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2024年02月13日

履歴書の職歴欄の書き方、「退職・退社」のどちらを使う?

履歴書の職歴欄の書き方、「退職・退社」のどちらを使う?,タウンワーク「退職」「退社」は、いずれも「会社を辞める」という意味がありますが、履歴書に書く場合はどちらを使うべきなのでしょうか。履歴書の職歴欄でのふさわしい使い方を見本とともに解説します。

履歴書の職歴欄には「退職」がふさわしい

履歴書の職歴欄は「退職」を使う方が適しています。「退社」でも間違いではありませんが、「その日の仕事を終えて帰宅する」という意味もあるため、「退職」の方がふさわしいとされています。パートやアルバイト用の履歴書の場合は「入社/退職」「入社/退社」あるいは「勤務開始/勤務終了」と記入しても問題ありません。

なお、「退職」は、役所や病院、学校など、会社ではない職場を辞める場合も使えます。

「退職」の言葉の意味
会社/職場を辞めること。現職を退くこと

「退社」の言葉の意味
・会社/職場を辞めること、または
・1日の勤務を終えて会社を出ること

 

履歴書職歴欄の退職の書き方

履歴書の職歴欄には、簡単な退職理由を書くことが一般的です。記載する理由は「一身上の都合により退職」「会社都合により退職」「契約期間終了により離任」など、それぞれのケースに合わせた定型文を使います。退職理由を書かなければ不利になるような事情がない限り、詳細を記入する必要はないでしょう。
なお、パートやアルバイトの履歴書は、退職理由を書かなくても問題ないことが多いです。

自己都合退職の書き方

自己都合により退職した場合は「一身上の都合により退職」とするのが一般的です。自己都合退職とは、転職や自身の結婚や出産など、個人的な事情による退職を指します。

▼自己都合退職による書き方例自己都合退職による職歴欄の書き方例

会社都合退職の書き方

会社都合により退職した場合は「会社都合により退職」と記入します。会社都合退職とは、個人的な事情ではなく、会社の業績悪化や倒産、リストラなどによる退職を指します。

▼会社都合退職による書き方例
会社都合退職による職歴欄の書き方例

会社都合退職と自己都合退職の違い

在職中で退職日が決まっている場合の書き方

現在、在職中で退職予定日が分かっている場合は、「現在に至る」に続けて()内に退職予定日を記入します。「現在に至る」は「在職中」と記載しても構いません。

▼退職日が決まっている場合の書き方例退職日が確定している場合の職歴欄の書き方例

在職中で退職日が未定の場合の書き方

現在、在職中で退職予定が未定の場合は、「現在に至る」もしくは「在職中」と記載します。退職予定日が確実でない限り、記載しないほうが無難です。現在の職場と退職日について相談中であれば面接の際に伝えましょう。

▼退職日が未定の場合の書き方例退職日未定の職歴欄の書き方例

在職中の「現在に至る」「以上」「退職予定」の書き方

契約満了による離任の書き方

派遣スタッフなど、就業先に派遣される就業形態で任期満了に伴い職務を離れる場合は、「退職」ではなく「離任」と記載します。

▼契約満了による離任の書き方例(派遣スタッフの場合)契約満了による離任の職歴欄の書き方例(派遣スタッフの場合)

パート・アルバイトの「退職」の書き方

パート・アルバイトの退職の場合は、シンプルに「退職」だけでいいでしょう。

▼パート・アルバイトの退職の書き方例パート・アルバイトの退職の職歴欄の書き方例

具体的な「退職理由」を添えたほうが良いケース

履歴書に書く退職は、具体的な退職理由まで書かないことが多いですが、中には書いたほうが好印象なケースもあります。

空白期間が長い

退職してから復職までの期間が長い場合は、理由を書いたほうが良いケースもあります。例えば健康上の理由や出産を機に退職した場合などです。ケースによっては、現在は業務に支障がないことを補足しておくとよいです。

▼健康上の理由の場合の書き方例

健康上の理由の場合の職歴欄の書き方例

転職回数が多い

短期間で転職が続く場合、「長続きしないのでは」と採用担当者に思われる可能性もあります。キャリアアップのための転職ややむを得ない事情などがあれば理由を添えるといいでしょう。

▼キャリアアップの場合の書き方例

キャリアアップの場合の職歴欄の書き方例

※公開:2020年11月22日、更新履歴:2022年9月20日、2024年2月13日

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