回送バイトの仕事内容とは。良いところ、きついところを紹介

車が好き、運転が好きな人のなかには回送のアルバイトに興味を持っている人も多いのではないでしょうか。ここでは回送の仕事内容や必要な資格、仕事の流れなどについて紹介します。

回送とは車を運転して目的地まで運ぶ仕事

回送とは、レンタカーや新車・中古車・商用車を目的地まで運ぶ仕事です。主にレンタカー店での仕事のひとつの場合と、回送専門会社で働く場合があります。

レンタカー店では駐車場から店の前に車を移動させる、他店舗から自店舗まで運転して移動させる、店舗から工場に移動させるなどが主な仕事になります。営業所周辺を運転するため、長距離を運転することは少ないようです。扱う車は普通車が主になりますが、高級車や大型車両を運転することもあります。

回送専門会社では、会社からの指示のもと、指定の場所・時間に車をピックアップして、目的地まで運びます。店舗からお客様の自宅などの近距離、中〜遠距離の店舗から店舗、工場から店舗などに大型車に乗せて運ぶなど、案件によって運転する距離は異なります。そのため、1案件1～2時間で完了するものや、深夜に回送を行なうものなどさまざまなケースがあります。

普通自動車免許があれば始められる

回送のアルバイトに必要な資格ですが、基本的には普通自動車免許の資格があればOKというところがほとんどです。極端に運転に苦手意識がなければはじめられ、大学生歓迎の募集もあります。募集によっては自動車運転免許取得1年以上、AT限定不可という会社もあるので、応募前に募集内容を確認しましょう。

回送バイトの良いところ・きついところ

良いところ

回送バイトでは、国内外の小型車からワンボックスまで、幅広い車を運転する機会があり、車の知識も増えて車好きには楽しいチャンスとなります。車庫入れや縦列駐車などの運転スキルも上がり、抜け道など道路にも詳しくなるのがメリットです。また、車を取りに行く移動や運転など、仕事そのものも一人で行うことが多いので、一人でできる気楽さもあるようです。

きついところ

バイト先にもよりますが、経費の立替が発生することがあります。近距離であれば問題ありませんが、中〜長距離になると金額が大きくなり、精算日まで苦しくなることもあるようです。レンタカーの場合は、貸出の時間が決まっているため、納車時間に間に合うようにすることも心理的な負担になる人もいるようです。
また、回送専門会社などの単発のアルバイトは、時給が高くないことも多かったり、比較的幅広い世代が働いているので、大学生にとってはバイトを通して同年代の仲間を作るのはしにくい環境でもあります。

まとめ

回送バイトの仕事は、一人で黙々と車に携わることができるので、色んな車を乗り比べたい人、運転が好きな人には、のびのびと働けるアルバイトと言えそうです。

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