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2017年08月23日

浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)インタビュー「アイドルを辞めたらケーキ屋をやりたいって割と本気で思ってます」【アイドルシゴトVol.42】

浅川梨奈 SUPER☆GiRLS アイドル インタビュー タウンワークマガジングラビアに演技に大活躍のSUPER☆GiRLS浅川梨奈さん。日々、忙しい中でも仕事に対する意識やスパガに対する熱い想いを抱いています。

アイドルシゴトでは、そんな浅川梨奈さんの仕事に対する意識についてインタビューした今回。憧れていたグループに入ったからこそ日々、葛藤していた頃のお話や、挑戦してみたいバイトについてもお話を伺いました。

 

田中美麗さんに憧れてストリート生に

浅川梨奈 SUPER☆GiRLS アイドル インタビュー タウンワークマガジン――アイドルになったキッカケは?

小学2年生のときにAKB48さんが好きになって、そこでアイドルというものに興味を持ちました。そのときはAKB48になりたいとかそういう想いもなく、ただアイドルが好きなだけでした。だったんですけど、その後、AKB48のオーディションを受けてみたら2回挑戦して2回とも落ちちゃったんです。そのとき、「結構悔しいんだな」って感じる自分の気持ちにことに気づきました。

それとその同じ時期にSUPER☆GiRLSのオーディションを見つけて、スパガにも興味を持って好きになりました。私が行ったライブでSUPER☆GiRLSの妹分のストリート生の結成が発表されて、私はそのとき田中美麗ちゃんが大好きだったんですけど、ストリート生が美麗ちゃんと目を合わせて踊ってることに対してすごく羨ましさを覚えたんです(笑)。

その翌年に、ストリート生の3期生の募集があって「私も美麗ちゃんに会いたい!」と思ってオーディションを受けたら合格することができてストリート生になれました。

――憧れていたアイドルになってみていかがでしたか?

今それまでは客席側にいたからアイドルを見る方側の景色しか知らなかったけど、初めてアイドルとして立った中野サンプラザのステージから見た景色は本当に綺麗でしたね。

――ストリート生を経て、現在では大好きだった田中美麗さんと同じSUPER☆GiRLSのメンバーとして活躍されていますが、田中さんと初めて会ったときはどんな心境でしたか?

私、ストリート生のオーディションのときから田中美麗ちゃんが好きと言い続けていたので、本人も私が合格したときからそのことは知っててくれたみたいで。初めてリハーサルでご一緒させていただいたときに頑張って話しかけたりしていたら、本番のアンコールで『みらくるが止まンないっ!』という曲をやったときに、立ち位置が離れているのにも関わらず、私のところまで来て一緒に肩を組んでくれたんです! そのときに「アイドルになってよかった」って思いましたね(笑)。

 

葛藤していたグループへの加入

浅川梨奈 SUPER☆GiRLS アイドル インタビュー タウンワークマガジン――SUPER☆GiRLSのメンバーとして加入すると決まったときはいろいろな葛藤があったそうですね。

最初SUPER☆GiRLSへの加入のお話をいただいたときは断るつもりでした。元々はオリジナルのメンバーが好きだったから新メンバーが入ることに納得できなくて。でも私の気持ちとは別にいろいろな話が進んでいき、それについて行けなくて放心状態になってしまっていました。

でも同時期に加入する他の新メンバーの話を聞いたり、とてもお世話になっていた前リーダーの八坂さんから「スパガ頼んだよ」と声を掛けていただいたりして、頑張らなくちゃいけないと思ってSUPER☆GiRLSに入ることを決意しました。

 

周りとぶつかりながらも……

――最近ではソロのお仕事も増えてきて、SUPER☆GiRLSの中心メンバーとしてもご活躍されていますが、昔と現在で意識の変化はありますか?

最初入ったときは、どうにかしてキャラを出さなければいけないと思って、ほんとは全然そんなキャラじゃないのに「うざキャラ」になって、ステージでおもしろくもない一発ギャグをやってみたりしてました(笑)。それがとてもしんどくて「自分て何なんだろう」と迷走してましたね。

でも月日が過ぎていくうちに、だんだんと自分がやりたいことやグループでの立ち位置も分かってきました。自分はスパガの初期メンバーではなかったからこそスパガを変えられるんだと思ったので、先輩メンバーとぶつかって大喧嘩してしまうこともありました。

だけど、そこでぶつかったからこそ今ではすごく仲良くさせてもらってます。スタッフさんの方やメンバーともたくさんぶつかってきたからこそ、私がスパガを良くしたいという想いを周りが分かって理解してくださるようになりました。今は外に向かっていろいろと発信できる立ち位置にいさせてもらっているので、ライブでは誰よりもパフォーマンスを頑張ることを意識しています。

 

「現場の空気は自分がを作る」という意識

浅川梨奈 SUPER☆GiRLS アイドル インタビュー タウンワークマガジン――SUPER☆GiRLSでの活動とソロ活動、それぞれ仕事に対する意識は違いますか?

