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2016年03月30日

大学生に緊急リサーチ! 自己紹介の「しくじりエピソード」から学ぶ正攻法は?

自己紹介メイン
進級や進学などで、新しい出会いが増えるこの季節。楽しみな半面、自己紹介が憂鬱…なんて人も多いのでは? そこで、大学生・専門学校生に「これまでに目撃した、イタイ自己紹介の例」について緊急調査。先輩方たちのしくじりエピソードから、失敗しない自己紹介を学んでいきましょう。

しくじりの典型例は、「意味のない言葉を連発」「言葉に詰まる」「スベる」

今回、自己紹介のエピソードについて教えてくれたのは、200人の現役大学生・専門学生たち。まずは実際に見た、自己紹介の「失敗パターン」について、聞いてみました。

■よくある自己紹介の失敗パターンは? (複数回答)      
自己紹介グラフ

◆「あー」とか「えー」などを連発
「“えー”を使いすぎて話が長くなり、最終的に何を言っていたか分からなかった」(大学生/男性)
「緊張のせいで“えー”を連発して、笑いをとろうとするもテンポがおかしくなりスベっていた」(大学生/女性)
「“あー”と口ごもっているうちに内容が分からなくなってしまったらしく、あやふやなまま終わっていた」(大学生/女性)

◆言葉に詰まって沈黙
「沈黙が続いて、変な空気になっていた」(大学生/男性)
「緊張しすぎて顎がガクガク震えていた。 声が一言も出ていなかった」(大学生/男性)
「1分ほど沈黙が続いた」(短大生/女性)

◆笑いを取ろうとしてスベッていた
「名前をネタにしたギャグを何回か取り入れていたが、すべてスベっていた」(大学生/女性)
「笑いながら自分のあだ名について話していたが、初対面の人には何が笑いのポイントなのか全然伝わらず、変な空気になっていた」 (大学生/女性)
「自虐ネタを話していたが、イタすぎてスベっていた」 (専門学生/女性)

◆声が小さくて聞こえなかった
「緊張しているせいか、声が小さくて印象が悪くなった」(大学生/男性)
「声が小さいのに長い自己紹介だったため、聞いている方もうんざりしている様子だった」(専門学生/男性)

自己紹介で失敗しないための対処法

そこで本題! 上記の「しくじり例」をもとに、失敗しないための自己紹介のポイントを整理していきましょう。

1.事前準備

「自己紹介で言うことを箇条書きにしておく。話す内容は2、3点に絞る」(大学生/女性)
「鉄板ネタを1つ用意しておく。自己紹介は1回なので使いまわせる」(大学生/男性)
「話せそうなネタのリストを作っておく」(大学生/男性)
「ひらきなおって自分なりの自己紹介を考える(笑いを取りにいかず、関心をとりにいく)」(大学生/女性)

「自己紹介における鉄板ネタ」をいくつか備えておくと心強いもの。ただ、無理してスベっては元も子もないので、プロフィールを簡潔にまとめるなど、笑いをとらない潔さも大切。

2.話し方

「声は大きくはる。注目してもらいたいところで声の抑揚を使う」(大学生/男性)
「うまくできた人の話し方、形式をパクる」(大学生/男性)
「常にゆっくり過ぎるくらいで話すことを心がける」(大学生/男性)

話し方のカギは「ゆっくり」と「抑揚」にあり。ずっと大きな声を出さなくても、ポイントとなる言葉をはっきり/しっかり言えると、スピーチ上手といえそうです。

3.緊張をやわらげる考え方、コツ

「急に話しだすと緊張してしまうので、最初にお辞儀をしたり、手を挙げてから話すなど、ひと呼吸入れるようにする」(短大生/女性)
「“これは練習だ”と心の中で自己暗示をかける」(大学生/男性)
「話す前に、自分が緊張していることを相手に伝えると少しほぐれる」(大学生/男性)

ムリにカッコイイ自分を見せようとせず、できるだけ自然体&リラックスが、成功の近道。ひと呼吸おく、自己暗示をかけるなど、自分にあったリラックス法を見つけましょう。

4.失敗したときの切り替え、対処法は?

「噛んでしまってもカバーできるよう、笑顔を振りまきながら話す」(大学生/男性)
「笑顔。“終わり良ければすべて良し”ならぬ“始まり(第一印象)よければすべて良し”で、笑顔を心がける」(大学生/男性)
「失敗して、どこを向いたらいいかわからない時は、とりあえず机の後ろの方向を見る」(大学生/男性)

とにかく、失敗も愛嬌のうち。まず「笑顔」さえあれば、多少の失敗は乗りきれる! と前向きにとらえて、話す前に「笑顔」の練習をしておくのもよいかもしれません。

まとめ

自己紹介が上手にできると、その後の人間関係もスムーズになり、その後の会話も進展していきます。「苦手」「できれば避けたい」という気持ちもよーーくわかりますが、上手な自己紹介はアルバイト先ではもちろん、「就活」「社会人生活」でも欠かせません。新しい季節を前に、ぜひ一度、すべらない自己紹介を考え&練習してみてはいかがでしょうか。

文:嘉屋恭子

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