踏み出す勇気が出る! 思い切って行動するための3つの考え方
「バイト探さなきゃだけど、知らない人に電話するのが怖い…」
「調べ物が多そうで、なかなかレポートに手がつけられない…」
「失敗するのが怖くて、行動できない…」
そんなとき、ありませんか?
それでも、この記事を読んでいるあなたは本当は「行動」したいはず。
ちょっと考え方を変えるだけで、思い切って行動できるかもしれません。
あのTV「情熱大陸」でも話題となった、安藤美冬さんを知っていますか?
ソーシャルメディアを活用したノマドワークスタイルで国内外を飛び回り、PC1台で仕事をする彼女が、その行動力についてまとめた本『やる気はあっても長続きしない人の「行動力」の育て方』から、思い切って行動するための3つの考え方を紹介しましょう。
1.想定外を楽しむ
著者の安藤美冬さんがブータンへ行く際、飛行機が5時間も遅れたのだそうです。
おかげでブータンでの滞在時間が減ってしまいました。
ところがそのせいで、予定していた政府高官との面会場所が急遽、ホームステイ先の農家に変更に。一緒に食事をしながらざっくばらんに話す、とても良い時間を過ごせたのだといいます。
(中略)
スケジュールに縛られないからこそ、楽しめる「偶然性」。たまたま起きた出来事、たまたま出会った人、たまたま目にしたもの……。こうした「想定外」を歓迎する人生は、広がりのある豊かなものになると思います。
P.109
起こったことは変えられません。
起こったことに対して怒ったり悲しんだりと反応するよりも、受け入れて楽しむほうが良い経験として心に残り、次につながりやすそうですね。
2.居心地の良い場所から抜け出すと成長できる
なぜなら、私たちは気後れしてしまうほどの人や場所など、今の自分よりも「ワンランク上」のステージに身を置くことによって、成長するからです。
だからこそ、意図的にコンフォートゾーンを抜けだして、あえて居心地の悪い場所に出ることが大切になります。
P.158
安藤美冬さんは、初対面の人が多い場所が苦手だったのですが、あえてそういう場に行くようにしたそうです。
「今までどおりがラク」
「いつもどおりが良い」
私たちはついそう思ってしまいがちですが、それでは成長しないどころか、気づかぬうちに退化しているかもしれません。
いきなり大きなことをしなくても良いでしょう。
服装や髪型をいつもの自分とは違う雰囲気にしてみるなど、ちょっとしたことから「コンフォートゾーンから抜け出す」訓練をしておくと、もっと大きなことにもチャレンジできるようになりそうです。
3.70点主義でOK
「失敗してはいけない」「間違ったら恥ずかしい」と思い悩むことは、完璧でいなければという思い込みに基づいたものです。
P.164
P.165
バイトの面接は緊張するかもしれませんが、2つに1つ受かればいいや、くらいの気持ちで行ってみてはどうでしょう。
試験で100点を取ろうと思うと難しいですが、とにかく単位を落とさないだけの点数を取ろう、と勉強に取り組んでみても良いかもしれません。
完璧じゃなくて良いんです。
やってみて、結果が出てから修正することができる場合もあるでしょう。
「もし失敗したら…」と不安になる気持ちもわかりますが、だからといって、やらなかったら0点ですよ。
やらないより、やったほうがマシなんです。
とにかくやってみましょう。
まとめ
1.想定外を楽しむ
2.居心地の良い場所から抜け出す
3.70点主義でいく
これら3つを意識し、思い切って行動してみませんか?
あなたがまず行動したいことは、どんなことですか?
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ(書評ライター) 企画:ガジェット通信