違いますね。グループのときは「みんなが何とかしてくれる」と思ってしまうこともあるけど、ソロでのお仕事のときは気分のまま動いてしまっていたらダメだから「誰よりも元気に、笑顔でいなくてはいけない」と思ってます。

グラビアだったら自分が現場の空気を明るくしたいと思ってるし、自分が楽しくないと仕事がしづらいなって思うので、周りも一緒に楽しくなってもらうことを意識してお仕事させていただいてます。

――それができるようになったのか何かキッカケがあったのでしょうか。

きっかけは『ファイブ』というドラマに出演させて頂いたときだと思います。当時ドラマ撮影の現場でなかなか馴染めなかった私を、共演者のみなさんがいろいろと気遣ってくださったからなんです。現場の空気感をしっかりと作ってくださっている共演者の方々姿を見て、自分もこういう風にしたいなと思って、それ以来真似しています。

映画『人狼ゲーム マッドランド』(※)で主演を務めせていただいたときのことなのですが、映画の内容が、共演者と対立する設定で、出演者同士で「仲良くしていいのかな」という空気が流れてたんですけど、その膠着した状況を打破すればかえって思い切った演技をし合えると思い、私はみんなとしゃべるようにしました。

※人狼ゲーム…参加者が村人サイドと人狼サイドに分かれ戦うテーブルトークゲーム。村人は昼のターンで参加者の中の誰が人狼か話し合って排除する参加者を1名指名、その後の夜のターンで人狼は食い殺す参加者を1名指名。どちらが最後まで残るか競うゲーム。

――仕事のオンとオフはどのようにして切り替えていますか?

演技のお仕事が一番好きなので、それが息抜きになってますね。自分じゃない自分を演じているからこそ、すごく気持ちが楽になるんです。休みの日は大好きな少女漫画を家でひらすら読んだり、仲いい子と遊びに行ったりすることが息抜きになってます。

 

人に喜んでもらうことは今の仕事にも通じる

浅川梨奈 SUPER☆GiRLS アイドル インタビュー タウンワークマガジン――もしバイトをやるとしたら、どんなバイトに挑戦してみたいですか?

私はケーキ屋さんをやってみたいです。お菓子作りが好きで、もし芸能のお仕事をしていなかったら製菓の専門学校に通っただろうなって思ってるくらいなんです。ケーキやお菓子って芸能のお仕事と似てる部分があると思うんです。人に笑顔になってもらいたいとか、「食べることで喜んでもらいたい」と思うのは今の仕事と通じる部分があると思うので、やってみたいですね。

 

やりたいことはちゃんと口に出すことが大事

浅川梨奈 SUPER☆GiRLS アイドル インタビュー タウンワークマガジン――好きなことを仕事にしている浅川さんですが、これから夢やお仕事を見つけていく読者の方にメッセージをお願いします!

変にカッコつけずに、自分のやりたいことを「やりたい」とちゃんと口に出すことが大事なんじゃないかなと思います。例えば面接だったら自分のことを隠さずに、思ってることをちゃんとアピールする。私はオーディションのときに「田中美麗ちゃんが好きです!」って言って合格したので、ほんとに好きなものは隠さない方がいいと思います。やりたくないこともあると思うけど、自分がそれをどう楽しくしていくか。一度しかない人生なので、楽しんでお仕事も見つけていただけたらと思います。

 

■Profile
浅川梨奈
(あさかわ・なな)

1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。ストリート生に3期生として加入後、2014年2月にSUPER☆GiRLSの新メンバーとして加入。現在は、グループでの活動の他、ソロとしても多数の雑誌の表紙を飾り、女優としても活躍中。映画『人狼ゲーム マッドランド』では主演を務めた。

Twitter:@SG_NANA_avex
Instagarm:@asakawa_nana
SUPER☆GiRLS公式HP:http://supergirls.jp/

取材・文:永山あるみ 撮影:八木虎造

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