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2018年03月06日

英語初心者のための勉強法|基礎を身に付けるポイントとは?

英語 初心者 勉強法大学生のうちに英語を学び、ビジネスで使える最低限のコミュニケーション能力を身に付けておくことは、就活時だけでなく、就職してからも役に立ちます。近年、英語学習を取り巻く環境は非常に整備されており、英会話スクールに通わなくても、オンライン講座や動画投稿サイト、ラジオなどを教材にして、手軽に独学しやすくなっています。この記事では、英語にほとんど触れる機会がないという「初心者」向けに、成果の出やすい勉強法をご紹介します。

初心者が英語の勉強を始めるときの注意点

英語 初心者 勉強法英語学習に関する環境が整っている分、初心者には選択肢が多すぎて、「どのように勉強を始めるのがいいのか」と迷ってしまうことがあります。そこでまず、初心者が英語学習を始める際の注意点をお伝えします。

いきなりネイティブスピーカーに教わろうとしない

英語を使うことに慣れていない初心者の場合、最初から日本語がほとんどできない英語のネイティブスピーカーに教わることはおすすめしません。初心者とネイティブスピーカーのやり取りでは、単語のキャッチボールに終わることが多く、質問したいことがあっても意図が伝わらずに、ストレスが溜まりがちになるからです。まずは、ネイティブ並みの英語力を持ち、初心者を指導した経験のある日本人に教わり、慣れてきたらネイティブスピーカーの指導を受けるというように少しずつステップアップしていくのが良いでしょう。

聞き流しの学習をしない

聞き流しの学習方法も、初心者に向いているとは言えません。なぜなら耳が英語に慣れていなかったり、英語のボキャブラリーが少なかったりする状態では、耳が英語を「言葉」として捉えきれないからです。ほとんど基礎が身に付いていない状態で何度聞いても、単なる「音」で終わってしまい、十分な学習効果は得られにくいでしょう。
映画を字幕なしで見る練習も同様で、ある程度基礎を固めてからトライすることをおすすめします。

目標を決めずに学習を始めない

「とりあえず英語が上手になりたい」という漠然とした目標で学習を始めても、すぐ挫折してしまうでしょう。英語学習を始める際は、「6カ月後のTOEICで600点を目指す」「1年後に海外留学に行くので、留学先の学校やホームステイ先で会話に困らないようにする」などと、明確なゴールと目標達成までの期間を設定することが大切です。

 

初心者が英語を上達させる方法

英語 初心者 勉強法初心者はまず基礎を固めることに専念しましょう。それが最も速く英語が上達する方法です。基礎固めの具体的なポイントをお伝えします。

英単語を覚える

英語力の基盤を作るには、英単語を覚えてボキャブラリーを増やすことが大事です。英単語を覚える際は、例文付きの単語帳を使って、活用事例を確認しながら覚えましょう。実際の英文での使われ方を併せて学ぶことで、単なる丸暗記ではなく使える英語として習得できます。

さらに、発音をセットで覚えることも大事です。発音記号を確認するだけでなく、ネイティブスピーカーが発音している音声を聞いて耳に覚え込ませると、リスニング力の向上につながります。

基礎を身に付ける

英語の文章に慣れていない人は、まず基礎文法を学びましょう。英文法の勉強は、日本語とは異なる英語の構造を理解するために欠かせません。

初心者の場合、最初は中学生レベルの基礎文法を確実に習得してください。中学生向けの参考書や、大人向けの初級者レベルのテキストの中から解説の豊富な教材を選び、1冊解き終えることを目指します。

また、勉強を継続させるためには、「毎日30分以上」などと勉強時間を決めることがポイントです。例えば、テキストで学習する場合、章で扱う内容によって理解度が異なるため、ページ数でノルマを決めてしまうと難易度の高い章に長い時間がかかり、挫折しやすくなります。

英語の音に慣れる

少し英語に慣れてきたら、英語の発音や英語特有のリズムに耳を慣らしていきましょう。最初は全く聞き取れなくても、リスニングを続けることで次第に耳が慣れ、聞き取れるようになっていきます。

