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2017年01月04日

森詩織(PASSPO☆)インタビュー「支えてくれる人に恩返ししていきたい」【アイドルシゴト Vol.17】

森詩織(PASSPO☆)毎週公開している「アイドルシゴト」。この企画は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
2017年の第一回目を飾るのはいつでも元気いっぱい!PASSPO☆の元気印、森詩織さんにお話をうかがいます。

 

小さい頃はアイドルのフリコピをしていた

――アイドルになったキッカケは?

アイドルになりたいと思っていたことはないんです。事務所にはスカウトされて入ったんですが、事務所の社長から「アイドルを作るからやってみない?」と声をかけてもらって、チャレンジしてみようと思ってPASSPO☆に加入しました。

――アイドルというものに対してはどう感じてた?

小さい頃はモーニング娘。さんが好きだったので、歌ったりすることはすごく好きだったんですけど、そのあとはノースリーブスさん(AKB48の派生ユニット)が大好きになって、フリコピとかしてました。アイドルになりたいとは思ってなかったけど、アイドルと言う存在に興味はありましたね。

――実際にアイドルをやってみてどうだった?

自分の中で“アイドルはこういうもの!”というイメージは全然なかったんです。だからやってみて初めてアイドルってこういう仕事なんだって分かったくらいなので、「やってみたら想像と違った」みたいなこともありませんでした。

 

とにかく1番を目指す。お母さんの教育

森詩織(PASSPO☆)――肝が据わってるって言われませんか?

よく言われますね(笑)。なんでもやりたくなっちゃうタイプなんですよ。あとは芸能界で生きていくって決めたから、というのもあります。

――芸能活動に強い意思があるんですね。他にそれほど強く意思をもった経験は?

他は…ないですね、芸能活動が初めてかもしれません。でも実は、今の活動を始める前にお母さんに反対されてたんですよ。

昔、子役をやっていたんですけど、全然結果が出なくて。だから今の事務所に入るときもお母さんに「また疎かにするんでしょ」って言われちゃってたんです。でも私はすごくやりたかったからそれを伝えたら「じゃあ、ちゃんと責任持ってやってね」と言われました。今はすごく応援してくれています。

――お母さんは厳しい方なんですね

そうですね。「なんでもいいから一番を取れ」って昔から言われていました。それで一番になれたのが『少女飛行』(PASSPO☆のメジャーデビューシングル)のオリコンウィークリーチャート1位だったんです。それはすぐにお母さんに連絡しました。すごく喜んでくれましたね。

 

自分の成長を実感するために黙々と続けた部活

森詩織(PASSPO☆)――他にも一番が取れるくらい自信があったことは?

運動ですかね。運動が得意なので、なにか一つのの種目に集中して続けていればもっと上にいけたんじゃないかなって思うこともありました。

――たしかに森さんは歌もパワフルですよね

もともとボイトレとかは全然してなくて、声量はそれこそ部活で鍛えられたと思います。
金曜日以外は毎日練習だったので。それを中高6年間続けました。楽しかったから続けていたというわけでは無かったけど、そこまで続けられたのは、それ以外やることもなかったっていうのもあるし、辞めて良いことがあるわけでもないし、自分が成長できることが嬉しかったからなのかもしれません。なので、結果を出せたときの達成感は大きかったです。

――PASSPO☆は7周年、部活よりも長く続けられている理由は?

やっぱりライブが楽しいっていうのが一番ですね。あとは自分たちのやりたいことをやらせてもらえてて、それに対してファンの方たちもついてきてくれている楽しさがあるので続けられています。

 

自分たちのパフォーマンスを自分たちで考えて磨いていく

森詩織(PASSPO☆)――自分たちのやりたいことというのは具体的には?

衣装をメンバーが考えたりとか、CDのジャケット写真のイメージやテーマを決めたり、他にもバンドに挑戦してます。バンドに関しては、“アイドルとしては”上手いよねって言われるのは嫌で、普通のバンドの方と比べられるくらいになりたいんです。だから意識高くして頑張って練習してますね。

――PASSPO☆のみなさんはライブ中の表情もとっても豊かですよね。

メンバーと曲によってどういう表情をするかとか話し合ったり、一人ずつキャラも違うので、それに合わせて振付の先生が演技っぽい動きをつけてくれたりもするんですよ。そういうことでそれぞれの個性が出せていたりもします。

――個性豊かなメンバーの中で森さんの立ち位置は?

