高収入を稼ぐには「読書」?!若いうちから読書すべき理由とオススメ本は?
「将来、お金持ちになりたい!」と思う方はたくさんいるでしょう。
しかし「どうすれば給料が上がるのか分からない」という人も多いのでは?
と言うのは、本『年収を上げる読書術』の著者・大岩俊之さん。
なぜ読書が良いのか?
年収とどういう関係があるのか?
お話いただきました。
なぜ若いうちに読書しておくと良いのか
社会人になると、日々の仕事が忙しくて、勉強しなくなってしまう人もいます。
けどこれからの時代は、それじゃダメ。
一生勉強し続けること。
そしてそれを元に自分で考え、自分から提案するような、仕事を作り出していく能力を身につけると、将来高収入を稼ぐ人になりやすいのです。
バイトでも同じ。
言われなくても自分から動いたり、自分から何か提案できれば、時給が上がるかもしれませんね。
そんなふうに、周りと差をつける手段の一つとしては読書が最適。
たとえば販売のバイトで売上成績を上げたいなら、販売で成功した方の本や、コミュニケーションについての本、交渉術の本を読んでみれば良いでしょう。
著者が苦労して手に入れた経験やノウハウを、たった1,500円程度で手に入れられるんです。
本『年収を上げる読書術』にも書きましたが、私は「講師の仕事をしたい!」と思ったときに、どうすればよいか分からなかった。そこで本『はじめて講師を頼まれたら読む本』を読み、そこに書かれていた内容を実践することからスタートしたんですよ。
今では実際に大学などで講師の仕事をしているんですから、本ってすごいですね。
これってつまり、自分の理想と現状とのギャップを、読書と行動で埋めるということ。
読んで終わり、じゃないんです。読んだ内容を行動に移すことが大事ですね。
習慣づけるにはどのように読書をすればいいのか
本を読まない学生さんが多いですね。
実は、社会人でも読書しない人は多いんです。
全国の16歳以上の男女3000人を対象とした、文化庁の「国語に関する世論調査」によると、1か月に1冊も本を読まない人が47.5%です。
だからこそ、若いうちから読書してベース作りをしておけば、その時点で既に差がついているんです。
社会人になると「仕事がうまくいかない」「将来が不安だ」など悩むことが必ずあります。
そのとき初めて読書しても、読書の習慣やベースがないとうまくいきません。
正直言うと、私も学生時代はまったく読書していませんでした。
だから社会人になってから苦労しました。それで今では年間300冊読みますよ。
20代で毎月1冊だけでも読み続ければ、30歳になったときには全く本を読まない人と120冊も差がついているんです。
全く読書しなかった人が30歳になって急に「120冊読もう!」なんて、簡単じゃありませんよ。
読書が苦手なら、マンガから入るのも良いのではないでしょうか。
勉強になるマンガもけっこう出てるんですよ。
若者にオススメの3冊

まんがでわかる 7つの習慣/フランクリン・コヴィー・ジャパン 監修/宝島社 刊/1,080円(税込み) ※書影はAmazon.co.jpより引用
7つの方法を実践し習慣化すると、成功に近づくことができるという大人の必読書『7つの習慣』にも、マンガ版があります。
こういう本なら、読みやすくて良いでしょう。

伝える力/池上彰 著/PHP研究所 刊/864円(税込み) ※書影はAmazon.co.jpより引用
池上彰さんをTVで見たことがあるでしょう。
どうしたら彼のようにわかりやすく人に伝えることができるのか知りたければ、この本。
就活生にも薦めています。
社会人になったら、会議やプレゼンなど人にわかりやすく伝えることは必須のスキルですよ。

本当の仕事/榎本英剛 著/日本能率協会マネジメントセンター 刊/1,620円(税込み) ※書影はAmazon.co.jpより引用
こちらは、「天職とは何か?」と仕事について考えさせられる本。
タイトル通り、「自分に嘘をつかない生き方・働き方」を見つけるのに最高の本です。
どんな本を選ぶべきか。
どのように読書すれば効率が良いのか。
どうすれば読書で自分の夢や目標をかなえられるのか。
まずは今回紹介した3冊、あるいは大岩さんの著書を読むことからスタートしてみてもいいかもしれませんね。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
お話:大岩俊之さん 文・編集:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信

大岩 俊之 著
大和書房 刊
1,512円(税込み)
※書影はAmazon.co.jpより引用
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。