【人見知り卒業】もう気まずくならない!「雑談」3つの心得
「初対面の人や目上の人と、何を話して良いか分からなくて気まずい…」
そんな経験、ありませんか?
しかし、ちょっとした雑談ができるかできないかで、あなたの印象は大きく変わってしまいます。
「異性にモテたい」
「バイトの先輩に気に入られたい」
そう考えているあなたのために、今日は書籍『雑談の心得。気まずーーい空気を一瞬でとかす40のルール』から、もう気まずくならない「雑談」3つの心得を紹介します。
1.相手の話を聞いてあげると、相手は快楽を得られる
P.30
これは驚きのデータですね。
つまり、相手の話を聞いてあげると、相手はおいしい物を食べた時と同じ快楽が得られるらしいのです。
でも、ただ聞くだけで良いのでしょうか?
そこで本書には、こんなふうに書かれています。
七割、相手の話をじっくり聞いて、それに対して三割、自分のことを語ることで、さりげなくアピールしていきます
P.138
「笑っていいとも」でタモリさんがしていたようなイメージで、相手の話をしっかり聞きながら、ときどき自分なりの感想やリアクションを交えていくのです。
2.情けない話をあえてすると親近感を持たれる
(中略)
たとえば、テレビ番組でイケメンの俳優が出てきて、「ちょっと鼻につくな…」と思っていたところ、「先日飲み過ぎて、おねしょしちゃったんですよ…」などと情けない話をすると急に親しみを覚えますよね。
このように情けない話には、
・相手の警戒心を解き、親近感を抱かせる
…という効果があります。
P.62
例えばバイトの先輩に「この前の休みの日、何してた?」と聞かれたら、あなたはどんな話をしますか?
自慢したりカッコつけたりせず、情けない話をしてみましょう。
一方、これを異性に対してあまりやりすぎると、恋愛対象には見られないかもしれませんね…。注意が必要です。
3.雑談の「たちつてと」は共感の宝庫
それは、雑談の「たちつてと」です。
(中略)
誰もが体験していることなので、共感を生みやすい話題です。
P.120
何を話すか困ってしまったら、この「たちつてと」を思い出しましょう。
ち→地域(住まい、地元、他に旅行などの趣味も含む)
つ→通勤
て→天気(地震など災害も含む)
と→富(金融、財テク、仕事などお金に関すること)
P.121
たとえば、こんな感じです。
た(食べ物):「最近、美味しいラーメン屋を探しているんですけど、知りませんか?」
ち(地域):「◯◯さんの地元はどちらですか?」
つ(通勤・通学):「◯◯さんがいつも通勤で使うのって、何線ですか?」
て(天気):「ちょっと涼しくなってきましたよね」
と(富):「さいきん金欠なので時給の良いバイト探してるんですが、何が良いと思いますか?」
あるいはこれらを組み合わせたり、つなげて話すのも良いでしょう。
まとめ
気づきましたか?
雑談する時には「何か面白い話をしないと…」なんて考える必要はないのです。
2. 情けない話をあえてする
3. 雑談の「たちつてと」
これら3つを意識すれば、これまでより雑談が盛り上がりそうですね?
まずは誰と、どんな雑談をしてみますか?
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ(書評ライター) 企画:ガジェット通信