バイト面接の最後に質問した方がいいこと・逆質問された時の答え方(例文付)
アルバイトの面接の最後に「何か質問はありますか?」(通称「逆質問」)と聞かれた場合、どう答えたらいいでしょうか?この記事では、質問しておいた方がいいこと、逆質問する際の注意点と合わせて紹介します。
【目次】
面接の最後に「質問はありますか」と聞かれる理由
応募者の疑問・不安を解消したい
アルバイトやパート面接での逆質問の目的は、シンプルに応募者の疑問や不安があれば答えたいという目的の方が一般的です。面接で聞きそびれたことがあれば、「ありがとうございます。いくつかお聞きしたいことがあります」などと切り出して、質問すると良いでしょう。
応募者のやる気を確認したい
人気のあるバイト先、長期雇用、社員雇用などの場合は、応募者のやる気を確認しておきたいために逆質問をする場合もあります。その場合は、仕事に対する前向きな質問や、働くイメージが膨らむ質問をすることでやる気をアピールする機会になります。
バイト面接で質問した方がいいこと(例文付き)
アルバイトの面接は基本的に1回しかないため、そこでお互いに確認したいことを全て確認しきることが大切です。バイト面接の最後は、入社後に認識のズレがあると困ることを中心に確認します。具体的には、シフトを決めるタイミング、試用期間や研修の有無、基本時給、残業や交通費支給の有無などです。また、合否結果についても連絡時期や連絡方法も確認しましょう。
シフトの決め方・タイミング
通常、アルバイトのシフトはスタッフの希望をもとに店長などが作成します。シフトが組まれるのは半月ごと、1ヶ月ごとなど店舗によってさまざまですので、いつどのようにして決まるのか、タイミングを確認しておくと自身の学校など他の予定と調整しやすくなります。
労働条件・待遇
研修や試用期間の有無、その期間の時給についてや、残業はあるか、昇給制度、交通費支給の条件などの労働条件で不明な点があれば確認します。また、髪色・髪型やネイル・ピアスなどの規定、まかないや社販の有無といった職場のルールで気になることがあれば聞いておきましょう。
「接客未経験なのですが、皆さんどのようにして仕事を覚えていかれるのでしょうか?研修などはありますか?」
「お店の混雑時など、時間通りに上がれないこともあるかと思いますが、皆さんどれくらい残業されていますか?」
「髪色のトーン指定があれば教えていただけますでしょうか?また、指定トーン以下であれば、ピンク系の色味が入っても問題ありませんか?」
バイト先の年齢層や雰囲気など
長期で働くことを考えている場合、バイト先の雰囲気や人間関係は重要と考える人も多いでしょう。雰囲気を確かめる方法としては、スタッフの年齢層や、長く働いている人がどれくらいいるかなどを聞いてみて判断するといいでしょう。
「長期を希望なのですが、長く働いているスタッフの方はどれくらいいらっしゃいますか?」
忙しい時間や曜日、時期など
お店や会社によって、忙しい時間帯や時期に偏りがある場合があります。休みづらい時期や曜日を知る上でも、面接で確認しておくと働き始めた後の認識齟齬も避けられます。また、暇な時期にシフトに思うように入れないケースもあるので、不安な人は確認しておきましょう。
「お店が忙しくなる時期と暇になる時期を教えていただけますか?また、暇な時期にシフトが減る可能性はございますか?」
初出勤までに準備しておくこと
アルバイト初出勤時の服装や持ち物、仕事で必要なもの、また雇用契約などの手続きに必要なものがあるか確認します。当日は何分前までに出社すればいいかも聞いておくと安心です。
「仕事中に必要になるものがあれば教えてください」
合否連絡の時期
面接の合否結果がいつ頃、どのような連絡方法でくるのかも確認しておくと安心です。メール、電話など、それぞれ着信設定や受信拒否設定をしている人は、忘れずに解除しておきましょう。
「結果は、合否に関わらずいただけるのでしょうか?また、いつ頃になりそうかも教えていただけますか?」
逆質問がなければ「ありません」でもOK
逆質問をしなかったからと言って、不採用になることはありません。特に疑問がなければ、「全て説明いただけたので疑問はありません。ありがとうございました」と丁寧に伝えておきましょう。
更新履歴:
2019年9月18日
2023年2月21日
2024年5月27日