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2025年07月17日

見本付き|履歴書の書き間違え、修正方法はどうする?

履歴書 修正 タウンワーク townwork手書きの履歴書は、1文字でも間違えたら書き直しがベター。とはいえ「時間もないし、修正する方法はないの?」というときの対処法がないわけではありません。やむを得ない場合の最終手段や、ミスをしても慌てないためのノウハウも紹介します。

履歴書の修正は原則NG

履歴書は、正式なビジネス書類です。修正テープや修正液、修正ペンを使って書き直すことは、記載した本人でなくても誰でもできるため、正式な書類としての信頼性が損なわれます。また、履歴書は応募者の経歴や人となりを、採用担当者が目にする最初の書類でもあります。修正した跡が残る履歴書は印象が良いとはいえません。そのため手間でも間違いに気づいたら初めから書き直すことをおすすめします。

 

履歴書の修正が必要な時の対処法

やむを得ず履歴書の修正がどうしても必要な場合は、二重線と訂正印を使う事で正式な訂正をすることができます。

二重線+訂正印を使う

履歴書に限らず、公に提出する書類の訂正方法として、間違えた箇所に二重線を引き、その線にかかるように訂正印を押すことができます。間違えた箇所の上下いずれかに正しい内容を書きます。訂正印は通常の認印よりも小さい印鑑を指しますが、訂正印がないときは認印でも構いません。インク内蔵タイプではなく、朱肉を使うものにします。

「二重線+訂正印」の修正見本
履歴書の訂正方法 二重線 訂正印の見本

訂正箇所は1か所にとどめる

二重線と訂正印は、履歴書全体の中で1か所だけにするのが良いです。書き直す時間がなく訂正せざるを得ない場合は仕方ありませんが、何か所も訂正箇所があると、書類としての信頼性を損なう印象を与える可能性があります。

 

履歴書を間違えたまま提出したらどうなる?

誤字脱字など些細なミスでも、修正、できれば書き直しがベストです。仮に間違えたまま履歴書を提出した場合は、どのような影響をもたらすかみていきます。

ケアレスミスが多そうな印象を与える

履歴書に誤字があると「仕事でもミスが多い?」「注意力散漫?」といった印象を与えてしまう可能性があります。実際の仕事で、誤字脱字のある文書を取引先やお客様に送るのは失礼に当たります。履歴書も正式な書類なので、確認も含めて細部まで気を配る姿勢が求められます。

志望意欲が低そうに受け取られやすい

いくら志望動機を熱心に伝えても、履歴書に誤字脱字が多ければ「この人、本当にうちで働きたいのかな?」と採用担当者に疑念を抱かれることもあります。特に会社名のミスは志望意欲が低いと見なされる可能性が高いです。限られた書類選考のなかで、ミスのまま提出された履歴書は、選考の足を引っ張る要因になることもあります。

計画性がないようにみえる可能性もある

ほんの些細な誤字でも、「この人は段取りが甘いのでは?」という印象を与えてしまうことがあります。履歴書は、事前にしっかり準備してから提出するもの。そこでミスがあると、「次々に場当たり的に応募しているのでは?」と計画性に疑問を持たれてしまう可能性があります。

他の応募者と比較して不利になることもある

採用担当者は多くの履歴書をチェックしていますので、誤字脱字がある履歴書は、どうしても見劣りしてしまいます。やはり丁寧に書かれている人のほうが「信頼できそう」「ちゃんと準備してきた」と評価されやすく、どちらを採用するか迷った際には不採用となるリスクが高まります。

職種によってはマイナスになりかねない

たとえば、事務職や経理などの管理部門や、広報、ライター、校正など文字を扱う仕事、金融系など信頼性が重視される業界では、履歴書のミスがそのまま評価につながることがあります。「細かい配慮が求められる職種やポジション」では、履歴書の完成度がそのまま適性の判断材料になることもあるのです。

 

履歴書の修正にまつわる疑問Q&A

修正テープや修正液が使えないことは分かったものの、履歴書の修正はどこまで許容されるのか、細かい疑問にお答えします。

本当に1文字の誤字でも書き直すべきですか?

間違いであるなら1文字でも書き直したほうが良いです。他の応募者がミスのない履歴書を提出する中、修正テープや修正液で修正した履歴書の書き間違いは目立ちます。どうしてものときは二重線+訂正で対応してください。

消せるボールペンを使うのはどうですか?

一般的に履歴書などの公的書類を消せるボールペンで書くのはNGです。消せるボールペンは摩擦や熱で消える可能性があること、そして他の人が後から内容を修正することが可能なので書類の信ぴょう性が失われるためです。

カッターや砂消しを使うのはどうですか?

カッターや砂消しを使うと用紙が薄くなったり、やぶれる可能性があります。また、跡が残るので採用担当者に修正したことがバレやすいのでおすすめしません。

提出後にミスに気が付いた場合は?

履歴書の提出後に間違いに気づいたら、採用担当者に連絡をし、修正した履歴書を再提出したい旨を伝えます。応募先によっては再提出を求められない場合もあります。間違えないに越したことはありませんが、自己申告することで、ミスをごまかさず報告ができる人という評価をしてもらえる可能性があります。

履歴書が汚れや折れ曲がりもダメ?

汚れや折れのある履歴書は「適当で大雑把な人」という印象を与える可能性があります。書類選考で落ちる可能性を少なくするためにも、汚れや折れた場合もきれいに作り直すのがおすすめです。

 

手書き指定がなければ、パソコンで作成する方法も

応募先企業で「手書き」と指定がなければパソコンで履歴書を作成する方法もあります。パソコンならチェックツールを使って誤字脱字を見つけやすく、また間違えた場合の修正も手書きに比べて容易です。

次の記事に、無料でダウンロードできる履歴書のテンプレートを数タイプ置いていますので、活用してください。
履歴書テンプレートのダウンロードはこちらから

 

※更新履歴:
2019年9月18日、2023年4月19日、2025年7月17日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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