【動画あり】さぁみんな!コツを押さえて美しくなろ♪簡単かわいいナチュラルメイクを記者が体験
「メイク」とは、もろ刃の剣。美しくなるために施したはずが、逆に美しさから遠ざかってしまうこともあります。
筆者(私)も以前、華やかな目元に憧れて大粒のラメが入ったアイシャドウを使ったら
「あの……シマヅ(筆者のこと)さん、目に細かいウロコみたいなのついてますけど……どうしたんですか?」
と言われたり、セクシーな口元に憧れてグロスを塗りたくったら
「口にめっちゃ油ついてますよ」
と言われティッシュを差し出されたり、自己流の間違ったメイクテクを発揮したせいで散々な目に遭いました。
わざわざ口に出さなくても、「あの子のメイク、なんかちょっと……」と思ったこと、ありませんか? でもそれ、あなたも思われているかも知れないんですよ!
そんな殺伐とした世界をなくすため、ヘア・メイクアーティストのSaiさんに「誰でもできる簡単メイク‐ナチュラルメイクVer.-」を伝授してもらったので、贅沢に動画つきでご紹介いたします!
ベースメイク
■超重要! メイク前の保湿は、しっかり肌に馴染ませる
動画は下地を塗るところから始まっていますが、実は化粧水で肌をととのえるなど、スキンケアの段階からメイクは始まっている、と言っても過言ではないとのこと。
いちど洗顔したあと、すぐに化粧水をつける! でも、化粧水で肌がビショビショの状態で乳液やクリームをつけたらダメ! なぜかというと、ビショビショの状態で保湿すると肌に水分が染み込まないうえに乳液やクリームも肌の上で均一にならず、結果、下地もファンデも塗りムラが出てしまう!
なので、化粧水は肌にしっかりと馴染ませましょう。手が肌に吸い付くようになったらOKです。乳液やクリームも、化粧水と同様にしっかりと肌に馴染ませましょう。
■これも重要! 化粧下地は、中心から外側へ均一に
下地は「色補正」の役割を果たし、肌を美しく見せる土台です。顔色がくすんでいたら、ピンク系の下地や、赤みが強い方はイエロー系の下地など、肌の状態によって合うものを選びましょう。顔の中心から外側に向かって薄く均一に塗るところがポイントです。
ファンデーション
■顔全体に塗らなくてもイイ!
ファンデーションは、塗りすぎないことが肝心です。下地で色がととのっているので、ファンデは顔の中心から外側に向かって薄く延ばし、気になる部分をカバーする程度でイイとのこと。塗り終わったら、スポンジで余分な油を吸い取り馴染ませるのもポイント。そうすることで、ファンデーションの密着度もよくなり、お肌の透明感が出るそうです。
ちなみに、下地で顔が白くなってしまったら、お肌の色よりワントーン暗めのファンデを選び、首の色となじませると自然な仕上がりになりますよ。
アイシャドウ
■指で塗ること! 色はブラウンがナチュラルな仕上がりに
今回はクリームアイシャドウを使用したので最初から指を使っていますが、パウダーアイシャドウの場合は、チップでつけた後、同じように指でなじませると良いそうです。その方が、アイシャドウが肌に馴染むため粉浮きせず加減も楽なので、つけすぎも防げるとのこと。
色選びですが、ナチュラルメイクならばやはりブラウン系一択! もちろん、つけすぎは厳禁。「薄く影を入れました!」という感じで、薄いブラウンをアイホール全体に馴染ませるのがポイントです。
そして、目のフレームの締まりをよくするために、上まつげからアイホールの三分の一の範囲に濃いめのブラウンを入れます。つけすぎ防止のため、いちど手の甲で色を落とすのもポイントです。
下まぶたには、ピンクホワイトのアイシャドウを使いましょう。可愛らしさとなんちゃって涙ぶくろが手に入ります。
アイライン、マスカラ
■ナチュラルメイクには、ブラウン一択で!
実は、日本人の黒目の上に引くライナーは、ブラックと比べブラウンのほうが優しい印象になりやすく、ナチュラルに見えやすいそう。描き方は、まつ毛のあいだを埋めるように塗るのがポイントです。目尻にスッとラインを書き足すと、目が大きく見えるのでおススメです。
マスカラは、まつ毛の根元から上に向かってジグザグに動かし、毛先に向かうにつれ動きを少なくし、最後はスッと抜くのがポイント。ナチュラルメイクの場合、この工程は1~2回程度で充分です。ただ、黒目の上と下まつ毛には、しっかりとマスカラをつけてください。
眉毛
■パウダーで描く。ふんわり、そしてシッカリ!
角度をつけすぎず、パウダーでふんわり自然な眉毛にするのがポイントです。眉毛の薄い人はペンシルで書き足したあとにパウダーを乗せましょう。
また、眉頭と鼻の付け根にある窪みに眉パウダーで、つくかつかないかぐらいの薄い色でぼかしてあげると、彫りが深く見えスッとした鼻筋も演出できます。
チーク
■頬骨を意識!
まず一度、手の甲で色を馴染ませてから顔に乗せましょう。いきなり顔に乗せてしまうと、つけすぎてオカメインコみたいになるので絶対厳禁! 笑ったときに頬が一番高くなる位置を中心にして、フワッとぼかすのがポイントです。
リップ
■はやりの色より、自分に馴染む色
リップクリームにちょっと色がついているくらいの、自然な色を選べばいいそうです。塗り方も、特にテクニックは必要ありません。リップクリームを塗る要領で塗れば大丈夫です。
完成!
さてさて! お待ちかねの、「プロに教わった簡単かわいいナチュラルメイク」を施した結果がこちら!
完全に別人!!!!!!!!!!! でも筆者です! メイクの下は間違いなく筆者です!! プロはすごいとしか言いようがありません。
ナチュラルメイク全体のコツは、とにかくフンワリさせること。そして、やりすぎないこと。この二点を念頭に置きさえすれば、誰でも簡単にナチュラルメイクができちゃいます!
これで、自分も周りもみんなハッピー! 「簡単かわいいナチュラルメイク」、ぜひお試しください!
※この記事はタウンワークマガジンに2015年10月22日に掲載されたものです。
サロンワークを経て、ヘアーメイクアーティスト西山舞氏に師事。LUGAR所属アーティストとして広告・雑誌、CMなど幅広く活動中。
http://lugar-mai.jp/staff.html
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1988年生まれ。フリーライター。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科を卒業後、2年ほど美術業界を転々としていたが現在は主にWEB上で文章を書き生計を立てている。女性向けコラム、インタビュー記事、グルメレポート、体験記事など、幅広い分野で執筆活動を行う。