就活の自己PRバイトの第1位「男子:スーパー」「女子:居酒屋」
就活での自己PRの定番ネタのアルバイト経験談。バイトを始めた大学1-2年の頃は就活を意識していなくても、就活をスタートする頃にはアルバイト=社会の入り口と気づき焦る人も少なくない…。そこで、社会人1~3年の先輩に「就活の自己PRに使ったバイトの職種」ランキングを調査してみた。
就活アピールに使ったランキング
■ 男子編
第1位 スーパー
第2位 コンビニ
第3位 居酒屋
第4位 塾講師
第5位 ファミレス
第6位 飲食店スタッフ
第7位 イベントスタッフ
第8位 カフェ
第9位 商品梱包
第10位 ファストフード
■ 女子編
第1位 居酒屋
第2位 飲食店スタッフ
第3位 ファストフード
第4位 コンビニ
第5位 カフェ
第6位 塾講師
第7位 スーパー
第8位 ファミレス
第9位 アパレル販売
第10位 事務作業(データ入力、事務補助)
人と接する長期バイトがアピールしやすい
ランキングを見ると「スーパー」や「コンビニ」「ファミレス」「塾講師」など、人と接するバイトが多い。長く働き続けることで、バイトを通じて自分なりに成長した点をエピソードにしやすいようだ。どのようなアピールをしたか一部をご紹介しよう。
職種別:就活でのアピール談
■ スーパー
・「お客さんの気持ちなって商品を取りやすい棚に移動。お客さんから好評を得て、小さな心遣いから生まれるサービス精神を身につけることができました(24歳/男性)」
・「たくさんの部門を掛け持っていたことで、臨機応変さをアピールした(24歳/女性)」
・「(忙しい時間帯の経験を通して)仕事の効率化を考えるくせがついた(25歳/女性)」
■ コンビニ
・「無遅刻無欠勤で4年間続け、後輩クルーの指導も任されました(24歳/男性)」
・「接客をしていくにあたって、身についた柔軟性や、常連のお客さんが購入する商品(タバコなど)を把握し、すぐに用意する先読みの姿勢(25歳/女性)」
■ 居酒屋・飲食店
・「忙しさに合わせて、キッチンとホールを行き来して臨機応変に動ける能力を得たこと(居酒屋経験/25歳/男性)」
・「レジでプリペイドカードをオススメして全国1位になりました(居酒屋経験/25歳/女性)」
・「時間帯のリーダーを任せられたことが自信になりました(飲食店経験/25歳/女性)」
・「子どもから高齢の方まで利用されるので、いろいろな方と関わることでコミュニケーション能力を身につけました(ファストフード経験/25歳/女性)」
いかがだろうか。最初からガチガチに就活を意識するよりも、大切なのは、バイトを有意義に楽しくするための「自分なりの工夫」をする姿勢。そうすれば、結果、自分なりの発見や成長につながって、自己PRにもなる、というからくりのようだ。
※データ:大学卒業した22歳~25歳の社会人900人に調査(2014年3月27日~4月7日)/調査協力:株式会社クロス・マーケティング
※この記事は2014年5月15日にタウンワークマガジンに掲載されたものです。