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2015年09月01日

[子育てママの再就職] 「主婦インターンシップ」を利用して成功

[子育てママの再就職] 「主婦インターンシップ」を利用して成功
結婚・出産したら仕事はどうする? 働き女子が将来を考えるときに、誰もが一度は思うこの問題。先輩ママたちはどうしたのか、出産後の再就職支援を手がける「ハナマル総合研究所」代表の上田晶美さんに、リアルストーリーを聞きました。

【子どもの高校入学を機に再就職】
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遠藤奈々子さん(46歳/仮名)

短大卒業後、専門商社で営業事務を9年経験。29歳で結婚退職し、同年に第1子を出産。夫の海外転勤で約10年のアメリカ生活も経験する。子どもの高校進学を機に再就職を決心。夫と高校1年生の長男との3人家族。

再就職ママにも企業にもうれしい制度

遠藤さんは、夫の転勤で約10年海外に住まれていた方。前職の商社でも英語の資料を扱っていたといい、語学力という強みを持っている方でした。しかし、17年間仕事から離れていたことに引け目を感じていた彼女は、一般の求人に応募するのは自信がないといいます。そこで私が勧めたのが、「主婦インターンシップ」です。

主婦インターンシップ(正式名称「中小企業新戦力発掘プロジェクト」)とは経済産業省が実施する事業で、育児や介護などで退職した女性を2週間~3カ月の間、インターンシップ実習生として中小企業が受け入れるプログラムです。

期間中は日額5000円〜7000円の助成金が中小企業庁から支払われ、企業の負担はゼロ。働きたくてもチャンスがない女性と人材不足に悩む中小企業それぞれにうれしい制度です。

思いがけず、英語力を活かせる仕事に出会う

遠藤さんが希望したのは週3~4日、1日5~6時間程度で、職種は事務職という条件。まずは働くことに慣れるために短時間を希望しました。勤務形態を優先し、英語が使えるといった条件は出さなかったとのこと。小さな印刷会社を紹介され、電話応対や見積もり作成などの営業事務の仕事を始め、期間終了後に正社員として採用されることになりました。

実は、インターンシップ開始時に英語力があることも伝えたことが見込まれての採用。その会社では英語版のカタログや会社案内の受注が増えており、遠藤さんは翻訳会社との窓口を任され、簡単なものは自分で訳すこともあるとか。今ではなくてはならない戦力として頼りにされていることが、彼女の話から伝わってきます。

公的な支援はうまく利用しよう

前職の商社では英語が話せる人は珍しくなくても、業種によっては貴重な人材として歓迎される。語学に限らず、そうしたケースはよくあります。再就職を考える女性は、経験やスキルにもっと自信を持っていい。遠藤さんの例を見ても、改めてそう思います。

主婦インターンシップ(中小企業新戦力発掘プロジェクト)は、2014年度で終了しましたが、2015年度は名称を「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」に変えて、再就職支援は継続される予定です。インターンシップが1週間までの無償のコースに縮小されるなど制度の内容は変わるようですが、公的な制度はうまく利用したいもの。各地域に窓口が設置されていますので、まずは中小企業庁に問い合わせるなどして、ぜひチェックしてみてください。

【遠藤さんのケースに学ぶ3つのポイント】
1.フルタイムに自信がなければ、短時間勤務から始める
2.経験やスキルは遠慮せずに応募先にきちんと伝える
3.公的な制度をうまく利用する

キャリアコンサルタント 上田晶美さん■プロフィール
上田晶美
ハナマルキャリア総合研究所 代表
キャリアコンサルタント歴20年のベテラン。10年間の大手流通会社での人事経験と、3児の母として子育てをしながら仕事をしてきたノウハウをもとに、結婚・出産後の再就職を積極的に支援。女性のキャリアについて年間200講演を行う。『ママも今日から働くワ! 主婦の再就職講座』、新刊『働くための話す・聞く』をはじめ著書多数。
http://hanamaru-souken.com/

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※とらばーゆコラムより