満年齢・満何歳とは?履歴書の年齢はどう書く?
履歴書の生年月日欄にある「満〇〇歳」とは、満何歳と書くのが正しいのでしょうか。満とは? 履歴書に記載する正しい年齢と計算方法、数え方について解説します。
【目次】
履歴書には現在の年齢(満年齢)を書く
履歴書の生年月日欄には満年齢を記載します。満年齢とは、年齢を聞かれた時点での実年齢のことで、満何歳と同じ意味です。履歴書の提出にあたっては、履歴書を郵送やメール送付する際は送付日時点の年齢を記入します。面接日当日に提出する場合は、面接日当日時点での年齢を「満〇〇歳」と書きます。そのため、誕生日が履歴書の提出日に近い人は記入する年齢に注意が必要です。
現在の年齢(満年齢)の計算方法
現在の年から生まれ年を引く
満年齢の計算は西暦を使うことで簡単にできます。現在の西暦から自分が生まれた年の西暦を引いた数字が満年齢です。その時点で誕生日を迎えていない場合は、-1で計算します。つまりはその時点での実年齢になります。
<満年齢の計算式>
■誕生日を迎えている場合
現在の西暦-生まれ年の西暦
■誕生日を迎えていない場合
現在の西暦-生まれ年の西暦-1
早生まれの場合は?
満年齢の計算に早生まれかは関係ありません。早生まれでも計算方法は同じです。ちなみに早生まれとは「1月1日~4月1日に生まれた人」のことで、「4月2日~12月31日に生まれた人」を早生まれに対し遅生まれといいます。
満年齢早見表の例
早見表を使えば一目で満年齢がわかります。今年、2023年版の1990~2007年生まれの人用の満年齢早見表を作成しましたのでご活用ください。
満年齢と数え年の違い
ちなみに、満年齢に対し数え年という年齢の数え方があります。満年齢が生まれた日から1年を0と数えるのに対し、数え年とは、生まれた年を0歳ではなく1歳として、お正月ごとに1歳ずつ足していく数え方です。今は数え年を使う場面は多くありませんが、「七五三」や「長寿のお祝い」「厄年」などでは数え年を使う習慣があります。
<年齢の数え方>
■満年齢
生まれた日から1年を0とし、誕生日がくるたびに1を足していく年齢の数え方
■数え年
生まれた年を1とし、年があける元旦に1を足していく年齢の数え方
※2021年10月13日の記事を更新