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2017年06月15日

Room2: 久保田悠来×桐山漣 インタビュー4/6 【僕らの休憩室】

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント

今話題の俳優二人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。久保田悠来さんと桐山漣(※正しくは、サンズイに連)さんの対談4回目の今回は、久保田さんから桐山さんのバイト時代の話を聞いてもらいました。バイトで落ち込んだ桐山さんを支えてくれたアノ曲とは?

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料理が上手くなるのは、飲食バイトならではの特権

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント久保田:えー、それでは早速、桐山さんのバイト時代のお話を伺っていきたいと思います。

桐山:堅苦しいなぁ。やりづらいから普通にして(笑)。

久保田:そうね(笑)。漣は今までどんなバイトしてきたの?

桐山:バイトは結構したね。一番最初はトンカツ屋。めっちゃ美味かった。

久保田:いいね。他は?

桐山:カフェ2店舗と100円ショップ、あとはティッシュ配りとか日払いのバイトを色々と掛け持ちしながらやってた。今思うと、結構頑張ってたな。

久保田:バイトのプロじゃん(笑)。一番好きだったバイトとかある?

桐山:日払いのバイトは、その場で給料もらえるから好きだったね。結局、お金が欲しくてバイトやってた部分もあるし。

久保田:お、なんか本音っぽくていいね。じゃあ、一番やりがいがあったのも日払いのバイト?

桐山:やりがいがあったのは飲食店の厨房かな。

久保田:料理ってこと?

桐山:そうそう。カフェでバイトしてたときだね。初めはドリンク作るところから始まって、だんだんバイトの中でもランクみたいなやつが上がっていって、ようやくフードを任せてもらえるようになる。初めてフードやらせてもらったときは、「ついに来た!」って思った(笑)。

久保田:出世だね。出世(笑)。

桐山:ホントそんな感じ。で、厨房にはマニュアルがあるわけですよ。それぞれの作り方が書いてあるやつ。それを覚えたら、当たり前だけど家でも作れるんだよね。そこからアレンジして自分の料理を作ったりね。そういう、料理の基礎が覚えられるところにやりがい感じてたかな。

久保田:わかる!俺も飲食でバイトしてたんだけど、料理することへの抵抗がなくなるよね。包丁の使い方とか覚えるし。今でも料理するの?

桐山:時間があれば、って感じ。カフェでバイトしたから、和食より洋食が得意なのよ。だから、たまーに自分で洋食作って食べたりはしてるよ。

久保田:ふーん。まぁ、俺は和食得意だけどね。

桐山:なんでそこ張り合ってくるの(笑)。

 

与えられた環境で自分なりに楽しむことが大事

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント久保田:そんだけ色々バイトしてると、辛かったこともあったんじゃない?

桐山:そりゃ、あったよ。お金を稼ぐのは楽じゃないからね。

久保田:おっしゃる通りでございます。特に辛かったこととか覚えてる?

桐山:これはもう、はっきり覚えてるよ。ティッシュ配りのバイト。

久保田:あー、わかった。無視されるやつだ。もらってもらえない的な。

桐山:そうなんだけど、それだけじゃないのよ。もらう側の気持ちもわかるから、板挟みになる辛さというか。

久保田:というと?

桐山:バイトしてるときは配る側だけど、街を歩いてたら自分が渡されることもあるわけじゃない?でも、別にティッシュいらないときも当然あって、受け取らない場合もあるでしょ?

久保田:あるね。そっちの方が多いかも。

桐山:でしょ?俺も受け取らない人の気持ちもわかるから、無理やり渡すのもなんだかなーって。そういうモヤモヤする辛さ。

久保田:なるほどなー。そういう辛さはもあるだろうね。そういう辛いときって、どうやって乗り越えてたの?

桐山:やりがいとか、楽しみを自分で見つけるようにしてた。

久保田:わかる!与えられた環境で自分なりに楽しむって大事だよね。これはバイトだけじゃなくて、どんな仕事にも通じてる気がする。

桐山:ホントそう。やりがいがないと、人ってラクしちゃうからね。

久保田:具体的には、当時どんなところに楽しさを見つけてたの?

