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2019年09月18日

【履歴書の本人希望欄】書いて良いこと、書かない方が良いこと(例文あり)

履歴書イメージ

本人希望欄に「休み」や「待遇」、「給与」などの希望をどこまで書くかは迷うところ。転職時の履歴書の段階では、継続的に働く上で満たす必要最低条件を基本的には伝えます。ここでは、本人希望欄に書くと良いことを中心に書き方見本とともにご紹介します。

本人希望欄に「書くと良い」こと

・勤務上、支障の出る条件(休み、勤務時間など)
・複数募集がある場合の、希望職種や勤務地
・転職活動中の連絡が取りやすい時間帯や方法
・入社(勤務)開始可能日
・特にない場合は「貴社の規定に従います」と書く

勤務上、支障の出る条件(休み、勤務時間)はどこまで書くか

健康上の理由や育児、介護など、やむ負えない事情で勤務に制約があるときは、簡潔に理由を添えて書きます。書くか書かないかの判断基準は、定期的な通院や育児上の帰宅時間など「定期的に勤務時間などに影響が出る状況」かで考えると良いでしょう。例えば、子どもの体調不良での不定期な休みの希望などは、履歴書には書かず、必要に応じて面接で確認します。

本人希望欄に書く際は、「できません」「不可」などの否定表現ではなく、「〇〇したい」と希望を伝える表現にします。また、制約が無くなる目途が立っている場合は、書き加えておくとよいでしょう。
※子どもの体調不良など不定期な休みの希望は、履歴書には書かず、必要に応じて面接で確認します。

<育児面での例文>
子どもの保育園送迎のため9時~17時勤務としていただければ幸いです。
<健康面での例文>
業務に支障はありませんが、手術後の経過観察の通院のため、1年ほど2カ月に1度、休暇を取らせていただければ幸いです。

希望職種や勤務地

募集要項に職種や勤務地が複数あるときは、本人希望欄に希望職種や勤務地を記入します。書く際は、略したりせず、募集要項に書かれた名称で書きます。

<例文>
ホール職を希望します。

連絡のとりやすい時間、連絡方法

在職中など、連絡の取れる時間や方法に制限がある場合は、連絡可能な時間帯や手段を記入します。

<例文>
在職中のため、平日は12~13時の間に連絡をいただけましたら幸いです。土日は終日連絡可能です。
連絡先 090-0000-0000

入社(就業)開始可能日

退職予定日や就業できる日付が確定している場合は、職歴の最後か、もしくは、本人希望欄に書くと良いでしょう。就業開始までにやや期間が空くなどの事情がある場合は、その理由を添えるとベターです。

<例文>
〇〇年〇月〇日より就業可能
在職中の引き継ぎを考慮し、2カ月後からの勤務を希望いたします。

特にない場合は「貴社の規定に従います」と書く

特に希望がない場合でも、「特になし」や空欄にすることは避け、「貴社の規定に従います」と記入しましょう。

本人希望欄に「書かない方が良い」こと

・叶ったら嬉しい希望条件(給与や有給など)
・書ききれなかった志望動機や自己PR
など

有給の取りやすさや、昇給の可能性など、長期的に働くには重要ですが、履歴書に書くかは、「募集要項で読み取れないことで、かつ、入社を辞退する程度であるか」で考えると良いでしょう。そこまででないものは、面接やその後の選考で確認していくようにします。

また、書ききれなかった志望動機や自己PRは、本人希望欄ではなく、職務経歴書に補足するか、面接の場で直接アピールするようにしましょう。

希望給与はどう伝える?

求人情報の募集要項には、「月収25万円~40万円」と幅を持たせたり、「応相談」のみで詳細がわからないものもあります。給与条件は、履歴書には書かず、面接以降に交渉相談するのが一般的ですが、家族や自身の生活上、最低限守りたい給与額がある人もいるでしょう。その際は、面接の日程調整をする段階で自分と似た経験でのモデルケースを聞き、そこで希望から遠い場合は、選考を辞退する選択肢もあります。

また、面接で確認する場合は、面接の最後に同じくモデルケースを質問します。希望給与は、月収、年収とそれぞれ計算して自分の手元に控えておきましょう。最終的には、内定承諾前までに条件を確認することが大切です。

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