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2020年01月29日

八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)インタビュー『興味の有無を超えて挑戦することーーフットワークの軽さは人生のプラスになるはず』

EXILE LDH FANTASTICS ファンタスティックス 八木勇征 タウンワークマガジン バイト2018年12月のメジャーデビュー以降、第33回日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーティスト(邦楽部門)を受賞するなど、注目のアーティストFANTASTICS from EXILE TRIBE。ボーカルの八木勇征さんに、グループ加入前のバイト経験についてお話を伺いました。待望の1st Albumとなる『FANTASTIC 9』についてもインタビュー!

 

デビューからの1年を凝縮した1st Album『FANTASTIC 9』が完成!

EXILE LDH FANTASTICS ファンタスティックス 八木勇征 タウンワークマガジン バイト――メジャーデビューから約1年、間もなく1stアルバム『FANTASTIC 9』がリリースされます。最新シングル「Time Camera」の歌詞のように、まさにデビューからの一瞬一瞬の輝きを詰め込んだアルバムになりましたね。

そうですね。1stアルバムということで、デビューシングル「OVER DRIVE」から最新シングル「Time Camera」までのタイトル曲はもちろん、新曲「FANTASTIC 9」やEXILEさんのカバーである「Turn Back Time -FANTASTICS Version-」も収録されています。1年という短い時間ではありますが、いろいろなテイストの楽曲に挑戦させていただいた期間だったので、僕たちの成長やFANTASTICSの振り幅の広さを感じてもらえる1枚になったと思います。

――中でも新曲「FANTASTIC 9」は、ファンや仲間との絆を感じさせるミディアムナンバーとなっています。勇征さんは、どんなことを考えながらレコーディングに臨みましたか?

「FANTASTIC 9」はアルバムタイトルでもありますが、僕達にとってすごく重要なタイトルなんです。昨年、初めて廻らせていただいた単独ツアーのタイトルも『FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE』ですし、(中尾)翔太くんを含む9人でFANTASTICSだという想いが強いので。でも、だからといって、「FANTASTIC 9」は悲しい気持ちを込めた曲ではなくて。聴いてくれた方に対しても訴えかける力のある、とても前向きな曲になっていますし、僕自身、この曲を聴いてくれる方1人1人のために歌いました。

――アルバムをリリースした後、3月からは単独ツアー『FANTASTICS LIVE TOUR 2020 “FNT”』が始まりますが、ライブのことも意識していましたか?

はい、ライブもイメージして歌いました。この曲のラストのサビは、パフォーマーも含めたメンバー全員で合唱していますが、『FANTASTICS LIVE TOUR 2020 “FNT”』では、会場にいるお客さんも一体となって歌ってくれたら嬉しいです。そういう意味で、「FANTASTIC 9」はみんながFANTASTICSの一員になれる曲だと思います。

 

サッカー一筋だった学生時代を経て、新しいことに挑戦するために始めたバイト

EXILE LDH FANTASTICS ファンタスティックス 八木勇征 タウンワークマガジン バイト――ここからは、勇征さんのバイト経験や仕事に対する考え方についても伺っていきます。勇征さんの場合、高校までサッカー少年だったからバイトデビューは遅そうですね。

そうなんです。中高はサッカー一筋だったので、大学に入ってから、友達が働いていた居酒屋に誘ってもらって働き始めました。家が近いとか、お給料がいいというのも理由の1つなんですけど、サッカーをやめたばかりだったので、新たな刺激がほしかったんだと思います。昔から失敗した時や気分を変えたい時は、新しいことに挑戦するようにしているので、それがこの時はバイトでした。

――刺激という面では、色々なバイトに挑戦していたりするのでしょうか?

わりとそうですね。2017年に『VOCAL BATTLE AUDITION 5』を受けたので、期間としては2年間しかやっていませんが、その中でも3つの職業を経験しました。

――サッカーをやめてすぐに歌を習い始めたのかと思いきや……。

『VOCAL BATTLE AUDITION 5』を受けるまでは、歌は趣味の範囲でした。歌のレッスンもオーディションがキッカケで始めたので、それまではバイトと学業に追われていました。

 

指示される前に動くことで、相手の立場にたって考えられるようになった

EXILE LDH FANTASTICS ファンタスティックス 八木勇征 タウンワークマガジン バイト――居酒屋ではどんな仕事をしていたんですか?

あまり大きな店ではなかったので、ホールもキッチンも両方やっていました。とくに好きだったのは接客。ただ、注文をとるのは苦手でした。というのも、チェーン店だと文字を打ち込んで記録する機械があると思いますが、当時のバイト先にはなかったので、メニューを覚えるのが大変で……。頭がパンパンになりながら、なんとか覚えていました(笑)。

――接客をする際に大事にしていたことはなんですか?