英語の音声を流し、聞いた英語をすぐ復唱する「シャドーイング」という学習方法は、英語のリスニング力向上に有効です。いきなりシャドーイングをするのが難しいなら、英語を聞いた後でテキストを何度も音読し、再度挑戦してみましょう。聞き取れなかった音も、音読を経ることで理解しやすくなっているはずです。

また、聞き取った英文を全て書き取る「ディクテーション」という学習方法も、英語の音に慣れる上で効果的です。書き取ることで、聞き取れていない部分がはっきりとわかります。その後、聞き取れなかった部分を意識してリスニングをすると、聞き取り能力が少しずつアップしていきます。

英文を多読する

日々できるだけ多くの英語に触れることが学習のポイントです。そのためには、なるべくたくさんの英語に触れるように努めましょう。ボキャブラリーが増えてきたら、物語・エッセイ・ニュース記事など、自分が興味を持つ分野の英文を多読することをおすすめします。初心者向けに、やさしい英文で書かれた書籍や、難しい単語に解説が付いている本もあります。多読を積み重ねることで英語力はどんどん伸びていきます。

英語でアウトプットする

インプットした英語を定着させるためには、アウトプットが欠かせません。英語でアウトプットするには、ネイティブスピーカーとコミュニケーションを図るのが一番です。オンライン英会話や英会話カフェなどを活用してアウトプットの機会を作りましょう。

また、英語で日記を書くことも、英語のアウトプットを習慣づけるのに有効です。習得した英語表現を使って日記を書き続けることで、学習内容を忘れにくくなります。

ただし、ライティングについては、英文をネイティブスピーカーに添削してもらうことが大事です。ネイティブスピーカーが添削してくれるサイトもありますので、正しい英語表現を身に付けましょう。

 

英語初心者も無理なく続けられる勉強法

英語 初心者 勉強法「継続は力なり」という言葉は、英語学習にもそのまま当てはまります。最初はつらく感じても、聞き取れる英語が増えてくれば楽しくなってくるもの。ここでは、耳が英語にやや慣れてきた初心者が、続けやすい学習法をご紹介します。

ラジオを活用する

NHKのラジオ講座を聞く学習は、日常生活に取り込みやすい方法です。時間は10~15分。レベルも小学生向けの「基礎英語0」から難易度の高い「実践ビジネス英語」まで幅広くそろっています。ただし、毎日継続して聞くとともに、講座が終わったら復習することが大切です。

Podcastを聞く

Podcastとは、インターネットラジオおよびインターネットテレビのことです。無料で視聴できる番組がほとんどで、英語の番組も数多くあります。中には、BBC(英国放送協会)が提供している英語学習者向けのプログラムもあって便利です。Podcastはスクリプトをダウンロードできるので、移動中などの隙間時間にも学習できます。

オンライン英会話でネイティブスピーカーと話す

オンライン英会話は、スピーキング力アップに効果的です。ただし、全くの初心者が受講するよりも、多少の基礎が身に付いてから利用するのが良いでしょう。

オンライン英会話はスマートフォンやタブレット、PCがあればどこでも受講可能で、レッスン費用が比較的低価格なのが魅力です。また、自分の都合やペースに合わせて受講できるため、学習を続けやすいでしょう。

隙間時間に英語の動画を見る

YouTubeなどの動画投稿サイトには、英語学習者向けの動画が大量にアップされています。見ているだけでも面白く工夫されているものがたくさんありますので、隙間時間にチェックしてみると良いでしょう。

ほかにも、英語のニュースやトーク番組、「TED」などのプレゼンテーション動画を見るのも効果的です。学習を始めたばかりの初心者には難しいですが、少し慣れてきたら、映像による視覚情報が理解を助けてくれるので飽きずにトライできるでしょう。本場の英語を少しでも聞き取れるとモチベーションアップにつながります。

 

レベルに合った学習法で、基礎から着実にステップアップを

初心者が英語を身に付けるためには、レベルに合った学習方法で着実にステップアップをしていくことが大切です。話題の教材に挑戦しても、レベルが合っていなければ挫折してしまうことも多々あります。また、できるだけ毎日英語に触れ、長く継続して学ぶ姿勢が求められます。英語学習法は数多くありますが、「学問に近道なし」と心得、基礎から少しずつ学んでいきましょう。

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