桐山:ただティッシュを渡すんじゃなくて、色々工夫するようにしてたかな。「お、あの人はもらってくれそうだ」って人を探したりとか、渡し方をちょっと変えてみたりとか。色々考えながら、あーでもないこーでもないってやってたかな。あとは、Mr.Childrenさんの曲を聞いて元気もらってた(笑)

久保田:ミスチルいいね!俺も好き!

桐山:昔から桜井さんが好きなんだよね。曲も、歌詞も、生き様も。だから、バイト時代に限らず今でも、何かあったらミスチル聴いて励まされてる。

久保田:特に好きな曲とか歌詞とかあるの?

桐山:「もっと素晴らしいはずの自分を探して」っていう歌詞。『終わりなき旅』っていう曲に出てくるフレーズなんだけど、当時辛かったときの自分の心境にシンクロしたんだよね。

久保田:どうにもうまくいかないときとか、「こんなはずじゃない」って思うときあるだろうしね。

桐山:そうなんだよね。思い描いている自分と今の自分、なんか違うぞ、みたいな。でも、嫌なことばかりじゃないはずだから、また次のドア開かなきゃなって。

久保田:いい歌詞だよね。沁みるね。

桐山:ライブ何回も行ってるけど、まだこの曲を歌ってくれたことないんだよね。いつか生で聞きたいなー。

−ここまでのお話を聞いて、久保田さんに質問です。

久保田悠来 桐山漣 インタビュー 対談 タウンワークマガジン チェキ プレゼント桐山:待て待て待て。雑すぎでしょ(笑)。

久保田:いや、これは雑につけたわけではないんですよ。ただまっすぐバイトをこなすのではなく、自分の中でやりがいや楽しみを見出す。そうして、ひねりを生み出しながら働く。それがパーマアルバイターなんです。

桐山:完全に後付けですね(笑)。

久保田:それに「パーマネント」という言葉には、半永久的とか長持ちするという意味があるんですよ。桐山くんなら、自分でやりがいを見出しながら、それこそ半永久的に働いていける人だと思うんですよ。いかがですか?

桐山:いい話とか結構したのになー。

久保田:え、ダメこれ?(笑)

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自分なりのやりがいを見つけるのが大事と語ってくれた桐山さん。バイト経験が豊富なだけに、そこからの学びにも説得力がありますね。さて、次回は立場が入れ替わって、桐山さんが久保田さんのバイト時代をインタビューしてくれます。どうぞお楽しみに!

■Profile
桐山 漣 Renn Kiriyama

2013年『韓国ソウルドラマアワード2013』 (JAPAN俳優部門1位)ネチズン人気賞受賞。
主な出演作:ドラマ『傘をもたない蟻たちは(CX)、『まんまこと~麻之助裁定帳~』(NHK)、『ロストデイズ』(CX)、『37歳で医者になった僕』(CX)、『仮面ライダーW』(EX)、
映画、『新宿スワンⅡ』(園子温監督)、『カノン』(雑賀俊朗監督)、『呪怨-ザ・ファイナル-』(落合正幸監督)、『群青色の、とおり道』(佐々部清監督 )、『L♥DK』(川村泰裕監督)
現在『CODE:M コードネームミラージュ』(TX他)OA中。2018年は『曇天に笑う』(本広克行監督)の公開が控えている。

【公式Instagram】@renn_kiriyama_official
【公式ブログ】https://ameblo.jp/renn-kiriyama/

■Profile
久保田 悠来 Yuki Kubota

1981年6月15日生まれ。2007年舞台『switch』で俳優デビュー。舞台『戦国 BASARA』シリーズ、ドラマ『仮面ライダー鎧武』等で人気を博す。近年の出演作に映画「KIRI‐『職業・殺し屋。』外伝‐」『内村さまぁ~ずTHE MOVIE エンジェル』、『忘れ雪』、『絶壁の上のトランペット 』、『SCOOP!』、 テレビドラマ『警部補・杉山真太郎』、『三匹のおっさん3』等がある。最近の出演作に映画『新宿スワン』シリーズ、ドラマ&映画『トモダチゲーム』、ドラマ『CODE:M コードネームミラージュ』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』など。

【公式ページ】http://www.japanmusic.jp/2012/11/post-408.html
【公式Twitter】@yuk1_kbt

文:恩田貴行、寺本涼馬 撮影:田形千紘

撮影地:浅草花やしき
    〒111-0032 東京都台東区浅草2-28-1 電話:03-3842-8780

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