男っぽい。先陣切る感じですかね。みんなと比べたら真面目なのかな。周りをみつつ、自分のことはちゃんとやろうって思ってます。

 

お父さんのお店で手伝いした

森詩織(PASSPO☆)――子供の頃から芸能活動をしていたとうかがいましたが、過去のバイトの経験は?

やったことありそうとかよく言われるんですけど、実は全くやったことないんですよ。中高はバスケをやってたし、学校でバイトを禁止されていたというのもあってやっていませんでした。

――では、やってみたいバイトは?

面白そうだからレジ打ちをやりたいですね。小さい頃におもちゃのレジスターで遊んでて、そのおもちゃが大好きだったので。

うちのお父さんが自営業でお店をやっているんですけど、よく遊びに行って店員さんがレジ打ちをしている様子を眺めてました。私もレジのドロアーを開けるボタンだけ押させてもらって喜んでましたね。
あと、チラシ配りを友だちと一緒に手伝ったりもしていました。

――PASSPO☆に加入してから社会の厳しさなどを経験した?

中高生のときにやった部活動の中での上下関係がすごく厳しかったから、そんなに感じたことはないですね。なので、部活はいい経験になりました。あとは。大人の方と話すのもすごく好きというのもあるので、そこまで苦労した経験はないかも。

――今の仕事で意識していることは?

スタッフさんとコミュニケーションをよく取るようにしてます。私はライブが終わったあとにスタッフさん一人ひとりに感想を聞いてます。毎回感想を聞いたりしてると、いつしかスタッフさんから言ってくれるようになるんですよ。それはすごく自分の成長に繋がりますね。

 

お酒好きなメンバー同士で語る

森詩織(PASSPO☆)――オフのときはなにしてる?

オフのときは前日に飲んで寝てます(笑)。それで二日酔いで寝てるか、オフの日が事前に決まってたときは友だちと朝から遊びに行ったりします。あとはお母さんと朝に走りに行ったり、夜はまた飲みにいったり……(笑)。

――お酒が好きなんですね(笑)。

好きですね。特にビールが好きです。PASSPO☆のメンバーは全員お酒好きなんですよ。
飲めるイベントとかがあるとみんな喜びます(笑)。

――メンバーと飲むときはどんな話をするんですか?

ずっとふざけた話ししかしてないですね。カラオケして、飲んで。
でもなぜか次の日起きたら目が腫れてたりとかするんですよ。たぶんどこかのタイミングで熱い話しして泣いてるんですよね(笑)。記憶が無くてあとでメンバーに聞いたら「語って泣いてたよ」って。

 

7人になってからできるようになったミーティング

森詩織(PASSPO☆)――PASSPO☆さんは最近メンバー全員でなんでも話せるようになったと聞きました。そのキッカケは?

ちゃんと話し合えるようになったのはメンバーが7人になってからですね。それまではそれぞれがなにを考えてるのか怖くてミーティングとかもしたことなかったんですけど、7人になってから自分たちの中で危機感もあり、みんながどんなことを考えてるのかちゃんと知りたいってみんなが思ってミーティングなどもやるようになりました。
アメリカンガールズロックという路線もやりたいと社長に直談判したりしましたね。

――ありがとうございまいした。最後に、森さんが思う好きなことを見つけるコツは?

なんでもチャレンジすることじゃないですかね。失敗するからって思ってるとダメ。私たちもたくさん失敗をしてきて、そこから学んで7年目になってやっと自分たちのことが解ったので、いろんなことにチャレンジして自分に合うものを見つけられればいいんじゃないかな。

後は両親とかもそうですけど、自分を支えてくれる人、応援してくれる人がいるっていうのは大きいと思います。そういった人がいるから頑張って続けられると思うので、これからも恩返しをしていきたいですね。

 

■Profile
森詩織
(もり・しおり)
1992年11月8日生まれ
Twitter: @morishixsmilin
■PASSPO☆情報
公式HP:http://passpo.jp/
公式Twitter:@passpo_staff

企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ(@ayutama_xoxo
撮影:八木虎造

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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