【悪用厳禁】バイトシーンや恋愛に効く!人の心を誘導する3つの話術
春は新しいバイトを始めたり、環境が変わったりと、出会いの多い季節。
バイトにも恋愛にも友人関係にも、コミュニケーションがとても大切ですね。
人と関わっていると時々、
・好きな異性がなかなか自分に興味を持ってくれない
などと悩んでしまうこと、ありませんか?
でも、以下の3つの話術を使うだけで、相手があなたの思い通りになるかもしれません。
世界的に知られる心理療法家ミルトン・エリクソン博士の誘導力ある話術(※)を、日本語で使いやすいよう紹介している本『一瞬で人の心を誘導する技術』から、人の心を誘導する3つの話術を紹介しましょう。
1. 「Yes」「No」で答えられる質問で、行動を誘導する

two asian sisters whispering gossip on the grass
◯ 「窓を開けることできる?」
◯ 「小銭持ってる?」
自分が言われたときのことを想像してみてください。
「窓を開けてください」「小銭貸して」と命令・指示されるより、「窓を開けることできる?」「小銭持ってる?」と聞かれたほうが、なぜだか自然とそれに従ってしまうと思いませんか?
私たちの脳は、質問されると自然とそれに反応してしまうのです。
2. 「なぜそれをするのか?」の理由を与えて納得させる
P.083
ハーバード大学での実験では、
「すみません、先にコピーを取らせてください」と、
「すみません、コピーが取りたいから、先にコピーを取らせてください」とでは、順番を譲ってくれた人の割合が、後者のほうが格段に増えたとの報告があります。
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ただお願いをするのではなく、何でも良いので理由をつけてお願いしたほうが成功率が上がるというわけです。
バイトのシフトを誰かに変わってほしいときはこんなふうに。
×「今度のこの日、バイト変わって!」
◯「今度のこの日、どうしても急用があるから(←理由)、バイト変わってもらうことできる?」
デートに誘うときはこんなふうに。
×「明日、会いたいな」
◯「明日、ものすごく美味しい店へ一緒に行きたいから(←理由)、会えるかな?」
これで、お願いに答えてくれる可能性がグッと上がるのです。
3. 名前をさりげなく入れ、話を聞かせる
P.060
自分と同じ名前の人がどこかで呼ばれていて「ハッ」としたこと、ありませんか?
自分の名前というのはとても重要な言葉なのです。
バイト中や飲み会などでも、会話の中にちょくちょく相手の名前を入れましょう。
あなたの話を相手が聞いてくれるようになりますよ。
まとめ
1. 「Yes」「No」で答えられる質問で、行動を誘導する
2. 「なぜそれをするのか?」の理由を与えて納得させる
3. 名前をさりげなく入れ、話を聞かせる
このように、会話をちょっと工夫するだけで、相手の反応は大きく変わることがあります。
あなたの毎日がもっと楽しくなるので、今日さっそく試してみること、できますか?
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。