松田美里(わーすた)バイト体験&インタビュー #カフェバイト【アイドルシゴト Vol.31】
「アイドルシゴト」は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
今回でわーすたのバイト体験スペシャルはラスト。2次元の世界から飛び出したようなかわいさと猫耳が特徴的なわーすたの『みりてこ』こと松田美里さんにお話を伺います。
アイドルになった同じスクールの子のように私も変わりたかった
――アイドルを始めたキッカケは?
広島のダンススクールに通ってたんですけど、そのときに同じクラスだった子がアイドルになって東京に行くことになって、たまに地元に帰ってきたときに話を聞いてたんです。すごくお仕事のことを楽しそうに話すし、どんどん可愛くなっていって、私でも分かるくらいその子の人生が変わったんだなっていうのを感じました。
ただメイクがうまくなったとかじゃなくて、内側から溢れ出るものというか、たたずまいとか振る舞いからプロのオーラを感じられて、それに憧れというか、すごく興味を持ちました。
その頃はあまり夢とかを持っていなくて、ダンスをやっていることが他の子と唯一違う部分でした。でも私も変わりたいなと思って中学2年生のときにオーディションを受けてiDOL Streetの研究生になりました。
――中学生でそこまで深く考える性格だったんですね
私はもともと外で色々活動するというよりは、家で色々考え込むような性格で、「宇宙はどこまであるんだろう」とか考えていました。その頃も自分のことについて客観的に考えるタイミングだったかもしれませんね。
ファンの存在が私にとって第一優先
――アイドル活動の中でやりがいを感じていることは?
私にとってアイドルをやっている中での支えは家族や友だち、スタッフさんなどたくさんいるんですけど、その中でもファンの方たちの支えが何よりも大きいなって感じています。
研究生の頃は広島から大阪に通っていて、移動の時間が長くて精神的にも体力的にも結構大変だったんですよ。いろいろプレッシャーとかもあったんですけど、そのときに応援してくれるファンの方たちの言葉がすごく胸にきました。当時はあまりファンの方たちと触れ合う機会が少なかったんですけど、毎日ブログは更新していて、そこにいただくコメントにいつも癒されてました。その頃から今でもずっとファンの方たちの存在は私にとって第一優先ですね。
母も働いていたカフェでの仕事に憧れていた
――本日、松田さんにはカフェのバイト体験をしてもらいましたが、どんなお仕事をしましたか?
ケーキを作りました。お母さんもケーキ屋さんのカフェで働いてて、よくそのお店にも行って中のお仕事とかも見てケーキを作りたいなと思ってたので、今日はお母さんがやってたことを私も体験できてドキドキが止まらなかったです。なんだか大人になった気分になりました(笑)。
――接客中意識をしていたことはありますか? そもそも、接客は好き?
好きですね。人としゃべるのが大好きなので!
接客中は姿勢を正して大雑把に見えないように、顔に覇気を出すようにしました(笑)。
バイトをしている同級生が大人に見えていた
――今日体験したバイトはどれくらい経ったら一人前になりそう?
私はちょっと抜けているところがあるので、トレーとか持ってたら絶対いつかコケるんですよ(笑)。でもそれがないものだとしたら一日で慣れると思います。
――やってみたかったバイトは?
今日体験したカフェ店員をやってみたいと思ってました。広島の地元の友だちと電話をしてバイトの話を聞いたりしてると失敗しながらも楽しそうにやってて、同い年でもなんか先輩というか大人に見えて羨ましいなってずっと思ってたので、今日は少しでもバイト経験を味わえて嬉しかったです。
どんなことでも意味を見つけると楽しくなる
――プロとして意識していることは?
日々、自分にできることを探しながら生活してるなって思います。ほんとは毎日ゴロゴロとしていたい性格なんですけど、アイドルになってからは罪悪感というか、そういう時間を過ごすことが怖く感じるようになって、この時間があったら何が出来るだろうって、充実した毎日を送りたいと思いました。毎日少しずつでも何か挑戦して、ファンの方たちとの共通の話題を見つけていきたいなと思ってます。
――好きなことを見つけるコツは?
どんなことでも意味を見つけると楽しくなるかも。バイトで例えると仕事中の細かい動作や、先輩から注意される一つひとつのこともちゃんとその意味を考えて理解することで楽しくなるのかなって思います。
公式サイト:http://wa-suta.world/
取材協力:
企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ(@ayutama_xoxo)
撮影:八木虎造
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。