たとえば、「あのお客さん、水がなくなりそうだな」と思ったら、すぐに水を注ぎに行くとか。お客さんのほうから要望を言われる前に、相手の立場に立って行動するようにしていました。お客さんから「ありがとう」と言われると充実感もあるので、それは心がけていましたね。

――そういった充実感ややり甲斐は、今、アーティストとして活動している中でも感じますか?

そうですね。お客さんに喜んでもらえると、自分達ももっとクオリティーの高いパフォーマンスをしようと思えますし、相乗効果でより良い方向に進めるので。そういう感覚は、バイトをしていた頃も今も、通じるものがあると思います。

 

制服のかっこよさと肉が食べられるから続いた料理店でのバイト

EXILE LDH FANTASTICS ファンタスティックス 八木勇征 タウンワークマガジン バイト――居酒屋の他にはどんなバイトを?

居酒屋をやめた後は、大学に通いつつ、ブラジル料理店とパーソナルトレーナーのバイトを掛け持ちしていました。シュラスコというブラジル料理があるんですけど。

――肉の塊を削ぎ落として食べる料理ですよね。外国人の店員さんが切ってくれるイメージがあります。

そう、それです。その肉を切り落とす役をアサードと言いますが、アサードは、本場の雰囲気を楽しんでもらうために、外国の方やハーフの方が担当することが多いんです。でも、僕は顔の彫りが深いというだけで任命されて(笑)。本当はここでもホールがやりたかったんですけど、ひたすら肉を切っていました。

――そこでバイトを続けた理由はなんだったんでしょうか?

バイトの制服がカッコよくて、賄いで肉が食べられるからです(笑)。

――賄いで肉を食べつつ、パーソナルトレーナーとして働くのは、マッチョにとっては最高の生活ですね(笑)。

身体作りには肉が欠かせないですからね。トレーナーの仕事は、僕が『ミスターボディースーパーモデル2016』に出場した時に、ジムを経営している方に誘っていただいたのがキッカケで始めました。もともと身体を鍛えるのは好きだったので、パーソナルトレーナーもシュラスコも、どちらも楽しんで働いていました。

 

目標を達成したときのお客さんの笑顔や“ありがとう”の言葉がすごく嬉しかった

EXILE LDH FANTASTICS ファンタスティックス 八木勇征 タウンワークマガジン バイト――パーソナルトレーナーは、具体的にどんなことをするんですか?

食事のサポートと、トレーニングの補助やメニューを作るのが主な仕事ですね。僕が担当していた方は、結婚式までに綺麗にドレスを着られるようになりたいという花嫁さんとか、ダイエット目的の方が多かったので、鍛えるというよりは程よく引き締めるためのメニューを考えていました。この仕事でやり甲斐を感じたのは、「何キロ落ちてました!」と報告をもらえた時。なによりも、目標を達成した時の笑顔や、その時に言ってもらえる「ありがとうございました!」はすごく嬉しかったのを覚えています。

――とはいえ、大学にも通いながらバイトを掛け持ちするとなると、両立が大変そうです。

そうですね。週5で大学に通っていましたが、パーソナルトレーナーはお客さん優先のスケジュールになるので、授業の合間にシフトを入れたりしていました。だから、一度に受け持つのは3~4人が限界。パーソナルトレーナーのバイトが多く入っている週は、シュラスコを減らしたりして、なんとか調整していました。スケジュール調整は、初めはかなり苦手でしたが、お客さんの生活を管理するのがパーソナルトレーナーの仕事なので、そういう生活をしているうちに慣れました。

――では最後に、これからバイトを始めようと思っている方や夢が見つからないという方へアドバイスをお願いします。

僕も以前はそうでしたが、最初から明確な夢や目標がある人は少ないと思うんです。でも、興味の有無に関わらず、色々なことに挑戦していくことで、自分の好きなものが見えてくると思いますし、フットワークの軽さは自分の人生にプラスになります。だから、ヘンに萎縮せずにのびのびと、まずはバイトという一歩を踏み出してみてください。

 

■Profile
八木勇征
(やぎ ゆうせい)

FANTASTICS from EXILE TRIBEは、EXILEの世界・佐藤大樹を中心に、パーフォーマー集団として2016年12月29日に結成。八木は、2017年にオーディションを経て、中島颯太と共にボーカルとして加入。2018年4月から6月にかけて行われた夢者修行FANTASTIC 9では、デビュー前にも関わらず、全国33会場78公演で、約7万5000人を動員。同年12月に、「OVER DRIVE」でメジャーデビュー、第33回日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーティスト(邦楽部門)を受賞。2019年は、グループ初の単独ホールツアーを成功させている。

◆FANTASTICS from EXILE TRIBE Official Twitter:@fantastics_fext
◆八木勇征 Official Instagram:@yuseiyagi_official

企画・編集:ぽっくんワールド企画 撮影:河井彩美 取材・文:斎藤碧

 
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