スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2020年01月24日

仕事の失敗が怖い!ミスで落ち込んだ時の効果的な立ち直り方6選

仕事_失敗_落ち込む

仕事で失敗をして上司に怒られて落ち込むことってありますよね。数日、落ち込んだままだったり、また失敗するんじゃないかと不安になったり。そんなときに立ち直る方法を、東京大学大学院工学系研究科教授の中尾政之先生に教えてもらいました。

仕事で落ち込んだ時は“考え方をちょっと変えるだけ”で立ち直りは早くなる

仕事_失敗_落ち込む
失敗は誰しもがするものです。どんな賢人や成功者も失敗したうえで成功を掴みとってきました。そんな人たちの共通点は「失敗してもなるべく早く立ち直って、再び挑戦する」こと。落ち込みを極力引きづらないことです。とはいっても、簡単に立ち直れないのも事実。
ただ、ちょっとした考え方の変化で気持ちがラクになるし、切り替えることはできます。落ち込みやすい人は以下のことを実践してみると、立ち直りが早くなりますよ。

その1:反省は建前だけにする

失敗をしたときに、上司や先輩から「反省しろ」と怒られるかもしれませんが、「すみません、反省します」と100回言ったところで状況は改善しません。反省をすると失敗したことを改めて思い出して落ち込むだけなので、二度落ち込む作業をしているようなもの。
やるべきは、反省するより失敗した原因を見つけることです。仕事で失敗してしまった原因を理解して知識化し、教訓化すれば再発は防げます。ただ、上司の前では建前として「反省します」とはしっかり言っておきましょう。そうしないと態度が悪いと追加で怒られる可能性があるので、余計に落ち込んでしまう原因になります。

その2:失敗を自分のせいにしない

失敗には必ず原因があります。仕事での失敗で落ち込みやすい人は、その原因を「自分のせい」にしがち。まずは自分を責め立てるよりも技術面や仕組的に失敗がなかったかに視点を変えてみましょう。たとえば、書類提出の締切を忘れていたのであれば「自分が忘れていたのが悪い」で終わるのではなく、なぜ忘れてしまったのかを考えます。そうすると「最近、睡眠不足でボーッとしがちだったから睡眠時間をしっかりとろう」とか、「仕事量が多すぎて忘れてしまったから他の人に仕事を振れないか考えよう」と思えば、仕事の失敗でも落ち込みづらくなり、前向きな解決方法も見えてきます。

その3:他人は自分が思うほど自分に興味を持っていないと意識する

仕事の失敗で落ち込む原因として、「こんな失敗をしたら、周りから仕事ができないヤツだと思われる」と周りからの評価を気にしてしまう人も多いでしょう。ハッキリ言ってしまうと、周りは自分が思っているほど他人に興味はありません。

あなたが失敗したところで、周りは「あいつ失敗したな」と一瞬思うかもしれませんが、翌日には忘れていることがほとんど。なぜなら、それよりも自分のことで精一杯だからです。他人はそれほど自分に注目していないものだと意識すれば、より落ち込みづらくなり自然と気分もラクになるはずです。

その4:逃げる場所をつくる

失敗した後に一番ツライのは、逃げられない状況にいること。仕事で失敗したときの状況や怒られたことが頭から離れずにずっと考えてしまうと、より落ち込んでしまい立ち直りも遅くなります。失敗した日は忘れられる逃げ場所に避難してください。オススメは友人と話すこと。話すことでスッキリしますし、原因も見つかるもしれません。SNSなどのインターネットでのチャットでもいいのですが、出来れば対面がベストです。

ただ、注意したいのは失敗して落ち込んでいる自分に対してダメ出しをするような友達ではなく、聞き上手な友達に話すこと。話を聞いてくれる友達との時間は最大の逃げ場所になります。

その5:自滅をしない

仕事での落ち込みから立ち直りにくい人の特徴として、「自滅してしまう」というものがあります。自滅とは、「いつも失敗してしまう」「だから自分はダメなんだ」と自分で自分を責めて潰れてしまうこと。自らストレスをかけてしまっているのです。
ストレスは意識すれば自分でコントロールができます。コントロール方法は自滅しそうなときに「仕方がない」と口にすること。事実、してしまった仕事での失敗は落ち込み続けていても「仕方がない」ので、実際に言葉に出してストレスを解放してください。

その6:違う道もあると考える

細かい作業でいつも失敗してしまう、人と話すのが苦手で接客でミスをしがち、など同じような失敗を繰り返しているのなら、その仕事は根本的に合っていない可能性があります。それならば他の仕事を探すのもひとつの手段。今の仕事では失敗が多くても、他の仕事ではあなたの力が発揮できるかもしれません。自分の能力を必要としている場所は必ずあると考えて、転職や他の道を選ぶのもオススメです。

仕事での失敗をふせいで落ち込みそのものを減らす“火の用心”ポイント

仕事_失敗_落ち込む
落ち込みやすい人は特に、仕事での失敗をした後にどうすればいいか「火消し」を考えるより、事前に失敗を防いで落ち込みそのものを減らす「火の用心」をすることが肝心です。単純ミスが多い人などは、以下のような「火の用心」を心掛けてください。

スケジュール帳を持つ

スケジュール帳を持たない人より持っている人のほうが失敗が少ないという研究結果があるほど、スケジュール帳は必携。仕事でのミスが多い場合、今日やるべきことを書いておき、やったら任務完了と書きます。忘れ物が多い場合なら、持っていくものを事前に書いておく。記述化することで覚えやすく、忘れにくくもなるので書き出すことは大切です。

違和感を大切にする

違和感とは「いつもと違う」と感じることです。たとえば「この資料、ずっと机にあるけれど何に使うんだっけ」とか「何かを見落としている気がするからもう一度確認しようか」など、「何かおかしい」を敏感に察知して、その理由を追求します。そうすると失敗の原因に辿り着くことが多いのです。仕事で失敗を繰り返す人は、そもそも違和感すら抱かない人が多いので「何か違う」を敏感にキャッチする目を養ってください。

失敗の“類似性”に気付く

まったく同じ仕事上での失敗はなかなかありませんが、似たような失敗はありがちです。その原因を書き出してみると例えば「忘れ物が多い」「誤字が多い」「名前を間違えがち」など、共通事項として“確認作業が甘い”という類似性に気付く場合があります。自分の失敗に共通するポイントを把握しておけば、いつもより注意して行動するようになりますから、失敗すること自体もそれによって落ち込むことも必然的に減るでしょう。

まとめ

失敗をして学ぶことはたくさんあります。どんな偉人でも失敗しない人はいません。失敗で落ち込んで不安がるよりも、早めに気持ちを切り替えて、失敗を恐れずに再度トライすれば良い結果が出るはずですよ。

■プロフィール
中尾政之
東京大学大学院工学系研究科教授・博士(工学)。NPO法人「失敗学会」を立ち上げ失敗学を研究する第一人者。著書に『失敗百選』『なぜかミスしない人の思考法』など多数。

企画・編集:小川晶(リクルートジョブズ)/ライター:中屋麻依子

早速バイトを探してみよう