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2016年01月14日

学者芸人が教える「勉強しなくても満点がとれる」現代文攻略法

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後期試験直前の大学生、期末テストに向けて準備を始めたい学生のみなさん! 何から手をつけようとあせっている方は、まずは現代文を解くコツから覚えてみませんか?

日本テレビ朝の情報番組ZIP!やTBSラジオなどでもおなじみ、現在、一橋大学の非常勤講師をつとめる学者芸人、サンキュータツオさんに必ず点数がとれる現代文の解き方を教えてもらいました。

現代文は問題中に答えるがあるサービス教科

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――勉強しなくても点数がとれるのはなぜですか?

「最初に言うと現代文ほど点数のとりやすい教科はないということ。ほとんどの問題が、例題を読んで答えるものです。つまり例題の中に答えがあるという超サービス問題! だから、解き方のコツさえ掴めば、誰でも点数はとれるのです」

センスは必要なし! 「答えの裏づけ」が見つけられれば問題は解ける

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――現代文を攻略するのに一番重要なことは何ですか?

「現代文は文章を読み解くセンスのある人が得意とする教科だと思っていませんか? それはまったく違います。現代文の問題は例題を書いた著書がつくるものではなく、問題をつくる人が考えるもの。なぜ、この答えなのかが説明できる根拠がないと問題にはなりません。ですから、感覚やセンスでなくその根拠を探すことが重要なのです。

根拠とは数学でいえば数式であるように、現代文でいえば言葉です。つまり、問題文の中に根拠があるというわけです」

なるほど。じゃあ根拠を探すにはどうすればいいのでしょうか? サンキュータツオさんによると、いくつかコツがあるとか。

コツ1:先に問題文を読み、例題文に問題を書き込む

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「まずはじめに、例題文よりも問題文を先に読むこと。これから何を問われるか知った状態で例題文を読むのと、知らないままに読むのでは理解度がまるで違います。そして、問題を例題文の空いた場所に書き込んでください。こうすることで例題文を読みながら解答につながる箇所を素早く見つけ出すことができ、解答作業がスピードアップできます。

答案用紙をキレイに使いたがる人がいますが、用紙は汚してなんぼ。どんどん書き込んでいきましょう!」

コツ2:複数出てくる言葉を見つける

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「例題の文章中で複数出てくる言葉にチェックをつけましょう。複数出てくるということはキーワードとなる言葉であり、その近辺に答えになる文章がある可能性が高い。また、抜き出し問題で使いやすい言葉でもあります」

コツ3:「~こそ」「~とは」など助詞に注目する

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「『~こそ』は強調を意味する係助詞のため、前後に重要な文章が置かれている場合が多いです。『~とは』は言葉の定義になるため、その後の文章に答えが書かれていることが多い。助詞に注目して重要な文章を見つけるのもテクニックのひとつです」

コツ4:修飾語が多い文章は重要文

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「一文に修飾語が多い文章は重要文と考えてください。この例題は「発見」という言葉に「自己」と「履歴」がのっかっており、普通の発見ではなく、より重要な発見であることが分かります。ほかに例を出すと「あなた」という言葉に「私だけ」「特別」の2つをつけると「私だけの特別なあなた」となり「あなた」の重要度が高まります。修飾語が多い文章には印をつけておき、抜き出しや記述で使うようにしましょう

現代文はコツさえつかめば、勉強をしなくても得点がとれる科目といっても過言ではありません。上記のコツをマスターして試験で高得点を狙ってください。

39profile■プロフィール
サンキュータツオさん
 @39tatsuo

漫才コンビ「米粒写経」のツッコミ担当。東京ポッド許可局(TBSラジオ)タツオ局員。一橋大学非常勤講師もつとめる。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士後期課程修了。文学修士。辞書、落語、アニメ、NBAにも造詣が深い。2月12日~16日に定期落語会『渋谷らくご』に出演。最新著書に『俺たちBL論』(春日太一と共著/2016年1月26日発売)がある。

取材・文:中屋麻依子 撮影:刑部友康