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2019年09月18日

既卒・第二新卒(20代前半)の面接対策|転職退職理由・志望動機・自己PRの回答例


社会人経験の少ないと、転職の面接で「実績やスキルを聞かれても答えられない…」悩みがある人も多いでしょう。ここでは、企業が20代前半の転職者に求めるものは何か、どんな回答をしたらいいのか?を例文や見本とともにご紹介します。

経験、スキル、実績、情熱…?企業が若手に求めるものは

企業が20代前半の転職者に求めているのは、具体的な経験より、仕事への熱意や姿勢の比重は高いです。意欲的でこの先の成長が期待できる人であれば、社会人経験が少なくても採用される可能性は充分あります。社会人経験には、アルバイトや派遣での経験も含まれます。これまでの経験で学んだことや目標、努力していることを伝えて、貢献できる人材であることをアピールしましょう。また、企業は将来が期待できる人を求める一方で、短期間で前職を辞めた応募者に対して「採用してもすぐ辞めてしまうのでは?」という懸念も抱いています。だからこそ志望動機や自己PRは重要です。応募先でどうなりたいかなどのビジョンを伝え、長く働く意志があることを示しましょう。

「社会人経験が少ない人」がよく聞かれる質問と回答例

転職理由(なぜ仕事を変えたいのか)

「前職は商品の魅力に惹かれて入社したのですが、営業として多くのお客様と接しているうちに、それらの声を反映した商品作りに関わる仕事をしたいと考えるようになりました。ですが、販売代理店だったので、商品企画の部門がありません。御社を志望したのは、商品企画にも関わることができるからです。お客様の生の声を反映した商品企画に尽力し、御社の利益に貢献したいです」

社会人経験が浅く職歴が短い人は、面接で転職理由を聞かれるケースが多いです。理由のひとつは、応募者が同じ理由ですぐに辞めてしまうことはないかを確認するためです。転職理由を聞かれたときは、人間関係や待遇への不満などのネガティブな理由ではなく、仕事に対するポジティブな姿勢を伝えましょう。目的意識が明確な転職理由はプラスの印象を与え、社会人経験の浅さもマイナスに働くことはありません。

志望理由(なぜその会社を選んだのか)

「私は御社のカフェのファンです。前職は事務をしていたのですが、PCでの作業がメインだったため、人と接する仕事をしたいと考えるようになりました。学生時代にカフェで長期間アルバイトしていたこともあって、もう一度、飲食店で働きたいという気持ちが強くなり、せっかく転職するなら一番好きなお店で働きたいと考え、思いきって応募させていただきました。接客はもちろん、いずれは店舗運営にも関わり、多くの人に喜んでいただくお店づくりに貢献していきたいです」

前職と異なる業界や職種に応募した場合、志望理由は特によく聞かれる質問です。社会人経験が浅い人の場合、希望する職種に就いても、理想と現実の壁にぶつかって短期間でやめてしまうケースが少なくありません。そのため面接担当者は志望理由を聞いて、応募者の熱意や意欲を確かめようとしているのです。「○○だから、この会社で、この仕事をしたい!」という強い思いと具体的な志望理由を伝えましょう。

職歴・自己PR(活かせるスキルや経験)

「現在の販売職では、お客様をはじめ、取引先や協力会社とやりとりすることも多く、コミュニケーション能力が鍛えられました。会話に気を配るだけでなく、電話やメールでも関係を深め、対面でお会いできなくても信頼関係を築いてきました。営業経験はありませんが、派遣で営業事務をやっていたこともあり、営業職の仕事についてはある程度理解できていると考えています。販売で培った気配りや配慮、コミュニケーションスキル、商品を売る力を営業職に活かしていきます」

社会人経験が浅く、自己PR方法がわからないという人もいるかもしれません。しかし就業経験があれば、何か必ず身につけたものがあるはずです。アルバイトや派遣で学んだことも立派なスキル・経験です。応募先で活かせる、これまで得てきたことや成功体験などを詳しく伝えて、自身が活躍を期待できる人材であることを力強くアピールしましょう。

仕事への姿勢:「仕事で大切にしていることは?」

「私が仕事をする上で大事にしているのは向上心です。販売スタッフとして働いた1年間は短い期間ではありましたが、店舗での接客や販売のほか、海外のお客様にむけたPOPの作成や店舗イベントの企画提案など、様々な業務に積極的に取り組んできました。また、社内研修制度の語学講座やウェブ講座も受講するなど、自分を向上させるための努力もしてきました。今回御社に応募したのは、販売について幅広く学び、もっと成長したいと考えたからです。向上心を持って御社の仕事に取り組み、3年後にはマネージャーになることが目標です」

20~25歳前後のキャリアが浅い人は、スキルや経験だけでなく、仕事への姿勢やスタンスについて質問されるケースが多いです。特別なスキルや経験がなくても、成長意欲や学習意欲が高い人は今後の成長が期待できます。仕事で大切にしていることについて聞かれたら、自身の仕事に対する考え方や仕事を通じた学んだことを具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

社会人経験が少ない人向け 面接の答え方のポイント

キャリアにおける目標をできるだけ具体的に示す

仕事への姿勢や意欲を端的にアピールする方法は、自身のキャリアビジョンを示すことです。将来どんなことをしたいのか、何を目指しているのか、長期的な目標を明確にし、できるだけ具体的に伝えましょう。

目標に向かって努力していることを話す

目標に対して、努力してきたこと、学んできたことを伝えることも大切です。どんな企業も「成長できる人材」を求めていることは共通しています。目標に対して努力し、成長できる人は、高い評価を得ることができます。

応募先で獲得したいスキルや経験を詳しく伝える

自身の目標やキャリビジョンを実現するために、応募先で獲得したいスキルや経験も具体的に伝えましょう。そうすることで、なぜその会社に応募したのか、志望理由が明確になり、仕事への姿勢や意欲をアピールできます。

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