バイト面接の最後に質問した方がいいことリスト・逆質問された時の答え方
アルバイトの面接の最後に「何か質問はありますか?」(通称「逆質問」)と聞かれた場合、どう答えたらいいでしょうか?この記事では、質問しておいた方がいいこと、逆質問する際の注意点と合わせて紹介します。
【目次】
アルバイト面接の最後に質問した方がいいこと
アルバイトの面接は基本的に1回しかないため、そこでお互いに確認したいことを全て確認しきることが必要です。バイト面接の最後は、入社後に認識のズレがあると困ることを中心に確認します。具体的には、シフトを決めるタイミング、試用期間や研修の有無、基本時給、残業や交通費支給の有無などです。また、合否結果についても連絡時期や連絡方法も確認しましょう。
シフトを決めるタイミング
通常、アルバイトのシフトはスタッフの希望をもとに店長などが作成します。シフトが組まれるのは半月ごと、1ヶ月ごとなど店舗によってさまざまですので、いつどのようにして決まるのか、タイミングを確認しておくと自身の学校など他の予定と調整しやすくなります。
試用期間の有無や時給
試用期間がある場合、通常はその期間や時給は求人広告に記載がありますが、不安な場合は念のため確認しておくといいでしょう。時給や試用期間の長さ、短縮または延長されることはあるのかなど、気になる点を質問しましょう。
「試用期間は、頑張って早く仕事を覚えた場合は短縮されることはありますでしょうか?」
研修の有無や時給
販売や飲食店、コールセンターなど接客業の場合、新人向けの社内研修を設けている会社もあります。研修期間は1日~1週間など、勤務先店舗で店長や先輩スタッフが教えてくれる場合や、本社など別の場所で行う場合などさまざまです。また、その間の時給や日給は別で定められている場合があるので、確認しておくといいでしょう。
「新人研修があるとのことなのですが、場所はどちらで行いますか?また、その間の時給はいくらになりますでしょうか?」
残業の有無
突発的な残業があるかも、事前に確認しておきたい項目です。聞くときは、「残業したくない」「残業できない」ということが前面に出ないよう、「皆さん残業は月にどれくらいされていますか?」など、和らげて聞くようにしましょう。
忙しい時間や曜日、時期など
お店や会社によって、忙しい時間帯や時期に偏りがある場合があります。休みづらい時期や曜日を知る上でも、面接で確認しておくと働き始めた後の認識齟齬も避けられます。また、暇な時期にシフトに思うように入れないケースもあるので、不安な人は確認しておきましょう。
「お店が忙しくなる時期と暇になる時期を教えていただけますか?また、暇な時期にシフトが減る可能性はございますか?」
髪色、髪型やネイル・ピアスなどの規定
飲食店や販売など接客業の場合は、髪色やネイルなど身だしなみの規定があるお店も多く、特に髪色は何トーン以下など細かい規定がある場合もあります。髪色や髪型、ネイルやピアスの制限はあるか、髪色はどのトーンまでならOKか、カラーの色味もピンク系や青系が入っていてもいいのかなど、きちんと確認しておきましょう。
「ネイルは仕事中はしない方がよいですか?ベージュなどナチュラルな色味でも難しいでしょうか?」
働く人の年齢層や雰囲気など
長期で働くことを考えている場合、バイト先の雰囲気や人間関係は重要と考える人も多いでしょう。雰囲気を確かめる方法としては、スタッフの年齢層や、長く働いている人がどれくらいいるかなどを聞いてみて判断するといいでしょう。
「長期を希望なのですが、長く働いているスタッフの方はどれくらいいらっしゃいますか?」
まかない、社販
求人広告に「まかないあり」「食事補助あり」「社販あり」と記載があっても、利用には条件がある場合があります。特にまかないや食事補助については、長時間シフトの場合のみ対象となることが多いので、事前に条件を確認しておくようにしましょう。
「食事補助があるとの事なのですが、いくら補助していただけるのでしょうか?」
「社販で購入可とのことなのですが、上限額などはありますか?」
合否連絡の時期
面接の合否結果がいつ頃、どのような連絡方法でくるのかも確認しておくと安心です。メール、電話など、それぞれ着信設定や受信拒否設定をしている人は、忘れずに解除しておきましょう。
「結果は、合否に関わらずいただけるのでしょうか?また、いつ頃になりそうかも教えていただけますか?」
逆質問で聞かない方がいいこと
求人情報に既に書いてあることを質問する
求人情報やホームページを見ればすぐにわかるようなことを聞いてしまうと、「何も調べずに応募する人」という印象を与えてしまったり、働く意欲が低いと思われてしまうかもしれません。基本的な情報は、事前にきちんと調べておきましょう。
面接で説明されたことを繰り返して質問する
面接で説明された内容を繰り返して質問すると、「話を聞いていない人」とネガティブな印象を与えてしまいます。質問をする前に、不明点をきちんと頭の中で整理してから聞くようにしましょう。また、聞いたかどうか自信がない…という場合は、「先ほどお聞きしたかもしれませんが」「先ほどの内容と重複するかもしれませんが」など言い添えながら聞くといいでしょう。
逆質問がなければ無理して聞く必要はない
逆質問をしなかったからと言って、不採用になることはありません。特に疑問がなければ、「全て説明いただけたので疑問はありません。ありがとうございました」と丁寧に伝えておきましょう。
初回公開:2019年9月18日、更新履歴:2023年2月21日