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2019年11月28日

転職の面接で名刺をもらったら|交換する?受け取り方、置き方、しまうタイミングは?

転職の面接で名刺をもらったら|交換する?受け取り方、置き方、しまうタイミングは?
仕事では、名刺交換をすることが多いですが、転職活動の面接で、採用担当者から名刺を渡されたら、自分も渡す?渡さずに受け取る?置き方、しまうタイミングは?を解説します。

転職の面接での名刺は「交換」は不要

面接の際、名刺を渡されることがありますが、自分の名刺を渡して交換する必要は原則ありません。ただし、在職中の人は名刺がほしいと言われることもあるので、渡しても問題ない人は、名刺を持っておくといいでしょう。
すでに退職している場合は、前職の名刺を渡すのはマナー違反です。渡さずに、以下のようにひとこと断りを入れましょう。

「すでに離職しておりますので、名刺は持ち合わせておりません」
「申し訳ありません。すでに退職しており名刺は返却しております」

また、現職の名刺はあるものの、事情があって渡せないという場合は、以下のように断るといいでしょう。

「名刺を切らしており申し訳ありません。お渡しすることができません」
「本日は、個人的な面接で来ているため、現職の名刺を持っておらずお渡しできません」

詳細な理由を話す必要はなく、「持ってきていない」ということを伝えましょう。そのことで印象が悪くなることはありません。

名刺の受け取り方

転職活動の面接で、採用担当者から名刺を渡された場合の受け取り方です。

名刺の受け取りは、机越しにしない

机や椅子などの物越しにならないように。立ち上がって受け取るのが基本です。難しい場合は、「机越しで失礼します」などひとこと断りを入れましょう。

名刺は両手で受け取り、お礼と一礼する

「ありがとうございます。頂戴いたします」と言いながら両手で受け取ります。受け取りながらていねいに「礼」をすると好印象。ただ、ペコペコ何回もお辞儀しているとへりくだって見えるの、注意しましょう。

名刺を受け取ったら、軽く見る

受け取ったらそのまま2~3秒見て、相手の名前を憶えます。受け取ってすぐに机に置く、しまうのはNGです。

名刺の置き方

受け取った名刺は、面接が終わるまで机の上に出しておきましょう。

着席したら、机の左側に置く

名刺の置き方
受け取った名刺をすぐにしまうのはNG。自分から見てテーブルの左上側に置きます。自分も名刺を持っていて交換した場合は、名刺入れを置き、そのうえに乗せます。もし面接担当者が複数名の場合は、座っている順番と同じように並べて置きます。

名刺は採用担当者が座っている順番に並べる

採用担当者が数名いて、名刺を複数枚受け取った場合は、着席順に並べましょう。席順はおよそ役職順になっていることが多いため、名刺の並びも自然と役職順になることもあるでしょう。複数枚ある場合、名前が重ならないように気をつけましょう。

机がない場合は名刺入れなどにしまう

面接時、椅子のみで机がなく、名刺を置く場所がない場合もあります。名刺の内容に目を通し、「失礼します。頂戴します」と言って、名刺入れや手帳などに挟んだうえで、しまいましょう。

名刺入れを忘れてしまったら

基本的に応募者が名刺を渡すことはないため、名刺入れを持って行かないというケースも多いです。その場合は、「頂戴します。本日、名刺入れを持ってきておらず、失礼します」と受け取り、いただいた名刺を机に置きましょう。もしも相手から「どうぞおしまいください」と言われたときに、手帳や定期入れなどにしまうとよいでしょう。

名刺は、面接が終わったときにしまう

受け取った名刺を面接の最中にしまうのは、原則マナー違反です。面接が終わり、採用担当者が書類や筆記具などを片付けはじめたら、そのタイミングで名刺入れにしまうのがベストです。ただし、面接途中に資料が多く配られ、机に置ききれないなどの場合は、面接中でも一言「失礼します」と断りを入れて名刺入れにしまってもよいでしょう。名刺入れがない場合は、手帳や胸ポケット、定期入れなどでもOK。受け取った名刺を丁寧に扱っていることを見せるのが大切です。

面接後にお礼のメールは必要?

面接担当者から名刺をもらったからと言って、必ずしもお礼のメールを送る必要はなく、送らなくても印象が悪くなることもありません。ただ、面接での話に感銘を受けたなど、ひと言お礼が言いたいという場合はお礼のメールを送っておくのもいいでしょう。その際は、あまり時間を空けないよう、当日中か、遅くとも翌日には連絡するようにしましょう。

送るメールの内容は、あくまで面接に時間と労力を割いてもらったことへのお礼です。面接で伝えきれなかった自己PRや自分が話したことへの訂正などは書かないようにしましょう。話に感銘を受けた場合も、お礼を述べた後に、「貴社の〇〇事業への思い入れをお聞きし、大変感銘を受けました」というように、ひと言で述べるようにしましょう。

<メールの例>
【件名】本日の面接のお礼(○○○○←自分の名前)
【本文】
株式会社○○○○
人事部 ○○様

お世話になっております、○○○○(←自分の名前)です。
本日はお忙しい中、面接のお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

貴社の〇〇事業へのお話に、大変感銘を受け、
ますます貴社で仕事をしたい思いが強くもちました。ひと言メールをしたいと思いましたので、ご返信は不要です。

末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のますますのご発展をお祈りいたします。

(署名)
○○○○(氏名)
TEL:000-000-0000

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