履歴書の学歴はどこから書く? 学歴欄の書き方を状況別に解説(見本付き)
履歴書に書く学歴は、どこから書き始めればよいのでしょうか。小学校、中学校、もしくは高等学校卒業からでよいか迷う人も少なくないでしょう。この記事では、履歴書の学歴はどこから書き始めるか、また、状況に応じた学歴欄の書き方について解説します。
学歴の書き始めは、最終学歴のひとつ前の卒業が目安
学歴の書き方に明確な決まりはありませんが、学歴の書き始めは、最終学歴のひとつ前の卒業を目安にすると良いでしょう。例えば、大学卒、もしくは在学中であれば高等学校卒業から、高等学校卒、もしくは在学中であれば中学校卒業から書く、といった具合になります。
■最終学歴が高等学校卒業の場合(学歴見本)
■最終学歴が大学卒業の場合(学歴見本)
【状況別】履歴書の学歴の書き方|入学前、在学中、中退、就活中など
学歴の書き始めと同様に、現在の状況に応じて学歴の書き方は変わります。入学前、在学中、就活中など、ケースごとに学歴の書き方を見本付きで紹介します。
入学前は「入学予定」
卒業後、進学が決まっている場合は「入学予定」と書きます。3月に高校を卒業し、4月に大学進学する場合、基本4月1日付で入学となるので、入学式の前であっても4月1日以降は「入学」となります。
■大学入学予定の場合(学歴見本)
在学中の場合は「在学中」
高校や大学に学籍を置いている場合は「在学中」と記載します。
■大学在学中の場合(学歴見本)
就活中の場合は「卒業見込み」
新卒で就活中の場合は「在学中」ではなく「卒業見込み」と記載します。似た表現で「卒業予定」がありますが、基本、履歴書では使いません。入学を控えている場合は「入学予定」と記載するので混合しないよう注意しましょう。
■就活の場合(学歴見本)
中退の場合は「中途退学」
中退の場合も最終学歴として記載して構いません。中退と省略せずに「中途退学」と記載します。
■大学中退の場合(学歴見本)
大学院卒の場合は「修了」
最終学歴が大学院卒の場合は、「卒業」ではなく「修了」と記載します。大学院生で就活の場合は、「修了見込み」と記載します。
■大学院修士課程卒の場合(学歴見本)
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初回公開日:2021年12月21日
更新日:2025年6月20日
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