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2018年02月20日

ユメノユア(GANG PARADE)インタビュー「自分を助けてくれた人たちのように、自分も誰かの役に立ちたい」【アイドルシゴトVol.51】

ユメノユア ギャンパレ GANG PARADE タウンワークマガジン“みんなの遊び場”をコンセプトに、毎回熱いライブパフォーマンスを繰り広げるGANG PARADE。いつも賑やかで、楽しそうな彼女たちですが、これまで数多くの試練を乗り越えてきたとか。今回は、GANG PARADEの前身であるPOP時代からグループを支え続けてきたユメノユアさんに、自身とGANG PARADEについてお話を伺いました。

 

初めて自分の人生に関わる決断をした

ユメノユア ギャンパレ GANG PARADE タウンワークマガジン――最初に芸能界に入ったキッカケを教えてください

社会人になる前になにか好きなことにチャレンジしたいという想いがずっとあったんです。学生のころから芸能のお仕事には憧れがあったので挑戦してみたいと思っていたんですが、いざその世界に踏み込むというのは勇気が入りました。

だって芸能界で大成功する人なんてほんのわずかな人だけじゃないですか。当時は自分に自信がなかったから、そのわずかに成功している人の中に入れるとはあんまり思えなかったんです。

でも、アイドルと音楽がすごく好きで、ライブハウスにもめっちゃ通っていたので、音楽に携わりたいなっていう気持ちは強かったんです。

だから一般的な社会人になる前に一度チャレンジしてみて、もしダメだったら普通の社会人になろうと決めました。こんなに大きな、自分の人生に関わる決断をしたのはそのときが初めてでしたね。

 

GANG PARADEのことを一番大事だと思えるようになった

ユメノユア ギャンパレ GANG PARADE タウンワークマガジン――今振り返って、これまでの活動の中でターニングポイントになったことは何ですか?

2016年の9月に出演した「@JAM×ナタリーEXPO 2016」ですね。メンバーの一人が活動休止をすると発表した直後のイベントでした。

その前にももう一人のメンバーが抜けてしまって、そのとき改めてグループのあり方を考えたんです。残された3人でどうしようかと、すごい必死に考えてライブに挑みました。すごく考えた甲斐あって、その時のパフォーマンスはけっこう色んな方に褒めてもらうことができました。

いろいろあって大変ではあったけど、その大変だった時期を乗り越えたおかげで成長できたと思うし、「私ってGANG PARADEのことをすごく好きだな」って気持ちに気づけた瞬間でもあったんです。

――大変な状況のとき、自分も辞めてしまいたいという気持ちにはなりませんでしたか?

なりませんでした。メンバーが2人も立て続けに抜けてしまった状況の中でも、なぜか残った3人は誰一人辞めたいとは思わなかったんです。必死に「どうにかしなきゃ」「持ちこたえなきゃ」って気持ちが強くて、ネガティブなことを考える余裕がなかったのかもしれません。だからすぐにこれまでの持ち曲20曲を3人でパフォーマンスできるようにフォーメーションを組み直しました。

実はその時点で新メンバー(キャン・マイカ)が加入するのはほぼ決まってたんです。でも、あのとき3人のうちの誰か一人でも「やめたい」って言ったり、「もうダメかもね」って口にしていたらグループは終わっていたかもしれません。

その後、新メンバーとしてマイカが加入することが決まりました。

この状況を乗り越えたとき「私にとって生きていく上で一番大事なのはGANG PARADEだな」って心の底から思えるようになりましたね。

 

グループの絆が深まったオーディション合宿

ユメノユア ギャンパレ GANG PARADE タウンワークマガジン――これまでの活動の中で一番達成感があったできごとはなんですか?

2017年3月に5泊6日で行なったWACK(所属事務所)のオーディション合宿ですね。
どの合宿グループに入るのかは分からないんですけど、一般から募集して絞られた候補者と、各グループの既存のメンバーが2名ずつ参加するんです。

この合宿はネットの動画配信もあるので、GANG PARADEをより多くの人に広めるためにどうしようと考えながらこのオーディション合宿を過ごしました。

実際に合宿に行ってみたら驚きました。一般募集で集まった候補者の子のほぼ全員がGANG PARADEのことを知らなかったんですよ。これは心が折れました。

それだけじゃなくて、合宿の様子を配信したら「ギャンパレ帰れ」みたいなコメントがあって、そこでも心が折れそうになりつつ、とりあえず今できることをやろうと思ってアピールし続けました。

その結果、合宿の終盤ころには配信のコメントが「ギャンパレ帰れ」から「ギャンパレ頑張れ!」って応援してくれる内容に変わってきて、あと私たちの代表曲である「Plastic 2 Mercy」のことも知ってもらうことができました。

合宿の最終日、横浜の赤レンガ倉庫でWACK所属グループによるフェスをやった時も「ギャンパレが一番よかった」って言ってもらえたり、スタッフさんからも「ギャンパレチーム頑張ったね」って言ってもらえて。

でも、最後まで頑張れたのは合宿に参加した私とテラシマユウカの2人だけの力じゃないんです。合宿期間中、ずっと他のGANG PARADEのメンバーが連絡してくれたり、一生懸命応援してくれたおかげだと思います。

例えば合宿中のダンス対決でギャンパレチームが2日連続最下位で泣いてた時も、メンバーがすごいおもしろい振りを動画で送ってきてくれたり、LINEで励ましてくれたりしてくれました。

他にも朝6時から早朝マラソンに挑戦した時も、みんなその時間に起きてくれて「今日も頑張れ!」ってLINEを送ってくれました。

他に予定があったりしても合宿の様子を常に見守っててくれました。それこそ24時間、ずっと誰かしら見てくれてたんですよ。

そういうのもあってグループの雰囲気も良くなったし、メンバー7人がすごく団結した瞬間でもありましたね。だからあの合宿は2人だけじゃなくて、GANG PARADE全体で戦うことができました。

 

自分を助けてくれた人たちのように、自分も誰かの役に立ちたい

ユメノユア ギャンパレ GANG PARADE タウンワークマガジン――以前、他のインタビューで「自分に会いに来てもらうために、今日を乗り切って頑張ろうって思われる存在になりたい」とおっしゃっていましたが、それは今も変わらずですか?

変わらずです。私自身、音楽が好きで、これまで音楽にたくさん助けられてきました。

だから自分も自分を助けてくれた人たちのように、誰かの役に立ちたいと思っています。

 

■Profile
ユメノユア
3月27日生まれ。神奈川県横浜市出身。ファッションと音楽が好き。赤髪とピアスがトレードマーク。

Twitter:@yua_GANG
Instagram :@yua_gang

取材・文:永山あるみ 撮影:曽我美芽

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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