「やる気はあるのに動けない」状態から抜け出す3つの方法
「部屋の片付けをしたいのに、できていない…」
「勉強しなきゃと分かっているんだけど、ついついサボっちゃう…」
「ダイエットのためにウォーキングしたいけど、3日坊主になっちゃう…」
「やる気」はある。
でも、動けない。
こういうことって、誰にでもあるものです。
しかし周りには、どんどん行動して大きな結果を出す人もいますよね。
私たちは、どうすれば「やる気」を「行動」に変えられるのでしょうか?
スポーツ心理学者・メンタルカウンセラーの児玉光雄さんの本『「やる気はあるのに動けない」そんな自分を操るコツ(※)』から、3つのコツを紹介しましょう。
1.「声出し」で身体はやる気モードに変わる
P.37
バイト中、疲れてくることもあるでしょう。
そんなときこそ、いつもより大きな声で
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」
と言ってみてはどうでしょう?
元気だから大きな声が出せることもあるでしょう。
でも、大きな声を出すから元気になれることもあるのです。
2.行動に移せない時には「今日だけは…」と唱えてみる
P.41
「今日だけは…」と思えば、ちょっと頑張れそうですね。
先に紹介した通り「声出しで身体はやる気モードに変わる」のですから、実際に「今日だけは…」と声に出してみるのが良いでしょう。
完璧主義だと「毎日必ずウォーキングする!」と決めてしまいがち。その結果、できなかった日があるとそこで心が折れ、ウォーキングをやめてしまうことがあるのです。
しかし「ゆるい習慣」と考えていれば、ウォーキングできなかった次の日も、「今日はやろう!」と思えるでしょう。
3.「いつまでにどれくらい」を小刻みに設定すると、行動につながる
P.62
(中略)
1年を通して何かに挑戦し続けられるほど、人間の意志は強くありません。実現が困難に思えてしまうような目標を掲げて、3日坊主に終わるくらいなら、より簡単に見える目標に置き換えるべきです。
P.63
「今より痩せたい」という目標ではあいまいすぎて、なかなかやる気が出ません。
「1年間で12kgやせよう」なら具体的。しかし、ゴールが遠すぎるのです。
「1カ月で1kgずつやせよう」「半月後には0.5kgやせていよう」と小刻みに目標設定すれば、近い目標が明確になり、やる気が出ますね。
まとめ
1.「声出し」で身体はやる気モードに変わる
2.行動に移せない時には「今日だけは…」と唱えてみる
3.「いつまでにどれくらい」を小刻みに設定すると行動につながる
どれも難しくありませんね?
「やる気はあるのに動けない」、そんな自分を操り、やりたいことをどんどん実現させていきましょう!
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。