。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
―――――――――――――
多雲花子
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-00-0
tel:090-0000-0000
e-mail:000000@0000.jp
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記事公開日:2022年8月22日 更新日:2024年8月2日

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